2006年03月16日

13日。3回目の閉館後の横浜美術館視察に行きました。本日は、アートディレクションの三浦秀彦さん、音響デザインのTaguchiの磯野順一さん、映像作家の兼古昭彦さん、舞台監督の橋本俊行さんが参加。横浜美術館の土田さんと細かい打合せをして、舞台監督の橋本さんとバトンタッチ。橋本さんには安心してすべてを託せる。会場でのリハーサル、本番は作品に集中できそうです。感謝です。

磯野さんが歩き回って音場を感じている。その姿はいつも頼もしく心強い。何を感じ何を奏でたいのか…磯野さんとは暗黙の了解がある。そして、お互い戦っている。音響プランが大幅に変わりました。舞台上段よりにCMX-1318(ATA4025-TWEETER×72個、LX131A-WOOFER×18個)を2台、世界初、61cm+46cmプッシュプル・ドライブ構造の、大口径・重量級P61-46スーパーウーファーを舞台側と舞台反対側にそれぞれ1台。グランドギャラリーの空気感が吸い込まれるスペースに、弓状の超指向性・平面波スピーカーをセッティングし、音響エネルギーを、下から壁ぶつけて反射させ天井に飛ばし、天井からお客さんのいるスペースに、音を降り注ぎます。天から音が降ってくるイメージです。考えただけでもゾクゾクします。

また、会場の空気感をマイクで取り込んで音を奏でるのですが、舞台と反対側に、自然な放射拡散性に優れた、20面体スピーカーをセッティングしていただくことになりました。さらに、磯野さんが強力なツイッターを使いたいと言ってくれました。人間の聴覚では聴こえない高域をもカバーするスピーカーだそうです。音は聴こえないのですが、感じることができます。聴こえない音を奏でることで、空気感を伝えることができます。私も早く体感したい。音で巨大なグランドギャラリーをやさしく静かに力強く包み震わせたいと思います。

兼古さんは手づくりセンサーで、プリズムを操り絵を左右上下に動かしながら投影のチェック。とても楽しそう。磯野さんも大喜びで遊んでいる。兼古さんのダンスも見物です。さて、アートディレクションの三浦さんは何を企んでいるのか?本番が待ち遠しいです。

15日。suaraスタジオに、兼古さんが例のセンサーとプリズムを持参して来る。私のMacにプリズムの奏でるモーター音をコンデンサーマイクで取り込む。真空管のプリアンプを通して、リアルな音を生み出す。とても存在感のある音が響きわたる。センサーでの演奏(?)もコツがわかってきて楽しい。さとうじゅんこは自在に演奏する。次はコンデンサーマイクからコンタクトマイクに取り替えて取り込む。プリズムは生き物のような低域を奏でる。とても面白い音が収録できました。兼古さんはプリズムをどう操るのか、私はモーター音にどう操られるのか。楽しみしていて下さい。

at 22:02│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

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