2011年09月
2011年09月30日
24日。池袋のあうるすぽっとに森山開次さんが出演している、チェルフィッチュの岡田利規さん作•演出の『家電のように解り合えない』を観に行く。舞台美術は金氏徹平さん。
2時間の作品。オープニングから森山さんは家電になり踊る。人はこんなに静かにずっと踊れるんだと感じる。森山さんはいつも挑戦している。言葉は難しいですが面白い。
やはり舞台の初日の空気感はいい。とてもシンプルな作品で楽しめました。
2時間の作品。オープニングから森山さんは家電になり踊る。人はこんなに静かにずっと踊れるんだと感じる。森山さんはいつも挑戦している。言葉は難しいですが面白い。
やはり舞台の初日の空気感はいい。とてもシンプルな作品で楽しめました。
2011年09月24日
8日。10月15日に仙台で公演する作品「Shakkyou」の会場である能BOXの視察に行ってきました。
福島ではじめて本格的登山をした磐梯山が見られ感激しましたが、北関東から仙台までの美しい風景を見て、放射線におかされている現実を感じ悲しくなりました。
福島ではじめて本格的登山をした磐梯山が見られ感激しましたが、北関東から仙台までの美しい風景を見て、放射線におかされている現実を感じ悲しくなりました。
せんだい演劇工房10−BOXの皆さんは目がキラキラ輝いていて、ほんとうに心強いと感じました。視察に来てほんとうによかったです。ご一緒に作品つくりできるの楽しみです。この素晴らしい倉庫のなかの能舞台で音を奏でられること幸せです。いい作品をつくりたいと思います。
帰りに芯牛タンをいただく。とっても美味しかったので、その場で焼いてくれるお弁当をお土産にしました。もちろんずんだ餅も。仙台とても楽しみです。
2011年09月16日
佐渡2日目の深夜。ホテルが収蔵している恵心僧都 (942年〜寛仁元年)を拝見できた。なぜここに…。

岩谷口。
佐渡3日目。朝、ホテルの食堂で皆と顔を合わせて、またの再会を約束する。
能舞台の写真家の第一人者である森田拾史さんに教えてもらった、70年代まで人の手で火葬され清められていた岩谷口に行きました。途中、海に面してひまわりがいっぱい咲いていた。
岩谷口。

手前にお墓がある。洞窟が二つあり、ひとつは弾誓が修行したという岩屋、ひとつは赤ちゃんを清めていた泉もあった。

そして、石垣で囲まれた場所が火葬場。煤の後や文字が見える。とても神聖な空気感が漂っていた。目の前は田んぼと海。生と死が隣り合せ。自然にそこに在った。

そして、大佐渡石名天然杉に触れる。樹齢は200~400年程度だそうです。標高1000メートルのところをトレッキング。気持ちいい。

夏山はマムシ、ハチ、アブ、蚊などに注意!

どんなに晴れていても夕方から霧に包まれるそうです。

象牙杉。

羽衣杉。

石名天然杉の「石橋」。

蜘蛛の手。

ハートの苔。

最後も温泉に…毎日、朝昼晩と楽しみました。

帰りはのんびりフェリーで新潟へ。カモメが新潟までずっとついてきました。

佐渡は海に囲まれながら山嶺がそびえる。日本最大の金銀山があり、人口を考えると国内でもっとも能舞台の多いところ。島全体が、まだまだ神秘的なパワーで包まれている素晴らしい地。また、来年の夏も来たいと思います。このような機会を与えていただき津村さんや森山さんに感謝したいと思います。佐渡のエネルギーをたくさんいただきました。「石橋」の音をイメージしたいと思います。
2011年09月05日
佐渡2日目。ホテルの窓からは日本海が眺める。曇り空。
津村禮次郎さんの「石橋」。舞台正面に一畳台と牡丹が据えられる。
朝。ホテルの温泉露天風呂に入る。偶然、森山さんと一緒になる。温泉を楽しんだ後に、森山さんと橋爪さん、そして、さとうじゅんこと作品「Shakkyo」の打合せ。充実した時間を過ごす。昨夜の「Shakkyo」を体感し佐渡での打合せ。とてもとてもよかった。
佐渡の蕎麦を食べにドライブ。途中でたらい舟を観る。
蕎麦をいただいて、海の見える温泉を楽しみ。海に面する小さい神社に立ち寄る。海と対話してる。
錨。
津村禮次郎さんの「石橋」。舞台正面に一畳台と牡丹が据えられる。
「Shakkyo」。松田さんの能管で風が舞う。佐藤さんの和太鼓で蝉が狂う。津村さんの舞で静けさを感じ、森山さんの踊りは雨で大地を潤す。薪の音はこの世とあの世を繋げた。みなが自然とたたかい、そして、調和が生まれた。体感できてほんとうによかった。
森山さんと佐藤さんの後ろに、昔、描かれた使用されていた「松の木」の影を観ることができた。
公演後に温泉に入り、みなで佐渡の幸をいただく。楽しい時間。
10月15日。仙台の能BOXで公演する「Shakkyo」。音楽で参加します。佐渡で「Shakkyo」を体感できてよかったです。音をイメージします。