2021年04月03日
3月上旬。4年連続で登山口の鳩待峠までバスが運休している尾瀬ヶ原へ。ピッケルとアイゼンを使わない、また、1泊のところを2泊にして、余裕のある山行を計画しました。
3日間。カモシカに出会っただけで、誰にも会わず、電車も空いていて、沼田駅から鳩待入口(戸倉)間のバスは貸切りでした。
そして、四股はすごいと実感しました。食事と珈琲が、いつもの山ごはんより美味しく感じられました。

初日は満天の星空の下で眠りました。

日の出まえ。雲が燧ヶ岳を呑み込みそうで…その後、左に抜けていきました。

至仏山はモルゲンロート。

至仏山の森林限界から望む燧ヶ岳と尾瀬ヶ原。

尾瀬ヶ原を縦断中。小至仏山が姿をあらわして、至仏山は雄大な山容を魅せる。

燧ヶ岳が見守る龍宮小屋。

そして、尾瀬ヶ原の端っこ見晴(下田代十字路)まで歩いてきました。ゆっくり写真を撮り、食事や珈琲を楽しみながら3時間。小屋はまだ営業前でひっそりしています。

日暈と至仏山。

尾瀬ヶ原も春が近づいています。雪が溶けてまた固まりを繰り返して、波のような紋様を描きます。

2日目の朝。テントが強風で飛ばされそうです。夜は月も星も出ていなくて〝漆黒の闇〟貴重な体験をしました。この世にこんな暗闇があるのかと思うほど何も見えませんでした。
そして、深夜2時頃から吹雪に…担いできた山道具をすべて酷使しました。帰りは強風のおかげで涼しく快適に歩けました。