2012年03月

2012年03月31日

31日。名古屋の扶桑文化会館で「森山開次の世界」が開催。佐渡島、仙台、ロシアと公演してきた作品「Shakkyou」に音楽で参加します。和太鼓に選ばれた男・佐藤健作さんも出演します。

「森山開次の世界」

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 第一部「KOMACHI」
 第二部「Shakkyou」
演出・振付:森山開次
出演:森山開次・津村禮次郎
和太鼓:佐藤健作
電子音響音楽:種子田郷
森山開次衣装:大脇幹裕
※終演後アフタートーク決定!

日時:2012年3月31日(土) 13:30開場 14:00開演
会場:扶桑文化会館
   〒480-0102愛知県丹羽郡扶桑町大字高雄字福塚200

主催:扶桑町・扶桑町教育委員会
チケット:一般S席3,500円 A席2,500円(全席指定)
チケット取扱・お問合せ:扶桑文化会館 / TEL0587-93-9000

*2009年佐渡薪能にて初演の「KOMACHI」(能「卒塔婆小町」より)、2011年同じく佐渡薪能で初演、仙台能BOXにて新演出で上演した「Shakkyou」(能「石橋」より)の2作を一晩に上演します。




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2012年03月28日

14日。午前5時。山に無音の音が響く。目が覚めてさっそく外にでて朝の山の空気感を感じる。まだ月が明るい。

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黒百合ヒュッテ。

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少し明るくなってきた。

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さらに明るくなる。静かな時間。

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氷点下23℃の世界。

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山小屋に戻る。個室の啄木鳥の巣の窓は凍っている。

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山小屋の朝食です。美味しくいただきました。ご飯は大盛りでおかわり。お味噌汁もおかわり。今日の山行のエネルギーになります。ご馳走さまでした。

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昨夜、お話しをしたみやぐちさんとむらたにさん。

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食後にまた外に出る。月が小さくなっている。

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出発前に目の前の急な斜面を登る。

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憧れの天狗岳がくっきり。

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後から登ってきたむらたにさんに東天狗をバックに写真を撮っていただく。ありがとうございました。

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出発です。黒百合ヒュッテ。ありがとうございました。またきっと来ます。

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今日も快晴です。とっても気持ちいい。

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中山峠からの眺め。

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朝日に照らされた美しい天狗岳。今回はピッケルがありませんので登れません。こんな絶好のアタック日和にとても残念です。次回、きっと…。

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それにしても美しい斜面です。

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幹まで真っ白。

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青空と雪。

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樹氷と天狗岳。

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中山の頂上で記念撮影。

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中山の展望台へ。

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浅間山。

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やまやまやま。

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高見石小屋方面へ。

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森はさらに静かです。

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森の中でコケ丸そっくりの苔と出会う。春の香り。

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高見石小屋に着く。

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前回、行けなかった高見石の展望台へ。

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浅間山。いつみても美しいライン。

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いまから行く白駒池。雪で包まれています。

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白駒池に着く。誰もいない。独り占め。足跡もありません。感動です。

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もちろんラッセル遊び。

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あしあと〜。

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ここでカップラーメンをいただく。とてもとても静かです。

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名残惜しいですが出発。ここは森に緑を感じる。

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でも、まだ雪は深いです。

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高見石小屋に戻り渋の湯へ。

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大好きなサイの河原。

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南アルプス。

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前回より木に雪があまり積もっていません。春が近いのか…。

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氷柱。

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ここでトマトスープをいただく。今回も行動食が力をくれた。少しずつ技術がついてきたかな。

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あぁ下山が近づく。

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渋の湯です。

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硫黄の香り。

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無事、下山です。戻って来れました。山に感謝です。

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真っ白い雪のなかで出会いたかったカモシカをバスから観ることができました。この写真では草木と同化してまったくわかりませんが…。次は雪のなかで。

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今回も茅野駅でお蕎麦をいただく。身体があたたまる。

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はじめての雪山縦走単独登山。まったく無理をせずのんびり雪山を楽しむことができました。2日間ともお天気に恵まれました。山に感謝いたします。身体をやさしく包み込んだ静けさを音にします。ほんとうに楽しかった。ありがとう。




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2012年03月23日

イメージフォーラム映像研究所2011年度卒業制作展
多くの映像作家を輩出したイメージフォーラム映像研究所 ワークショップの卒業制作展。一年を通して築かれたイメージが鮮やかに結像する。映像作家の第一歩。17作品4プログラムを一挙 上映。

岸本友恵さんの映像作品「Staring info space」の音楽を担当しています。実写のみを使った光の作品。珍しくフィールドレコーディングの音も使っていますが、どこか夢のような水の中からのぞいてるような音つくりをしています。

sis

岸本友恵「Staring info space」
音楽:種子田郷

日時:3月23〜25日
場所:イメージフォーラム
料金:当日700円 会員500円 入替無



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2012年03月20日

津村禮次郎×森山開次「石橋+Shakkyou」は、去年の8月17,18日 佐渡島で薪能、10月15日 仙台 能BOXで上演しました。このたびロシアで公演することになりました。

津村禮次郎×森山開次「石橋+Shakkyou」ロシアツアー

shakkyou

第一部 能「石橋」
出演:津村禮次郎

第二部 ダンス「Shakkyou」
出演:森山開次、津村禮次郎
和太鼓:佐藤健作
電子音響音楽:種子田郷
森山開次衣装:大脇幹裕

テクニカルディレクター:川口眞人(レイヨンヴェール)
照明:櫛田晃代
制作:橋爪南海子(オフィスルゥ)

主催:国際交流基金
TEL:626-55-83, 626-55-85

3月20日(火) 19時開演
会場:サンクトペテルブルク 俳優の家 大ホール

3月22日(木),23日(金) 両日とも19時半開演
会場:モスクワ マールイ劇場小ホール

森山開次さんのメッセージです。

2012/03/17 ロシアに出発
【いよいよ明日ロシアに発ちます。上演する演目は、『Shakkyou』能石橋から着想を得た作品です。佐渡、仙台とそれぞれのバージョンで上演してきましたこの作品。今回もまた、ロシアバージョン。音楽は、佐渡版の佐藤健作さんの和太鼓の音楽と、仙台版の種子田郷さんの音楽とが、融合します。モスクワとサンクトペテルブルグ。どんな所だろうか。心が高鳴る。】

2011/10/17 仙台 Shakkyou
【10月15日、仙台に新しく開館した、能BOXで、津村禮次郎×森山開次「石橋+Shakkyou」が上演されました。 この公演は、開館記念公演として、上演されましたが、この公演も、東日本大震災の影響で、延期しておりましたが、皆様の尽力があり、このたび無事に上演する事ができました。 ご来場くださいました皆様、そして、関係者の皆様、本当にありがとうございました。

能の「石橋」と創作ダンスの「Shakkyou」 今年の夏の佐渡の薪能でも上演いたしましたが、今回の仙台版、Shakkyouは、音楽と衣装を変えて、全く違う作品となりました。

佐渡版のShakkyouでは、和太鼓奏者の佐藤健作さんと、能管の松田弘之さんに音楽を奏でて頂き、 自然の風や薪の音、虫の声の中、打ちて響き、吹いて響く… 生で人が奏でる音の魅力、極限にシンプルでありながら、力強い音、この世と異界をつなぐ、その音は、 自然と対峙する圧倒的な演奏者の磨かれた体幹と精神があってこそ、 幽玄を現させる事ができるのだと感じました。

今回の仙台版の音楽は、電子音響音楽の奇才、種子田郷さん。彼との出会いは、2002年頃。 自然に対しての畏怖の念と敬愛の心から生まれる彼の音楽は、 極限にまで繊細な感受性が感知する音を、最先端音響システムで、空間に実在させる。 ラップトップ生演奏で紡ぎ出される音楽もやはり、楽器演奏としての強く繊細な体幹ががあって初めてできることであるのは言うまでもありません。 音と向き合うことは、世界と向き合うことでもある。 耳を澄ますことは、世界を見ること。 彼の音はそれを教えてくれました。

この二つの「Shakkyou」は、弐にして壱の、 私にとって、合掌する右手と左手 胎蔵界と金剛界、 二つで一つの「Shakkyou」となりました。

この能舞台に描かれた松の木は、津村禮次郎さんが、30年前に描いた松の木です。 その舞台が、こうして、復興され、守られ、新しい創作、発表の場として生まれ変わりました。 その舞台の開館記念公演で、津村先生と踊れたことは、本当に光栄なことです。 心から感謝致します。】 

◎「石橋+Shakkyou」@ 佐渡島
初日 椎崎諏訪神社
二日目 相川春日神社能舞台
◎「石橋+Shakkyou」@ 仙台 能BOX
公演情報
前日
本番




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2012年03月18日

13日。とうとう単独での雪山縦走に挑戦です。この冬3回目の北八ヶ岳です。前回、下山した渋の湯から出発です。神社で無事戻ってこられるようお願いする。

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先月よりも雪は少なくなっているがまだまだ雪深いです。今回も12本アイゼンに力をいただきます。どうやら私はアイゼンで地を掴み歩くのが好きなようです。

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妹に教えてもらって、しっかり自宅で登山計画表を作成しました。登山者カードの投入箱に入れる。

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黒百合平へのコースを選ぶ。

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天狗岳・黒百合平に進む。

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雪は深い。

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晴天。今日もお天気に恵まれる。山に感謝です。

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黒百合平・天狗岳・中山峠方面へ。

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空がひらけてきた。

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いいお天気です。

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山のいただきが…。

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黒百合平へ。

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木々のなかはとても静かです。

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ほんとうに気持ちいい。

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まだまだ雪深いところがあります。

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どんどん空がひらけてくると…。

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ほどなくソラーパネルが完備された山小屋…

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本日、泊まる黒百合ヒュッテに到着です。

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予定よりも2時間近く早く着いてしまったので、山小屋の急斜面に心が揺れる。

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すりばち池・天狗岳方面を散歩することにしました。

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途中でトーレスがなくなっている。

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その横にトーレスが…それにしてもいいお天気。

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移動する。

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トレースはありますがとっても深い。

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生クリームのようです。

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もうすぐ登りきります。

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山小屋がもうあんなに小さくなりました。

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登りきるとあこがれの天狗岳。

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まだ陽も高いのでもう少し進むことに…。

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アイゼンで岩場を歩くのはなかなか難しいです。いいトレーニングになります。

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尾根歩き。とても楽しい。

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天狗の奥庭に到着。もう少し先に…。

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ちょっと雪崩が起きそうな雪質です。

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今回も樹霜に出会えました。

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目の前に大きな岩が立ちはだかる。さすがにこの先は無理だろう…

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…と、越える。

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と、目の前に東天狗のいただきが…まだ雪山一年目。引き返す勇気も必要です。次の楽しみにします。

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山小屋に戻ります。楽しかった。

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黒百合ヒュッテです。今日は平日にもかかわらず、わたし以外に十数人の方がいらっしゃいました。

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お食事の用意をしてくれています。楽しみです。

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2階の大部屋です。

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わたしは個室にしました。

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静かな山小屋を体感したいと思います。

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1階には素敵な薪ストーブがあります。

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単独での山小屋泊初体験です。

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薪ストーブの音に耳を澄まし心静かになる。

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外はまだ明るい。

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食事の前にもう一度外へ。

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夕陽に染まる山小屋。

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先ほど登った斜面。美しいです。

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美味しくいただきました。ご飯とお味噌汁はおかわり自由。もちろん大盛りでいただきました。

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食後に、やはり単独できていたみやぐちさんとむらたにさんと静かに語り合う。星を観るために外へ…まぶしいぐらいに星がまたたく。言葉がでませんでした。

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消灯の時間までひとりで薪ストーブの前で、火をボーと眺めていました。明日の山行に思いを馳せ、山の静けさに包まれながら…心静かにおやすみなさい。

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