2009年03月
2009年03月17日
11日。「百葉窓」会場の横浜界隈ZAIMに入らず自宅スタジオで朝まで音つくりに集中する。
12日。会場入り。すでに小林高治さんが音響システムをセッティング。三浦さんと岸本さんの箱庭も着々と進んでいる。
今回のシステムは7.1ch(正確には7.5ch)でスピーカーは合計18台。センタースピーカーのための小さなウファー以外はすべて平面ユニットを使用。極限までスピードにこだわる。いまおそらくこのスピードに勝るシステムはないだろうし、この音のリアリティを体感できるスピーカーはない。田口さんの追い求めている空気感、気配を奏でたい。
マルチトラック作品は会場のシステムで奏でてはじめて音つくりができる。まずオープニングから8分強の楽曲を奏でる。5日のワークインプログレスでサウンドチェックしてから集中して制作した作品。60mmの丸型平面ユニットが8発とリボンツィッターが4発のメインフルレンジスピーカー(2本)。これは音のリアリティを追求した田口さんの最新作。そして縦横250mmの四角の平面ウファーユニット(2本)。
まだまだ開発が必要とのことですがこれだけ立ち上がりの早い低域は体感したことがない。この高域、中域のスピードと同時に届く低域。このシステムでしか実現しない作品です。心震えました。マルチの振り分けやボリュームはまだまだですがこの作品をつくってほんとうによかった。これからの音つくりが楽しみです。
今回、さとうじゅんこは前回の「森のサカナ」とは異なりあえて文脈を押さえたマルチトラックの歌作品。小林さんのマジックでさらに磨かれる。同時に奏でる雨音は20面体のアンビエントスピーカー(2本)で奏でることによって箱庭と外の境界線を取り払う。
フィールドレコーディングを中心とした中盤から後半にかけての作品。まだ構成もままならないがこのシステムで奏でないとわからない。スピーカーの振り分けもボリュームも質感も…小林さんと音つくりに集中する。明日の本番に間に合うのか…。
12日。会場入り。すでに小林高治さんが音響システムをセッティング。三浦さんと岸本さんの箱庭も着々と進んでいる。
今回のシステムは7.1ch(正確には7.5ch)でスピーカーは合計18台。センタースピーカーのための小さなウファー以外はすべて平面ユニットを使用。極限までスピードにこだわる。いまおそらくこのスピードに勝るシステムはないだろうし、この音のリアリティを体感できるスピーカーはない。田口さんの追い求めている空気感、気配を奏でたい。
マルチトラック作品は会場のシステムで奏でてはじめて音つくりができる。まずオープニングから8分強の楽曲を奏でる。5日のワークインプログレスでサウンドチェックしてから集中して制作した作品。60mmの丸型平面ユニットが8発とリボンツィッターが4発のメインフルレンジスピーカー(2本)。これは音のリアリティを追求した田口さんの最新作。そして縦横250mmの四角の平面ウファーユニット(2本)。
まだまだ開発が必要とのことですがこれだけ立ち上がりの早い低域は体感したことがない。この高域、中域のスピードと同時に届く低域。このシステムでしか実現しない作品です。心震えました。マルチの振り分けやボリュームはまだまだですがこの作品をつくってほんとうによかった。これからの音つくりが楽しみです。
今回、さとうじゅんこは前回の「森のサカナ」とは異なりあえて文脈を押さえたマルチトラックの歌作品。小林さんのマジックでさらに磨かれる。同時に奏でる雨音は20面体のアンビエントスピーカー(2本)で奏でることによって箱庭と外の境界線を取り払う。
フィールドレコーディングを中心とした中盤から後半にかけての作品。まだ構成もままならないがこのシステムで奏でないとわからない。スピーカーの振り分けもボリュームも質感も…小林さんと音つくりに集中する。明日の本番に間に合うのか…。
2009年03月12日
on-cooが発信する「体感型音楽作品」の第2弾公演。
7.1 chサウンドシステムの新しい可能性を切り開き、
都市に潜む「自然」に気づきを与える響きの箱庭。
7.1 chサウンドシステムの新しい可能性を切り開き、
都市に潜む「自然」に気づきを与える響きの箱庭。
「百葉窓」
立ち止まり耳を澄ますとき。
空気と波の定点観測。
空気と波の定点観測。
構成・演出:ON-COO
音楽・演奏:種子田郷・さとうじゅんこ
歌:さとうじゅんこ
美術・グラフィックデザイン:三浦秀彦
音響デザイン:小林高治
音響システム:田口和典
協力:岸本友恵
■日時:2009年3月13日(金)19:00
14日(土)15:00 / 19:00
15日(日)15:00
全席自由30席/全4回公演(会場は各開演の30分前)
■会場:ZAIM 別館202
■入場料:
一般:2,000円 学生:1,500円 小学生・シルバー:1,000円(税込)
当日入場料金:それぞれ500円をプラス
■チケット予約:
お名前、ご連絡先、チケットの種別、公演日時、枚数を、メールまたはお電話にてお知らせ下さい。
当日、窓口にて一般前売料金にて取り扱いさせていただきます。
http://on-coo.com/ticket.html
ticket@on-coo.com
■お問合せ:
ON-COOプロジェクト(音響空間研究会)
〒231-0021横浜市中区日本大通34 ZAIM本館205
info@on-coo.com
■ スタッフ:
企画・制作:「百葉窓」実行委員
主催:ON-COO Project
協賛:(株)タグチ、ドルビージャパン(株)、(株)田口製作所
協力:project suara、ZAIM、TVKエンタープライズ、ポートサイドステーション、アップリンク
助成:横浜市先駆的芸術活動助成
チケットの申込みをお待ちしております。
皆さまと窓のある箱庭で、お会いできるのを楽しみにしています。
2009年03月07日
5日。作品「百葉窓」の会場となる横浜界隈のZAIMで公開リハーサル。前日(当日)の朝6時まで音つくりをしていましたが、フィールドレコーディングした音素材をまとめただけで構成はこれからといった状態で会場入り。朝から音響家の小林高治さんは会場入りして音響システムをセッティングしてくれていました。現在、会場はZAIMフェスも開催していてON-COOの代表でもある田口和典さんのデザインしたTaguchiのスピーカーがたくさん展示されています。ほんとうにユニークなデザインのスピーカーで溢れていて夢の国のようです。
「百葉窓」はON-COO独自の7.1chシステムを構築。本日はウーファーもすべて平面波ユニットで揃える。平面波はスピードが圧倒的に速くリアルな音を奏でることができます。正面センターにフルレンジスピーカーを1本。正面左右にフルレンジ2本と左右にウーファー2本。後ろの外側左右にフルレンジ2本と中央より左右にフルレンジ2本+ウーファーを3本。とても贅沢なシステム。
前回のON-COOの「森のサカナ」公演ではBankART1929Yokohamaの大きなスペースで音響家の宮本宰さんとシンフォキャンパスシステム(64chマルチトラック作品)に挑戦しましたが、今回は小さいスペースで小林さんと7.1chシステムに挑戦。会場はまるで箱庭のようですが、窓の外を眺めながら外の音も作品に取り込める環境を生かして、近頃、忘れがちな繊細さと丁寧な音つくりを心がけたいと思っています。とてもやりがいがあります。小林さんとの音つくりを大いに楽しみたいと思います。小林さんとは「sound+dance+visual vol.5」以来になりますが、ずっとまたご一緒したいと願っていましたのでほんとうに嬉しいです。
リハーサルでは、さとうじゅんこもラップトップから自身の声の素材を中心にリアルタイムで音を奏でる。ラップトップデュオといった感じでしょうか…。これもまた楽しい。今日は本番とほぼ同じような環境で音の空気感を体感できましたので今後の作品つくりに大いにプラスになりました。作品つくりに集中したいと思います。
三浦さんはこの難しい会場で、いかにお客さまが快適に音の空気感を楽しめるかをメジャー片手にいろいろ探っていました。その姿はいつも輝いています。「森のサカナ」の美術も素晴らしかったですが「百葉窓」でもどんなアイデアが生まれるのか…とても楽しみです。岸本友恵さんは全体を客観的な目で静かに感じてくれています。とても頼もしいです。
「百葉窓」楽しみにしていてください。チケットの申込みもお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。
「百葉窓」はON-COO独自の7.1chシステムを構築。本日はウーファーもすべて平面波ユニットで揃える。平面波はスピードが圧倒的に速くリアルな音を奏でることができます。正面センターにフルレンジスピーカーを1本。正面左右にフルレンジ2本と左右にウーファー2本。後ろの外側左右にフルレンジ2本と中央より左右にフルレンジ2本+ウーファーを3本。とても贅沢なシステム。
前回のON-COOの「森のサカナ」公演ではBankART1929Yokohamaの大きなスペースで音響家の宮本宰さんとシンフォキャンパスシステム(64chマルチトラック作品)に挑戦しましたが、今回は小さいスペースで小林さんと7.1chシステムに挑戦。会場はまるで箱庭のようですが、窓の外を眺めながら外の音も作品に取り込める環境を生かして、近頃、忘れがちな繊細さと丁寧な音つくりを心がけたいと思っています。とてもやりがいがあります。小林さんとの音つくりを大いに楽しみたいと思います。小林さんとは「sound+dance+visual vol.5」以来になりますが、ずっとまたご一緒したいと願っていましたのでほんとうに嬉しいです。
リハーサルでは、さとうじゅんこもラップトップから自身の声の素材を中心にリアルタイムで音を奏でる。ラップトップデュオといった感じでしょうか…。これもまた楽しい。今日は本番とほぼ同じような環境で音の空気感を体感できましたので今後の作品つくりに大いにプラスになりました。作品つくりに集中したいと思います。
三浦さんはこの難しい会場で、いかにお客さまが快適に音の空気感を楽しめるかをメジャー片手にいろいろ探っていました。その姿はいつも輝いています。「森のサカナ」の美術も素晴らしかったですが「百葉窓」でもどんなアイデアが生まれるのか…とても楽しみです。岸本友恵さんは全体を客観的な目で静かに感じてくれています。とても頼もしいです。
「百葉窓」楽しみにしていてください。チケットの申込みもお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。
2009年03月05日
現在、3月13~15日に公演するON-COO Projectの新作「百葉窓」の作品つくりに集中しています。
明日(5日)は公演会場となる横浜界隈のZAIMで作品「百葉窓」のワークインプログレスを行います。音響システムから構築し音を奏でます。お時間ありましたら遊びに来て下さい。作品つくりの過程をご覧いただけます。
ON-COO Presents ZAIM Festa 2009
Work in Progress「百葉窓」
日時:3月5日 14:00-18:00
会場:横浜ZAIM2F 別館202号室
企画:ZAIM FESTA 2009/ON-COO(音響空間研究会)
ZAIM FESTA 2009 -DOUBLE FACADE- の ON-COO Presents ZAIM Festa 2009 のプログラムとしてやらせていただきます。
明日(5日)は公演会場となる横浜界隈のZAIMで作品「百葉窓」のワークインプログレスを行います。音響システムから構築し音を奏でます。お時間ありましたら遊びに来て下さい。作品つくりの過程をご覧いただけます。
ON-COO Presents ZAIM Festa 2009
Work in Progress「百葉窓」
日時:3月5日 14:00-18:00
会場:横浜ZAIM2F 別館202号室
企画:ZAIM FESTA 2009/ON-COO(音響空間研究会)
ZAIM FESTA 2009 -DOUBLE FACADE- の ON-COO Presents ZAIM Festa 2009 のプログラムとしてやらせていただきます。