2006年07月14日

2日。渋谷のUPLINK FACTORYで、映画『面打』×能舞シリーズ vol.5のパフォーマンスに観世流能楽師の津村禮次郎さんと出演。映画『面打』の上映前に津村さんとリハーサル。さとうじゅんこがPA(スピーカー)演奏に入って全体を観てくれる。「木から能面が発生する瞬間」をテーマに、津村さんとそれぞれの文脈で作品を構成する。リハーサル後は『面打』上映中に音を磨く。

本番。公演中に音のバランスが悪くなり、構成していてた音が奏でられなくなった。中間部分は微かに聴こえるノイズを、さとうじゅんこが増幅させたり、私が意図しないエネルギー感のある音を奏でたり…最後の最後に完全ではありませんが復旧し、津村さんの身体と会話でき何とか終演しました。ぱっぱとMacを片付けてその場から去りたい気持ちになりましたが、とてもいい経験をさせていただきました。能面となった木を大地にかえしてあげたかった。三宅さんありがとうございました。そして、津村さんには再度挑みたいと思います。

公演後は、はじめてと言っていいほど放心状態になりましたが、「初心忘るるべからず」で、身を引き締めて、今後に生かしたいと思います。

今日は映像作家の甲斐さやかさん、振付家の香瑠鼓さん、森山開次さんのマネージャー橋爪さん、ダンサーの島地保武さん、衣装デザイナーの川口知美さん、クナウカの美加理さん、青山劇場・青山円形劇場のプロデューサー小野さんなどが観に来てくれました。公演後に美加理さんとじっくりお話しをする…お楽しみに!

16日。UPLINK FACTORYで公演する『青い月』の作品概要をUPしました。ご覧下さい。ご来場を心よりお待ちしています。

at 03:08│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

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