2012年01月

2012年01月25日

22日。新木場のDACビルにて開催された「音の森」新年会に、さとうじゅんこと参加させていただきました。

田口和典さんの挨拶。

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2Fの田口造形音響の工房スペースで、わたしはさっそく一番手で演奏。オペラシティのリサイタルホールでご一緒した音響家の福岡功訓さんと音つくり。

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2Fは田口造形音響の工房スペースで、シンプルにフラットユニット×16発と30cmのフラットユニットウーファーを2本ずつの2.2ch+2サウンドシステムで演奏。スピードを大切にリアリティのある音を奏でる。とても楽しかったが課題がたくさん見つかった。

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他に円形状にREXスピーカーを中心に12.2chマルチサウンドシステムをプラニング。

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REXスピーカー。

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森山開次さんと津村禮次郎さんとの作品「Shakkyou」公演で、仙台の能BOXの天井にも使用した2重の塔。

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オペラシティで木ノ脇道元さんとの作品「Ascender」で使用した五重の塔。

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アンプはやはり仙台の能BOXで使用した、まったく音がしないソーラーパネルのバッテリーアンプ。ほんとうに素晴らしいアンプです。

演奏後は7Fへ。音響家の宮本宰さんの「音の森」シンフォキャンパス(64chマルチトラック)システムを堪能する。

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BankART1929Yokohamaで公演した作品「森のサカナ」で、シンフォキャンパスで演奏させていただきました。

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世界に誇る日本の音響家である宮本宰さん。

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貴重な音源を体感させていただき気持ちよくなったところで、宮本さんとさとうじゅんこのヴォイス作品を聴く。やはり歌は圧倒的な力がある。ふたりの新作が楽しみです。

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みな宮本さんのつくりだす「音の森」にウットリしている。みなほんとうに心から音楽が好きなんだな~と感じて嬉しくなる。とてもいい絵です。 これは体感しないとわからない。

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この日の主役である田口和典さんと宮本宰さん。ご一緒に世界に向けて発信できる作品をつくり発表していきたいと思います。




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2012年01月05日

4日。長野県 北八ヶ岳の北横岳に行きました。はじめての雪山に最適な山です。しかも日帰りができます。

この日のために妹にアドバイスを受けつつ雪山登山用の準備をしました。妹からプレゼントしてもらった35ℓ+10ℓのザックやフリースの帽子。アンダーウェアやネックウォーマー、中間着の薄手のフリース、グローブ、眼鏡を包み込むようにかけるスポーツグラス、そして、ストックなどなどあらためて揃える。山は特に雪山は万全の準備をしないと挑戦できません。妹に感謝です。

新宿からスーパーあずさで茅野駅へ。茅野駅からバスでピタラス蓼科ロープウェイに着き、7分で一気に1771mから2237mの銀世界へ。スキーやスノーボードを楽しむ方はたくさんいましたが登山客は数人ほど。静かな山歩きが楽しめそうです。

吹雪いています。

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出発点の坪庭。さっそくアイゼンを装着する。わくわくする。

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しばらく歩き登山道へ入っていく。

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ふと目の前を望む。この山を登ります。北横岳。美しい。

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深い山に入る。

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森です。

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パウダースノーを歩く。雪が心地いい音でこたえてくれる。

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黙々と歩くと遠くに北横岳ヒュッテが見える。

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北横岳ヒュッテの後ろは森。

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さらに雪は深くなる。ゆっくり雪を味わいながら先を進みます。

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三角点。北横岳の南峰山頂に着く。森を抜けるとすごい風です。楽しい。

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そして、とうとう北峰に到着。北横岳の山頂です。2480m。

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あまりの吹雪で視界が悪く北横岳の下にある「二,四八〇m」が撮れていない。山頂からの景色は見えませんでしたが、ここには無音の音が鳴り響いていました。身体で感じる。

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山頂を後に森に入ると風は止まる。静寂が包み込む。

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ペットボトルの飲料水を飲もうとしたところ凍っていました。−10℃以下かな。はじめての体験。ほんとうに楽しい。

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雪深い山で木々は語る。

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もこもこ。

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ほとんど人に会いませんでしたが、さらに静かなところを求めてへと七ッ池へ。

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七ッ池です。すっかり雪に包まれています。とてもとても静かです。

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パウダーのような雪を深く掘るとコツンと氷にあたる。ほんとうに池なのだ。感動です。来てよかった。

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どんどん雪が積もっていくので足跡はすぐなくなります。

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記念に写真を撮っていただきました。雪山です。

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深い深い雪です。

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しばし雪と戯れて坪庭に戻ります。

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静かな山を無理をしないで心から堪能しました。これがまさに「白銀の世界」。はじめての雪山で雪が降り貴重な体験。雪山は雪が降るのが面白いとのこと。最高でした。

帰りのバスはタイヤにチェーンを付けるために少し遅れる。そう吹雪です。

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茅野駅に着くと雪道に…今朝はまったく雪はありませんでした。山の下でも雪が降っていたのですね。

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最後に美味しい信州そばをいただく。

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はじめての雪山でいつも以上に身体の静けさを感じました。この体感を音にしたい。まだまだ冬は続きます。また、雪山に登りたいと思います。素敵な一日をありがとう。




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2012年01月03日

我が妹が年末年始に長野県・北アルプス燕岳に行きました。頂上稜線にある山小屋の燕山荘から素敵な写真を送ってくれました。

2011年12月31日の日の入りの写真。

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2012年1月1日の日の出の写真。

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2763mの山頂からの写真。完全防備だ。素晴らしい。いつかわたしも山で年末年始を迎えてみたいです。
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4日。わたしははじめての雪山に挑戦です。雪山初心者向けの北八ヶ岳です。これまで、磐梯山、那須岳、蔵王山、赤城山など積雪が残る山に登ったことはありますが、完全な雪山ははじめてです。妹にアドバイスを受けつつ、しっかり雪山登山用の装備を揃えました。

真っ白く静かな雪山。ほんとうに楽しみです。




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2012年01月02日

1月1日。2時頃。LIVEを終えたさとうじゅんこが帰り、ステージ衣装の着物のまま、近所の香取神社に初詣に行く。巫女さんがすでにお仕事を終えて賑やかな声が聞こえる。

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御神酒もはまやもおみくじも仕舞われていてありませんでしたが、ピーンと張りつめた空気感が心を清めてくれました。2011年は辛いことが多かったですが、みな健康で元気で楽しく過ごせるよう祈る。

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1月1日。ぎりぎり午前中。初夢を見て目覚める。お雑煮とおせち料理をいただく。

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2012年を迎えられたこと感謝いたします。いい年にしなくては…ね。





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2012年01月01日

2012年1月1日。あけましておめでとうございます。

昨年中はたいへんお世話になりありがとうございました。今年も心をあらたに精進します。ご指導のほどよろしくお願いいたします。

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2011年3月11日。世界は日本はわたしは変わりました。多くの方が亡くなりました。亡くなられた方々、残された方々を感じると、言葉はなくなり、心で涙を流しています。

また、原発は何も解決しておらず、避難所生活を強いられている方がまだまだたくさんいます。そして、放射線はわれわれの生活をも脅かしています。

去年10月。仙台での「Shakkyo」公演で、ほんとうに心強いひとたちと出会えました。決して忘れてはいけませんが、わたしも前に進みたいと思います。

この一年はいま一度、「初心忘るべからず」を胸に、ひとつひとつ確実に積み重ねていきます。

どうぞ厳しく見守ってください。




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