2012年12月

2012年12月21日

14日。群馬県嬬恋村と長野県小諸市の県境にある浅間山の第一外輪山の最高峰(標高 2,404m)の黒斑山に行きました。佐久平駅からバスで1時間。登山口の高峰高原ホテル前に着く。降りたのはわたしだけ。この時は青空。

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新調したザンバランの雪山用登山靴と、大活躍したブラックダイアモンドの12本爪アイゼン。

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現在、浅間山の噴火警戒レベルが1で、第二外輪山の前掛山まで登山できるとある。

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下山後の温泉をあきらめて、黒斑山〜蛇骨岳〜仙人岳〜鋸岳まで縦走に予定を変える。

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たっぷりの雪にテンションがあがる。

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黒斑山です。

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森林帯を抜けるとトーミーの頭の後ろに浅間山が顔を出す。

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雷や吹雪の時に避難するかまぼこ型のシェルター。

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遠くまでよく見えるので「トーミーの頭」と呼ばれる急斜面。ここにカモシカがよく遊びに来るそうですが…この日は会えませんでした。

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「トーミーの頭」から振り返る。

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浅間山の噴火を観測するカメラ。ありがとう。

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黒斑山山頂からの浅間山。どーんと構える。山頂に着いた時には雲が出てきてモノクロの世界。この空気感も好きです。

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しばらくひとりで静けさを体感していると一人登って来られた。お互いに記念撮影をパチリ。今日は風もなくアンダーウェアにベストのみ。食事をして先に進む。

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モンスターと遠くに富士山の姿。

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登りでは7人の方と出会いましたが、わたし以外に黒斑山から先に行かれる方はいませんでした。先ほどいた黒斑山をのぞむ。

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膝下のラッセル。楽しい。

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んっ?太陽が…。

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スーと雲が流れ青空が顔を出す。

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ふわふわマシュマロの樹氷。

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トレースなし。膝下のラッセルを楽しむ。

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風の足跡。

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それぞれのピーク近くは岩場とアイスバーンで、新調したザンバランの雪山用登山靴とアイゼンが大活躍しました。いま来た道。岩と固まった雪を確かめる。

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黒斑山のカール。

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仙人岳の三角点でお約束。

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写真は仙人岳からの浅間山。そして、バスの時間がせまっていたので、仙人岳にザックを置いて鋸岳にアタックです。

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前回は黒斑山の先には行けなかったので、さらに間近にのぞむ浅間山の圧倒的な存在感に心震えました。

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鋸岳から浅間山を見上げると、この日はじめての噴煙が立ち昇る。その静かなさまとエネルギー感はわたしが目指す音そのものです。噴火したらたいへんですが…。

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バスの時間があったので下山開始です。鋸岳〜仙人岳〜蛇骨岳〜黒斑山と戻り振り返る。あそこを歩いたと思うと不思議です。

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太陽とモンスターたち。

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ガシガシとアイゼンを効かせてスピードをあげ自身のトレースを戻る。

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黒斑山に戻るとすっかり青空バックの浅間山。

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モンスターたちに包まれて下山。

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下山は誰にも会わず1人旅。静かです。

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野うさぎの足跡かな…。

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無事、下山。夕陽が迎えてくれる。予定通りバス到着5分前に着く。

今回、あらためて登山靴は大切だな〜と感じました。4回もお店に通いこれしかないと決めた靴だけに嬉しかったです。雪山はほんとうに静かで山と自身と語り合えます。雪山装備を揃えるのはなかなか大変ですが、この感動をいつか共有できると嬉しいです。




go tanedaprojectsuara at 23:08│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │