2005年08月22日

21日。BABY-Q Solo Dance「ERROR CORD /// pclost469hsholecp」の京都公演が無事終わりました。関係者、スタッフの方々の力で、音を奏でることに集中させていただき感謝しています。

今日は激しい雨と雷のなか、たくさんのお客さんに来ていただきました。東京からTaguchiでいつもお世話になっているサウンドエンジニアの重松さんが駆けつけてくれてびっくりしました。ほんとうに嬉しかったです。音場についてもアドバイスしていただけました。他にジャワ舞踊の佐久間新さん、ジャワガムラングループ・Marga Sari代表の中川真さん、そして、父と母にも観ていただける。

今回はメイヤーやエレクトリックボイスのスピーカーも使用しましたが、あらためてTaguchiのスピーカーの良さを再確認できました。これほど音の質感、テクスチャーを感じられるスピーカーはないのではないだろうか…その音質の違いは歴然でした。BABY-Qのダンサーやスタッフ、公演に関わってくれた人たちも、この音に感動してくれました。今回、Taguchiに無理を言って導入していただきましたが、ほんとうによかったです。我々にとってアウトプット(音響システム)は豊かな表現のための楽器です。音圧勝負のシステムは面白くありません。音の空気感が何よりも大切です。今回の舞台では以前、山田せつ子&枇杷系のリハーサルでお会いした土井新二朗さんが音響デザインをしてくれました。心強かったです。またご一緒したいです。天井にマイクを4本仕込んで録音もしてくれました。空気を取り込んだ音は最高でした。作品をDVDに落としていただくのですが、この音源を使っていただこうと思っています。

またいい出会いがありました。映像のROKAPENISの斉藤洋平さんと森田兼一さんです。主体性のある静かで力強い映像とても気に入りました。斉藤さんの舞台作品に対する姿勢もいい。東野さんが信頼しているのが伝わる。今後もご一緒できるのが楽しみです。しっかりコミュニケーションを取って、一緒に作品をつくっていきたいです。

開演前の音粒、最後の3分間は舞台に誰もいない音だけの世界。ほんとうに楽しめました。東野さんの踊り大好きです。もっともっと東野さんのなかに秘めている身体言語を引き出したと思っています。世田谷シアタートラムでの「ALARM!」- Zero hour edition -公演までちょうど1ヶ月。さっそく作品つくりを進めていきたいと思います。楽しみに待っていて下さい。

at 03:04│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

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