2008年06月

2008年06月13日

2日。渋谷のアップリンク・ファクトリーで、7月26日に公演するproject suara新作 音響音楽詩「PARADISO」の打合せ。歌い手のさとうじゅんこ、美術の三浦秀彦さん、トランペットの川村祐介さんが参加。今回はファクトリーという密な空間での作品。BankART1929 Yokohamaで公演した「森のサカナ」とはまた一味違う作品になります。今回はこの作品のために構築した独自のスピーカーシステムを導入し、繊細な音の空気感を表現したいと思っています。もちろんファクトリーに設置されているTaguchiのスピーカーも同時にプラニングします。

さとうじゅんこの祈りやうた、川村さんの息・声としてのトランペット、三浦さんの映像の要素を含んだ美術に、私のラップトップが対話し時間軸と空間性を構成していきます。なお本公演では、私のラップトップも三浦さんによるプログラミングでよりフィジカル的に演奏しますので、これまでにない未知の音を生み出せると感じています。四人の身体が奏でるライヴ。ほんとうに楽しみです。

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打合せ後に、アップリンクの鎌田さんにも参加していただき、今後のスケジュールを確認した後に、会場となるファクトリーを視察する。もう何度もパフォーマンスさせていただいていますが、この1年6ヶ月の間に防音の強化で床が変わり、壁や天井も真っ白い空間から茶系統の落ち着いた空間になりました。とてもいい感じです。ここでしかできない空間つくりをしたいと思っていますが、お客さまが4人を取り囲むイメージを描いています。今後、作品の情報などをHPに更新させていただきますので楽しみにしていて下さい。多くの方とご一緒に体感したいです。

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2008年06月05日

5月31日。東中野にある梅若能楽学院会館に、名取事務所公演『ふたりのノーラ~「人形の家」による現代能~』を観に行く。音と能のパフォーマンスでご一緒したことのある能楽師の津村禮次郎さんがノーラ役のシテ、中所宣夫さんが地謡で出演。この作品は2005年に東京で初演されたもので、ヘンリック・イプセン没後100年の2006年に、オスロで開催されたイプセンフェスティバルに招待された作品でもあります。他にも北欧、イギリスでも公演され作品としてほぼ完成されたものです。

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舞台には能のシテとしてのノーラと俳優によるノーラが登場しました。能の様式を基本に現代の物語が展開されシンプルで心に響きました。とても楽しめました。

はじめて津村さんとご一緒したのは、2003年9月に新国立劇場で公演した森山開次さんの『弱法師』でしたので、この作品(初演)はその後に公演されたものです。公演後に津村さんの楽屋に伺ったのですが、今後、短期間に古典能、創作能と多くの公演があるとのことでした。相変わらず精力的で新しいことに挑戦されています。津村さんの探究心にはいつも学ばされます。

津村さんとは、今年の11月に森山開次さんの『OKINA』(初演は2004年の新国立劇場)のヨーロッパツアーと、来年の2月に新国立劇場でご一緒します。再演ですが、新しく構成しようと話しています。ほんとうに楽しみです。ご一緒するまでにさらに音を高め、私も新しいことに挑戦したいと思います。

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2008年06月01日

5月28日。青山のライヴハウス「月見ル君思フ」でのライヴが無事終わりました。私たちにとってははじめてのライヴハウスでしたが、「月見ル君思フ」のスタッフの皆さまがほんとうに素晴らしく(心から音楽が好きなあったかい人たちです)、今後も繋がっていきたいと思っています。

ただ、課題も多々ありましたので、今後、改善していきたいと思います。今回、残念ながら(というか…申し訳ありませんでした)Taguchiスピーカーを導入できなかったのですが(直前にNGになったので音構成も再構築しました)、個々のスピーカーのエネルギー感がなく制御されているものでしたので、なかなか音つくりは難しかったです。モニタースピーカーも使ってフロントから8本いろいろな方向に向け、また客席後ろにも1本配置させ、音響家のもときさんと何とか音つくりができました(+ウーファー2本)。現状では最良の音つくりができたと思っていますが、最高のものではありませんでしたので、やはり自身のシステムを早く持とうと強く思いました。

さとうじゅんこは鈴を4つ、大きな鐘のようなものを2つ吊り下げて奏でました。ラップトップとのバランスがうまく噛み合いました。ヴォイスも語りや歌など面白いものができたと感じていますがいかがでしたでしょうか?照明はBankART1929 Yokohamaで公演した「森のサカナ」を観てくれた方で、音と構成表をしっかり感じていただき、とてもいい明かりをつくってくれました。スモークも初体験でしたが(少し恥ずかしく少し嬉しかったです)演奏しながら楽しんでいました。

平日でOddarrangは日本ではあまり知られておらず(演奏はやはり北欧の風を感じました。縦笛を使ったり、個々の楽器もいろいろと試みていてとても微笑ましかったです)、私たちも初ライブハウスということで集客は厳しかったのですが、店長の朝河さんはほんとうにやりたい音楽ができて嬉しいと言ってくれました。今後の課題としていい関係を築いていきたいと思います。

次回は6月24日に、さとうじゅんこ(うた+ジャワガムラン)と麻耶さん(三味線+三線+胡弓)のバンド・乃木坂界隈(他にウロツテノヤ子さんのバリガムランなど)が出演します。楽しいライヴになることでしょう。「月見ル君思フ」は飲み物も食べ物(オーガニックのこだわり野菜をつかった料理が絶品でした)美味しいです。ぜひ一度遊びに来て下さい。

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