2006年11月
2006年11月19日
本日(19日)。青山スパイラルホールで『生のものと火を通したもの/闇の碧』の公演です。約1ヶ月続いた、ダンス トリエンナーレ TOKYO 2006の最終日です。本公演には重信芳光さんの音響プラニングで、Taguchiにご協力いただき、メインhighスピーカは、ラインアレイCMX1312を4本。メインlowスピーカは、46cmを2本と、38cm×2を2本、また、仕掛けのlowを38cm×2を2本(lowだけで、46cmユニットが2本と、38cmユニットが8本です!!!)。アンビエンススピーカは、森山開次さんの『KATANA』公演でも使用した、UFOを逆さにしたような反射板が付いた五重塔(13×5連+Tw)を2本です。青山スパイラルホールを音の渦で包み込みたいと思います。美加理さんのパフォーマンスは特異なもの。この競演を体感しに来てください。
11/19(日) 18:00開演
美加理×種子田郷(日本)
『生のものと火を通したもの/闇の碧』
構成:美加理、種子田郷
振付・出演:美加理
音楽・ライブ演奏:種子田郷
衣装デザイン:高橋佳代
衣装製作:岩崎晶子
照明:片田光彦(青山劇場)
音響デザイン:重信芳光(TOPS)
音響システム:Taguchi
協力:さとうじゅんこ、ク・ナウカシアターカンパニー、大石多佳子
会場:青山スパイラルホール
この世の、生のものと火を通したもの。
それらの割合がちょうど良く、団子になって近づいてくるものを、
私は、にほんばかりの足で立ち、巨大な呼吸器と共に、味わいたい。
- 美加理 -
いったい誰の記憶だろう。
この忌々しくも馨しい所業。
血を交わし肉を分け合うあわいの宴。
やがて闇の訪れるとき、
真紅(まあか)に轟き脈打つ宙(そら)が、
遙までみえる。
- 種子田郷 -
同時公演:マシモ・モリコーネ(イタリア)
『#06 & #07 FAT_MAN/LITTLE_BASTARD』
インタビュー
http://www.shibuyabunka.com/special/200610a/index2.html#taneda
会場でお会いできるのを楽しみにしています。
11/19(日) 18:00開演
美加理×種子田郷(日本)
『生のものと火を通したもの/闇の碧』
構成:美加理、種子田郷
振付・出演:美加理
音楽・ライブ演奏:種子田郷
衣装デザイン:高橋佳代
衣装製作:岩崎晶子
照明:片田光彦(青山劇場)
音響デザイン:重信芳光(TOPS)
音響システム:Taguchi
協力:さとうじゅんこ、ク・ナウカシアターカンパニー、大石多佳子
会場:青山スパイラルホール
この世の、生のものと火を通したもの。
それらの割合がちょうど良く、団子になって近づいてくるものを、
私は、にほんばかりの足で立ち、巨大な呼吸器と共に、味わいたい。
- 美加理 -
いったい誰の記憶だろう。
この忌々しくも馨しい所業。
血を交わし肉を分け合うあわいの宴。
やがて闇の訪れるとき、
真紅(まあか)に轟き脈打つ宙(そら)が、
遙までみえる。
- 種子田郷 -
同時公演:マシモ・モリコーネ(イタリア)
『#06 & #07 FAT_MAN/LITTLE_BASTARD』
インタビュー
http://www.shibuyabunka.com/special/200610a/index2.html#taneda
会場でお会いできるのを楽しみにしています。
2006年11月17日
16日。会場の青山スパイラルに入る前の最後のリハーサル。本日は青山劇場の少し大きめのリハーサル室で、パワードのスピーカーが2本(ステレオ)でした。衣装デザインの高橋さん、衣装制作の岩崎さん、照明家の片田さん、舞台監督、舞台監督助手、そして、プロデューサーの小野さんが参加。ここ数日、Macの調子が悪く、音を磨く時間があまり取れないでいますが、頭のなかで再構成はできているので、美加理さんのパフォーマンスを感じて、ライブで音を磨きながら奏でたいと思う。
私の音から通しリハーサルがはじまる。美加理さんのシルエットが美しい…と、突然、Macがフリーズする。ここ最近は、本体に熱がたまると固まるという現象が続いていた。今日も通しまではまめに電源を落として、気をつけていたのですが、恐れていたことが起きてしまった。一度、落ちると、熱が冷めるまでは起動しない。気持ちを切り替えて(切り替えれないが…)、美加理さんに渡したCDでやることにする。ボリュームとEQを操作しながら質感を変える。
美加理さんの集中力は特別。前半は何も心配していませんでしたが、身体で音を感じているのが伝わる。抑制されたシンプルなムーブメントは美しく強い。どんどん音を削りたくなる。中間部分は透明感のある夜の空気感で美加理さんは語る。少し長く感じる。後半に向けて、音は新しくしたので、このリハーサルで試せないのが残念。頭のなかで奏でる。後半も最後を大幅に変えたので、これも試せないのが痛い。いまは美加理さんのパフォーマンスを感じることに集中する。美加理さんのパフォーマンスの構成は面白い。きっといい作品になる。高橋さんが、私の音と共演するために、衣装に音を奏でるものを仕込みたいと言ってくれる。とても嬉しい。楽しみだ。
通しリハーサルを終えて、何人かにOS9の動くMacノートがあるか尋ねるが、もうそんな古いバージョンを持っている人はいない。自宅で使用しているディスクトップを運ぶしかないと…。美加理さんと全体の構成や演出等の打合せ。涼しくパフォーマンスしていると思っていたが、構成していた3つのパフォーマンスを忘れていたことに気づく。それだけ集中していたのか。面白い。新しい音を奏でられなかったことを詫びて、明日の朝までにWebにUPすると約束する。はたして、このMacは動いてくれるのだろうか。
美加理さんと小野さんと渋谷に向かう。途中にある神社でお祭りをしていた。3人で仲良く、無事、いい公演ができることを祈る。私はひたすらMacが動いてくれることをお願いする。帰宅後、原因が熱だとわかっているので、扇風機を出してきて、本体に風を当てながら、音つくりをする(とても五月蝿いが…)。中盤から後半の音をライブ演奏で取り込む。長時間、使用していたが落ちなかった。やはり熱さえ逃がせば大丈夫か。「art live - sound+dance+visual vol.4、vol.5」で共演した、音楽家で映像作家の田中孝さんに相談する。本体の下に置く、冷却ファンがあるから試してみてはとアドバイスしていただく。すっかりその存在を忘れていた。さっそくWebで購入する。会場入りする朝に届くとのことでほっとする。しかし、本番は危険なので、最終の音構成が決まったら、CDを制作して、同時にスタートすることにする。万全の体制で臨みたい。
パソコンで音楽制作をはじめてからずっと使い続けてきたMac。スペックが低いおかげ(?)で、私の音作品の中心になる、エネルギー感あふれるエラー音をたくさん生んでくれた。また慎重に使わないとすぐ止まってしまうので、ほんとうに身体の一部のような一体感があった。愛しいMacである。今後、自宅スタジオ以外でも、マルチ作品を演奏していきたいので、そろそろ新しいMacノートを購入する予定でしたが、何とか本公演をこのMacで乗り切りたい(プラグインのバージョンアップなども必要なので)と思います。ドキドキものだが…。
私の音から通しリハーサルがはじまる。美加理さんのシルエットが美しい…と、突然、Macがフリーズする。ここ最近は、本体に熱がたまると固まるという現象が続いていた。今日も通しまではまめに電源を落として、気をつけていたのですが、恐れていたことが起きてしまった。一度、落ちると、熱が冷めるまでは起動しない。気持ちを切り替えて(切り替えれないが…)、美加理さんに渡したCDでやることにする。ボリュームとEQを操作しながら質感を変える。
美加理さんの集中力は特別。前半は何も心配していませんでしたが、身体で音を感じているのが伝わる。抑制されたシンプルなムーブメントは美しく強い。どんどん音を削りたくなる。中間部分は透明感のある夜の空気感で美加理さんは語る。少し長く感じる。後半に向けて、音は新しくしたので、このリハーサルで試せないのが残念。頭のなかで奏でる。後半も最後を大幅に変えたので、これも試せないのが痛い。いまは美加理さんのパフォーマンスを感じることに集中する。美加理さんのパフォーマンスの構成は面白い。きっといい作品になる。高橋さんが、私の音と共演するために、衣装に音を奏でるものを仕込みたいと言ってくれる。とても嬉しい。楽しみだ。
通しリハーサルを終えて、何人かにOS9の動くMacノートがあるか尋ねるが、もうそんな古いバージョンを持っている人はいない。自宅で使用しているディスクトップを運ぶしかないと…。美加理さんと全体の構成や演出等の打合せ。涼しくパフォーマンスしていると思っていたが、構成していた3つのパフォーマンスを忘れていたことに気づく。それだけ集中していたのか。面白い。新しい音を奏でられなかったことを詫びて、明日の朝までにWebにUPすると約束する。はたして、このMacは動いてくれるのだろうか。
美加理さんと小野さんと渋谷に向かう。途中にある神社でお祭りをしていた。3人で仲良く、無事、いい公演ができることを祈る。私はひたすらMacが動いてくれることをお願いする。帰宅後、原因が熱だとわかっているので、扇風機を出してきて、本体に風を当てながら、音つくりをする(とても五月蝿いが…)。中盤から後半の音をライブ演奏で取り込む。長時間、使用していたが落ちなかった。やはり熱さえ逃がせば大丈夫か。「art live - sound+dance+visual vol.4、vol.5」で共演した、音楽家で映像作家の田中孝さんに相談する。本体の下に置く、冷却ファンがあるから試してみてはとアドバイスしていただく。すっかりその存在を忘れていた。さっそくWebで購入する。会場入りする朝に届くとのことでほっとする。しかし、本番は危険なので、最終の音構成が決まったら、CDを制作して、同時にスタートすることにする。万全の体制で臨みたい。
パソコンで音楽制作をはじめてからずっと使い続けてきたMac。スペックが低いおかげ(?)で、私の音作品の中心になる、エネルギー感あふれるエラー音をたくさん生んでくれた。また慎重に使わないとすぐ止まってしまうので、ほんとうに身体の一部のような一体感があった。愛しいMacである。今後、自宅スタジオ以外でも、マルチ作品を演奏していきたいので、そろそろ新しいMacノートを購入する予定でしたが、何とか本公演をこのMacで乗り切りたい(プラグインのバージョンアップなども必要なので)と思います。ドキドキものだが…。
2006年11月16日
13日。さとうじゅんこが週1回通っている、青山劇場のジャワガムランが置いてあるリハーサル室で、『生のものと火を通したもの/闇の碧』のスタッフ総見。衣装デザインの高橋さん、音響デザインの重信さん、照明家の片田さん、舞台監督と舞台監督助手が参加。小さなスペースで、パワードのスピーカーが1本だったので(モノラルでしか奏でられない)、舞台まわりや照明のプランを中心の通しになりました。まだ、作品が出来上がっていないので、美加理さんは説明をしながらパフォーマンスをする。私は美加理さんの気配を感じながら音を奏でる。
前半は美しい青銅の音世界で、美加理さんの研ぎ澄まされた存在感が現れては消え、消えては現れるような感覚。今回、私は新しいことにチャレンジをしていますが、美加理さんのパフォーマンスとひとつの世界を築き上がられた感触があった。本作品のために歌ってもらった、さとうじゅんこの歌はさらに磨き上げたいと思う。中間部分は北海道の空気感をフィールドレコーディングしてきたものを構成しました。観世流能楽師・津村礼次郎さんが舞った能楽堂がある、旭川の上川神社の透明感のある夜の風景。富良野から釧路に向かう小さな駅の列車の音などです。美加理さんの語りの時間軸との関係性を見直す必要がある。後半は「闇の碧」に美加理さんを誘いたい。生の音と火を通した音…楽しみにしていて下さい。
全体の音構成はほぼ出来上がりましたが、帰り道で、美加理さんに「美しい世界観だが、いつもの種子田さんらしい強引さがない。どこかに湧き上がるエナジーを感じさせて欲しい」と言われる。今回は、これまでとは異なる表現をしたかったので、以前の私の音を知っている人には物足りないかもしれないが、低域は徹底的に磨き上げている。今日のスピーカーでは、何も感じられないが、本番では、重信さんにTaguchiのご協力のもと、46cmユニットのサブウーハーを2本。38cmユニット×2を4本(38cmユニット=8個)をプラニングしてもらっているので、床が横揺れする周波数を構築している。舞台の上では静かなエネルギーを感じるだろう。しかし、全体がきれいにまとまっている感は否めない。少しあの音を磨いてみよう。本番まであまり時間はないが、美加理さんとしっかりコミュニケーションを取って、作品をつくりあげていきたい。
前半は美しい青銅の音世界で、美加理さんの研ぎ澄まされた存在感が現れては消え、消えては現れるような感覚。今回、私は新しいことにチャレンジをしていますが、美加理さんのパフォーマンスとひとつの世界を築き上がられた感触があった。本作品のために歌ってもらった、さとうじゅんこの歌はさらに磨き上げたいと思う。中間部分は北海道の空気感をフィールドレコーディングしてきたものを構成しました。観世流能楽師・津村礼次郎さんが舞った能楽堂がある、旭川の上川神社の透明感のある夜の風景。富良野から釧路に向かう小さな駅の列車の音などです。美加理さんの語りの時間軸との関係性を見直す必要がある。後半は「闇の碧」に美加理さんを誘いたい。生の音と火を通した音…楽しみにしていて下さい。
全体の音構成はほぼ出来上がりましたが、帰り道で、美加理さんに「美しい世界観だが、いつもの種子田さんらしい強引さがない。どこかに湧き上がるエナジーを感じさせて欲しい」と言われる。今回は、これまでとは異なる表現をしたかったので、以前の私の音を知っている人には物足りないかもしれないが、低域は徹底的に磨き上げている。今日のスピーカーでは、何も感じられないが、本番では、重信さんにTaguchiのご協力のもと、46cmユニットのサブウーハーを2本。38cmユニット×2を4本(38cmユニット=8個)をプラニングしてもらっているので、床が横揺れする周波数を構築している。舞台の上では静かなエネルギーを感じるだろう。しかし、全体がきれいにまとまっている感は否めない。少しあの音を磨いてみよう。本番まであまり時間はないが、美加理さんとしっかりコミュニケーションを取って、作品をつくりあげていきたい。
2006年11月15日
11日。新作CD『sketch 2006』のリリースでした。CDの店舗販売のために、ウィ・ディストリビューションの山崎さんに紹介していただいた、TOWER RECORDSの池田、HMVの清水さんと久保さん、warszawaの西山さんらと会って、展開を考えてきました。最近では、私のような音(他にないけど…)作品は、新宿、渋谷を中心とした店舗と、Webショップで7~8割動くのだと聞かされました。私自身、以前のように、頻繁にCDショップに行かなくなりましたが、いまやダウンロードで音楽を購入できる時代です。10月の下旬に、「art live - sound+dance+visual vol.4」(BankART 1929 Yokohama)に出演していただいた、mujcさんやUwe HaasさんもCDをリリースされましたが、MacのITuneと提携して全国のMacショップでライブを重ねています。CD『sketch 2006』は、9月の森山開次さんとの『KATANA』全国ツアーで、先行リリースをさせていただきましたが、思った以上に反響があり、とても嬉しかったのですが、やはり、生で音に触れたいただいたからだと思います。多くの方にCDを聴いていただくためには、店舗にTaguchiサウンドシステムを持ち込んでライブを…と思い描いています。
11日はTOWER RECORDS新宿店9FのNew Ageコーナーに顔を出しました。CDジャケットのデザインをしてくれた、三浦秀彦(cloud design)さんがデザインしてくれたパネルを展示していただきました。試聴機にも入っています。さっそく試聴の音を聴いてみましたが、周りの環境(他のコーナーから流れてくる音)や、CDのアンプのパワー、ヘッドフォンの相性、そして、試聴機の調子が悪く、音がスキップしてしまうので、なかなか厳しいと感じました。また、じっくり聴き込む作品なので、このような環境で、長時間聴いていただくのは難しい。試聴に入れていただけるのは嬉しいのですが、どうしたものかと考え込んでしまう。店内にもかけてくれましたが、パワーが弱いので、エネルギー感はほとんど伝わらないので、池田さんにTaguchiシステムを導入して、ライブができたらな~と話す。また、試聴に関しては、大いに問題があるので、池田さんにトラックに分けるて試聴用にCDを制作するのもありだと話す。周りの環境を考えると、音圧も上げたくなりますが、音の空気感や気配が伝わらなくなるので、そこは触れられない。ぜひご自宅でじっくり静かに音を体感していただきたいです。
CD取扱店をsuaraHPに掲載させていただいています。今後、さらに追加していきますのでチェックのほどよろしくお願いします。現在、TOWER RECORDS新宿店9FのNew Ageコーナー、TOWER RECORDS渋谷店5FのNew Ageコーナー、HMV渋谷店2Fのロック・エレクトロニカコーナーなどで試聴ができます。関西方面では、CISCO大阪店、TOWER RECORDS神戸店などで取り扱っていただいています。今後、京都や名古屋でも展開していきますので、よろしくお願いします。
さっそくレビューや紹介文を書いていただいています。
TOWER RECORDSのフリーマガジン「intoxicate」
(全国のタワーレコード店で入手できます)
http://intoxicate.jp/
REAL TOKYO
http://www.realtokyo.co.jp/japanese/book/f_book.htm
@TOWER.JP
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1351427&GOODS_SORT_CD=104
今後もレビュー等をお知らせさせていただきます。また、CDをご購入いただいた方からのご感想もお待ちしております。こちらに送ってください。楽しみにしています。
11日はTOWER RECORDS新宿店9FのNew Ageコーナーに顔を出しました。CDジャケットのデザインをしてくれた、三浦秀彦(cloud design)さんがデザインしてくれたパネルを展示していただきました。試聴機にも入っています。さっそく試聴の音を聴いてみましたが、周りの環境(他のコーナーから流れてくる音)や、CDのアンプのパワー、ヘッドフォンの相性、そして、試聴機の調子が悪く、音がスキップしてしまうので、なかなか厳しいと感じました。また、じっくり聴き込む作品なので、このような環境で、長時間聴いていただくのは難しい。試聴に入れていただけるのは嬉しいのですが、どうしたものかと考え込んでしまう。店内にもかけてくれましたが、パワーが弱いので、エネルギー感はほとんど伝わらないので、池田さんにTaguchiシステムを導入して、ライブができたらな~と話す。また、試聴に関しては、大いに問題があるので、池田さんにトラックに分けるて試聴用にCDを制作するのもありだと話す。周りの環境を考えると、音圧も上げたくなりますが、音の空気感や気配が伝わらなくなるので、そこは触れられない。ぜひご自宅でじっくり静かに音を体感していただきたいです。
CD取扱店をsuaraHPに掲載させていただいています。今後、さらに追加していきますのでチェックのほどよろしくお願いします。現在、TOWER RECORDS新宿店9FのNew Ageコーナー、TOWER RECORDS渋谷店5FのNew Ageコーナー、HMV渋谷店2Fのロック・エレクトロニカコーナーなどで試聴ができます。関西方面では、CISCO大阪店、TOWER RECORDS神戸店などで取り扱っていただいています。今後、京都や名古屋でも展開していきますので、よろしくお願いします。
さっそくレビューや紹介文を書いていただいています。
TOWER RECORDSのフリーマガジン「intoxicate」
(全国のタワーレコード店で入手できます)
http://intoxicate.jp/
REAL TOKYO
http://www.realtokyo.co.jp/japanese/book/f_book.htm
@TOWER.JP
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1351427&GOODS_SORT_CD=104
今後もレビュー等をお知らせさせていただきます。また、CDをご購入いただいた方からのご感想もお待ちしております。こちらに送ってください。楽しみにしています。
2006年11月14日
新作CD『sketch 2006』のリリースや、青山スパイラルホールで公演する作品の音つくりで、まったく更新できませんでしたが、少しずつ思い出して書いていきたいと思います。
3日。青山円形劇場・青山劇場の事務局で、クナウカの公演でパリ行っていた美加理さん、衣装デザインの高橋さん、音響デザインの重信さん、そして、小野プロデューサーと打合せ。美加理さんとはダンストリエンナーレ TOKYO 2006の作品『生のものと火を通したもの/闇の碧』について、東京とパリでメールで打合せをしていましたが、公演を19日に控え、久しぶりに顔を合わせました。やはり会って話さないとわからないもので、これまで構成していた音をすべて解体することにした。時間は少ないですが、これまで、お互いの舞台や表現を観てきて存在を感じ、この作品のイメージを膨らましてきたので、一気に仕上げたいと思います。今回は新しいことにチャレンジできる貴重な機会です。4年越しのCDも発表できたので、新しい音たちを空気に触れさせたいと思います。美加理さんとの競演を、ぜひ体感していただきたいです。高橋さんの衣装もとても斬新です。音響システムも、重信さんとは森山開次さんとの『KATANA』公演で、青山スパイラルホールのサウンドデザインを経験しているので、さらに面白いことをやりたいと思っています。楽しみにしていてください。
ずっと音つくりに集中していたので、Taguchiの新作プロ用モニターMIT-502SoundSystemは、音を奏でるたびに、日々、磨き上げられ良くなってきました。以前、ヒビノ音響の宮本宰さんが、私の作品は高域も低域もバランスよくあり、レンジが広いので、新しいスピーカーの調整には最適だと言っていましたが、実感することができました。ただ、重信さんからは、私の音は見た目のボリュームの、何十倍ものエネルギーとパワーを持っているので、気をつけろと言われる。音を抑制する余計なものがまったくない、ほんとうに純粋な音を奏でるデリケートなアンプです。いい音に磨かなないとすぐわかってしまう。作品『生のものと火を通したもの/闇の碧』で、磨き上げられた音を奏でられるのが待ち遠しいです。
今夜は美加理さんからいただいたお土産のパピエダルメニイ(紙のお香)を炊きました。スタジオの空気が浄化され音つくりに集中できそうです。
3日。青山円形劇場・青山劇場の事務局で、クナウカの公演でパリ行っていた美加理さん、衣装デザインの高橋さん、音響デザインの重信さん、そして、小野プロデューサーと打合せ。美加理さんとはダンストリエンナーレ TOKYO 2006の作品『生のものと火を通したもの/闇の碧』について、東京とパリでメールで打合せをしていましたが、公演を19日に控え、久しぶりに顔を合わせました。やはり会って話さないとわからないもので、これまで構成していた音をすべて解体することにした。時間は少ないですが、これまで、お互いの舞台や表現を観てきて存在を感じ、この作品のイメージを膨らましてきたので、一気に仕上げたいと思います。今回は新しいことにチャレンジできる貴重な機会です。4年越しのCDも発表できたので、新しい音たちを空気に触れさせたいと思います。美加理さんとの競演を、ぜひ体感していただきたいです。高橋さんの衣装もとても斬新です。音響システムも、重信さんとは森山開次さんとの『KATANA』公演で、青山スパイラルホールのサウンドデザインを経験しているので、さらに面白いことをやりたいと思っています。楽しみにしていてください。
ずっと音つくりに集中していたので、Taguchiの新作プロ用モニターMIT-502SoundSystemは、音を奏でるたびに、日々、磨き上げられ良くなってきました。以前、ヒビノ音響の宮本宰さんが、私の作品は高域も低域もバランスよくあり、レンジが広いので、新しいスピーカーの調整には最適だと言っていましたが、実感することができました。ただ、重信さんからは、私の音は見た目のボリュームの、何十倍ものエネルギーとパワーを持っているので、気をつけろと言われる。音を抑制する余計なものがまったくない、ほんとうに純粋な音を奏でるデリケートなアンプです。いい音に磨かなないとすぐわかってしまう。作品『生のものと火を通したもの/闇の碧』で、磨き上げられた音を奏でられるのが待ち遠しいです。
今夜は美加理さんからいただいたお土産のパピエダルメニイ(紙のお香)を炊きました。スタジオの空気が浄化され音つくりに集中できそうです。