2006年02月10日

4日。みなとみらい線の日本大通り駅で、BankARTの岡崎さんと、舞踏家の室伏鴻さんと待ち合わせ。3月4日に開催される「横浜ダンス界隈 番外編」の会場となる、海辺から東西上屋倉庫/1号倉庫前(昔、零戦格納庫として建てられた倉庫)までを歩きながら視察。

先日、岡崎さんから引き合わせたい舞踏家の方がいると連絡をいただき、室伏さんの踊っているDVDを送っていただきました。これまで、笠井叡さんや山田せつ子さんの作品に楽曲提供をしたことはありましたが、ご一緒したことがなかったので興味深々で観る。私が音の本質を追求しているように、室伏さんは身体の本質を磨いているのだと感じる。鍛錬された身体は説得力のあるエネルギーで満ち溢れていました。そして、ユーモアがあった。

室伏さんは素敵な方で、しっかり目を見て、簡単な言葉で明白に話し、私の話しにも耳を澄まして聞いてくれました。お互い、いろいろなアイデアが浮かび、ご一緒することになりました。とてもいい出会いに感謝します。この企画にはTaguchiが全面的にご協力をしてくれていて(現在、BankART 1929 YokohamとBankART Studio NYKにはTaguchiの音響システムが常設されています)、Taguchiの代表である田口さんも、会場の視察に来てくれたそうです。これから田口さんにご相談させていただき、構想していきたいと思います。舞踏家の方と野外でのパフォーマンス。楽しみたいと思います。

また、この企画の一つで、ZAIM(1927年に建てられた旧関東財務局)にて、10カンパニーが小部屋でダンスを同時開催するのですが、私もその一部屋でパフォーマンスすることになりました。4階建てで、たくさんのお部屋があるのですが、すべて、消防法のために、壁は白ペンキを塗られていて、無機質な感じなのですが、1つだけ、昔の建物のままのレンガ壁が残る部屋がありました。しかも、全面ではなく壁の1面(入って奥の窓側)だけです。迷わずその部屋を確保していただきました。

パフォーマンスといっても、もちろん音を奏でるのですが、どのような音響システムを構築できるのかじっくり考えます。来年以降は、音のインスタレーション作品にも、積極的に取り組んでいきたいと思っているですが、次のステップに、ほんとうにいいタイミングでのお話しでした。3月4日に開催されるのですが、2月27日から会場でのクリエーションができます。この期間も活用したいと思います。また、正式に決まりましたら発表させていただきます。

横浜は歴史的建造物が多く残り、とても素敵な街ですが、室伏さんとご一緒させていただく倉庫(零戦の引き込み線も残っている)も、2008年には取り壊されてしまうそうです。小さな裏道にこんなスペースがあるなんて、もちろん知りませんでしたが、海辺からは俗っぽい新しい建物も見える。でも、これがいまの横浜の風景なのだと感じる。室伏さんとのパフォーマンスは19時頃なので、一人で日が沈んだあとの海辺に向かう。昼間の顔とはまったく違って、波や船のモーターがリズムを奏でる。こんな音たちを生かそうか、それとも、この音たちとは異質の音を奏でるのか…楽しみにしていて下さい。

at 02:17│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

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