2005年10月

2005年10月08日

7日。UPLINK FACTORYに今年8月に急逝してしまったリュック・フェラーリ氏の映画「リュック・フェラーリ ある抽象的リアリストの肖像」の試写会を「art live - sound+dance+visual」のアートディレクション三浦秀彦さんと観に行く。上映の前にリュック・フェラーリ氏と親交のあった作曲家の鈴木治行さんからいいお話しを聞かせていただく。リュック・フェラーリ氏が生活のなかでどんな音たちに包まれていたのか。何を聴き何を感じていたのか。こんなペースで音つくりをしたいたのか…と、なかなか興味深く拝見しました。12月3日に追悼上映会を開催。その後、2006年3月から東京(UPLINK)、名古屋、大阪、福岡、他にて順次公開予定です。

試写会終了後、12月にUPLINK FACTORYで開催予定だった「art live - sound+dance+visual vol.6」の公演日をUPLINKの鎌田さんと決める。12月16日(金曜日)にほぼ決定です。三浦秀彦さんと作品について打合せをする。次回からは「art live - sound+dance+visual」は副題になります。詳細は後日発表させていただきます。楽しみにしていて下さい。

その後、作家で舞踊評論家の乗越たかおさんと来年に予定している企画の打合せをする。詳細が決まりましたらご報告します。乗越さんは「コンテンポラリー・ダンス徹底ガイド」を執筆され、いまや若手の評論家では引っ張りだこ。愛情ある視点はとてもいいです。今後、ご一緒できるのが楽しみです。

打合せ終了後に、10月中旬から1年間、ロンドンで修行(?)される映像作家のmichiさんと会食。michiさんには「art live - sound+dance+visual vol.4、5」に出演していただき、8月青山スパイラルホールの「conscious」で大変お世話になりました。しばらく会えなくなるので出発前に…寂しくなりますが、次はロンドンでの共演を実現させます。

「conscious」公演の音データをいただく。Taguchiにお願いしてマイクで録音した音。スパイラルの空気感はなかなか面白い。ライン録音では感じることができない質感です。私の最後の音で空気が、会場が震え揺れているのが伝わる。早くアルバムを完成させなくてはいけない。

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2005年10月03日

1日。吉祥寺のFourth Floorで阪本剛二郎さん(ギター)とリハーサル。ギターアンプを持ち込まず、Taguchiの音響システムで音を奏でる。今後、阪本さんとは「art live - sound+dance+visual」作品等で共演していくので、Taguchiのスピーカーでどこまで追い求める音を奏でることができるのか確めたかったので、Fourth Floorの宮坂さんにお願いして実現させていただきました。

「パンッ」音が空気を切り裂きました。ギターアンプなしでどこまでエネルギーを感じることができるのだろうか…と半信半疑だったふたりの心が晴れた瞬間でした。スピード感もエネルギーも強い。あらためてTaguchiスピーカーに驚かされました。宮坂さんにも手伝っていただき、卓でEQをコントロールしましたが難しい。卓のEQはフラットで音つくりを続ける。ギターでもTaguchiスピーカーの可能性を大きく感じ、阪本さんはオリジナルのスピーカーをつくりたいと…楽しみです。

私も同時に音を奏でお互いを探る。共振周波数の層をボリュームで出入りさせて奏でる。そこに阪本さんがスピード上げながら音を奏でると、これまでに感じたことがない強度が生まれました。合奏の可能性を見出しました。

阪本さんはギターでスピードとエネルギーを追及している唯一の音楽家。長唄三味線で多くの舞台に立ち、たくさんの生徒さんを抱える師匠でもある。私は阪本さんの魅力のひとつである“間”が大好きです。今後のふたりの共演を注目して下さい。

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2005年10月01日

29日。青山円形劇場に日韓ダンスコンタクトを観に行きました。先日の青山スパイラルホールで共演した、JOUさんのソロ作品「Hanabi」は「art live - sound+dance+visual vol.2」にも出演していただいた、クリストフ・シャルルさんが音楽を担当。公演終了後に話しをしたら、2階でライヴパフォーマンスで音を奏でていたそうです。円形劇場にはTaguchiのずいぶん昔の半円形状のスピーカーが天井にセッティングされていますが、残響がバウンドするとても難しいスペース。

去年11月に「ダンスビエンナーレTOKYO 2004」で森山開次さんのソロ作品「あらはさのくう」で、さとうじゅんこが音楽を担当した時は、客席後ろの壁に埋め込まれているスピーカーを効果的に使っていい音場をつくることが出来ましたが、シャルルさんは壁にスピーカーのあることを知らず残念がっていました。作品はもう少し音のボリューム感を落として、JOUさんの空気感を感じたかったですが、踊りはとても美しかったです。

日本からは他に康本雅子さんがソロ作品「Transit Zutt」で出演。はじめて康本さんの踊りを観ましたが、康本さんの独自の身体言語の先に、遠い音風景を感じました。また、康本さんのビジョンを静かに、そして、力強く感じることができました。ほんとうに素敵なダンスでした。公演後にお話しさせていただきましたが、今後、ご一緒できれば嬉しいです。

会場には舞踊評論家の石井達朗さんもいらっしゃっていて、10月26日(16時30分開場)に慶應義塾大学 日吉キャンパスの来往舎イベントテラスで、石井さんが進行役として黒沢美香&ダンサーズの作品「jazzzzzz-dance」を公演すると教えていただきました。黒沢さんがはじめから終わりまで、ただ踊ることに徹した作品だそうです(最近は行為というパフォーマンスにのみ力を注いでいらっしゃいましたが…)。観に行こうと思います。無料公演です。皆さんもぜひ観に行って下さい。

公演後に作家で舞踊評論家の乗越たかおさんと来年の企画について話す。決定しましたらご報告させていただきます。

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