2005年11月20日

17日。新国立劇場で「いぶき~奇蹟の大地~」の2回目のスタッフ総見。今回も本番のステージよりも小さめのリハーサル室で行う。距離感が変わると音も踊りも美術もまったく別物になるので難しい。また、前回のリハーサルで、華人である宮崎さんが舞台に立つ時間が長くなり、構成が大幅に変わってから、まだ全体の構成が掴めていない中での通しリハーサル。

今回は緊張感が生まれていた前半の音をゼロにして、まったく新しい音楽で構成しました。フィールドレコーディング+《間》の世界の音楽。《間》は具象音とさとうじゅんこのヴォイスで構築。しかし、声の力が強く森山さんの踊りが浮かんできませんでした。前半の流れを引きずって、中間、後半とまったくかみ合わず、最後も意図しない音を奏でて、作品として成り立たなかった。終了後はず~んと重たい空気が漂う。音が原因。

総見後に、森山さんと長時間打合せ。とにかく前半を軽い空気感で魅せたいと話す。《間》の世界も音を詰め込み過ぎていたと感じる。また、音素材としては使うが、フィールドレコーディングそのままで構成しないことに…。今回はぎりぎりまで苦しんでいますが、最終的には余計なものを削りシンプルで力強いものにしたい。

19日は森山さんとふたりでしっかりコミュニケーションを取りながらリハーサルの予定です。これまで、私と森山さんの勢いで何とか持っていっていましたが、作品が大きくなるにつれて、いろんな方が関わってきて、それだけでは通用しないと痛感しています。今後のためにもこれは試練だと思っています。いい作品にします。

at 03:38│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

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