2005年11月18日

16日。池袋の自由学園・明日館の講堂へ、能美健志さんとテリー・ライリー氏のコンサート「ビ-ト経文:テリー・ライリーとビート詩人たち」を聴きに行きました。11月新国立劇場でご一緒する高田みどりさん(能美さんがコラボレーションする打楽器奏者)が参加されていました。池袋にこんな素敵なスペースがあるなんて驚きました。フランク・ロイド・ライト氏が設計した大正11年の建物で、国の重要文化財に指定されています。今回はホールではなく講堂だったのですが、入った瞬間に「何かやりたいね~」と能美さんと話す。

テリー・ライリー氏といえば、「In C」をはじめミニマル・ミュージックの先駆者ですが、その内なる静かなエネルギーは凄みさえ感じさせ、その自然なたたずまいは、ミニマル・ミュージックという言葉だけでは語ることができないと思いました。70歳になっても、楽しみながら音を追求する姿とても美しかったです。

コンサートの最後に、テリー・ライリー氏、デイヴィット・タネンバウム氏、西陽子氏(箏)、石川高氏(笙)、そして、高田みどりさん(打楽器)の演奏。高田さんはソフト・ロックなんて言っていましたが…ライリー氏の歌声はほんとうに力が抜けていて面白かったです。生演奏を聴けてよかったです。

さぁ私は新国立劇場の音を仕上げないといけません。

at 05:14│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

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