2006年08月15日

11日。麻布ディプラッツに大岩淑子さんの作品『夜明けのしっぽを聴く/Listening to My Tall at Dawn』を観に行く。16日に同じスペースで公演するので会場視察を兼ねていました。会場に向かう六本木駅で電車に乗ったところ、偶然、能美健志さんに会う。同じ公演を観に行くとのことで一緒に向かう。会場ではフランス語の教職につく音楽家の黒木朋興さん、『セクチェンチア~さえづる庭』でご一緒した照明家の川口真人さんに会う。ダンサーの岡本真理子さんも制作で参加していました。

普段は真っ黒な空間が白のリノリュームで白い世界になっていました。大岩さんの踊りも面白かったですが、出演していた康本雅子さんもとても魅力的でした。おふたりとはいつかご一緒したいです。本作品は3人が出演していたので、会場はとても小さく見えた。備えつきのスピーカーはEVの小さなスピーカー。私の音楽では使えません。作品『うろ』では音響システムを導入して音を奏でます。この小さなスペースを大きく深い空間にしたい。

12日。『うろ』のリハーサルで、新宿からバスで社会福祉センターに向かう。途中、激しい雷と雨が降る…いい音。リハーサル会場に着くと、神村恵さんが動きのチェックをしている。途中、美術衣裳担当の甲斐さやかさんが参加。音構成表をもとに、神村さんのはじめから終わりまで踊りを見せてくれる。とても面白い。甲斐さんのイメージした『うろ』の美術衣裳がアクセントになる。神村さんはそれを見事に使いこなし絡む。また、神村さんの衣裳もとても素敵です。甲斐さんのビジュアルはほんとうに強い。ご一緒できてほんとうに幸せです。『うろ』とてもいい作品になりました。公演後も3人でこの作品をさらに磨いて続けていきたいと思います。

「ダンスがみたい!8」の批評家推薦シリーズで、舞踊評論家の石井達郎さんに推薦され、ダンサーの神村恵さんと出会いました。これまで共演してきたダンサーとは異なる質感の踊らないダンサーと共演します。また、3月の横浜美術館グランドギャラリーで開催しました『セクチェンチア~さえづる庭』、先日の作品『青い月』でご一緒した、甲斐さやかさんに衣裳美術で参加していただいています。そして、『青い月』で共演しました、音響家の重信芳光さんにも参加していただいています。本公演には重信さんがTaguchiと開発した、38cm(!?)×2発のラインアレイのメインスピーカーを2本と、密閉箱の38cm×2発のサブウーファーを2本導入します。これまでとは少し違ったエネルギー感とスピード、パワーを体感していただけます。『うろ』の音空間に遊びに来て下さい。皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。

8/16(水) 19:00開場 / 19:30開演
麻布ディプラッツ(大江戸線・赤羽橋駅・赤羽橋口・出口前 / 03-5545-1385)

『うろ』
気が付いたらいつも穴の中にいる。
そこは意外と混雑していて騒がしい場所である。

神村恵(dance)×種子田郷(sound)
「ダンスがみたい!8 批評家推薦シリーズ」
推薦人:石井達郎(舞踊評論家)

衣裳美術:甲斐さやか(OutSect)
音響デザイン:重信芳光(TOPS)
音響システム:Taguchi
照明:加藤いづみ

uro website
http://www.geocities.jp/uro0816/

チケット 前売2,500円 / 当日3,000円 / 学生500円引き
予約:uro0816@yahoo.co.jp
※お名前と枚数をお知らせ下さい。当日、会場受付で精算させていただきます。ご予約のほどよろしくお願い致します。

at 02:03│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

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