2005年10月01日

29日。青山円形劇場に日韓ダンスコンタクトを観に行きました。先日の青山スパイラルホールで共演した、JOUさんのソロ作品「Hanabi」は「art live - sound+dance+visual vol.2」にも出演していただいた、クリストフ・シャルルさんが音楽を担当。公演終了後に話しをしたら、2階でライヴパフォーマンスで音を奏でていたそうです。円形劇場にはTaguchiのずいぶん昔の半円形状のスピーカーが天井にセッティングされていますが、残響がバウンドするとても難しいスペース。

去年11月に「ダンスビエンナーレTOKYO 2004」で森山開次さんのソロ作品「あらはさのくう」で、さとうじゅんこが音楽を担当した時は、客席後ろの壁に埋め込まれているスピーカーを効果的に使っていい音場をつくることが出来ましたが、シャルルさんは壁にスピーカーのあることを知らず残念がっていました。作品はもう少し音のボリューム感を落として、JOUさんの空気感を感じたかったですが、踊りはとても美しかったです。

日本からは他に康本雅子さんがソロ作品「Transit Zutt」で出演。はじめて康本さんの踊りを観ましたが、康本さんの独自の身体言語の先に、遠い音風景を感じました。また、康本さんのビジョンを静かに、そして、力強く感じることができました。ほんとうに素敵なダンスでした。公演後にお話しさせていただきましたが、今後、ご一緒できれば嬉しいです。

会場には舞踊評論家の石井達朗さんもいらっしゃっていて、10月26日(16時30分開場)に慶應義塾大学 日吉キャンパスの来往舎イベントテラスで、石井さんが進行役として黒沢美香&ダンサーズの作品「jazzzzzz-dance」を公演すると教えていただきました。黒沢さんがはじめから終わりまで、ただ踊ることに徹した作品だそうです(最近は行為というパフォーマンスにのみ力を注いでいらっしゃいましたが…)。観に行こうと思います。無料公演です。皆さんもぜひ観に行って下さい。

公演後に作家で舞踊評論家の乗越たかおさんと来年の企画について話す。決定しましたらご報告させていただきます。

at 03:38│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

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