2006年08月18日

16日。『うろ』盛況のなか無事終了しました。たくさんのご来場ありがとうございました。今回、音響システムを導入してほんとうによかったです。私の活動を音を体感していただくことで伝えることができました。今回は重信さんとTaguchiが新しく開発した、38cmのフルレンジユニット×2発を2本。6?のハイレンジユニット×2発を2本。密閉箱の38cm×2発のサブウーファーを2本導入。38cmのスピーカーユニットが合計8個!!!です。会場の大きさに対して、これまでで一番パワーのあるシステムでした。PA卓はMIDASでした。31.5Hzの低域も地鳴りのように静かに床を揺らし感じさせる。63Hz、126Hzの低域では建物ごと揺らしていました。今日はアンプのパワーは押さえ気味でしたが、驚くほどレスポンスも早く、これはいったいどうなってしまうのかと心躍る。重信さんの音つくり素晴らしかったです。

また、会場の外と、会場内にマイクを仕込みリアルタイムで音を取り込みました。この会場は外の音が漏れてくので、それを逆に生かしました。空気感を操ることによって、神村さんをはじめ、その場を共有するすべての人を、外から会場、そして、『うろ』の空間に導きました。甲斐さんの美術衣裳がさらに深く『うろ』を感じさせました。そして、加藤さんの照明はとても美しかったです。当初、踊らないダンサー神村さんとの共演は未知数でしたが、踊らないために、身体を磨いている姿を感じた時から、強度あるものができると確信できました。そして、無限大にイメージを膨らませるパフォーマンス。神村さん自身の深く大きなビジョンを感じることができ、次に繋がるとてもいい作品になりました。この出会いを与えてくれた石井さん、ディプラッツに感謝したいと思います。また、今日の公演を撮影してくれたOutSectの小林和史さん、ずっとサポートしてくれた宮崎さん、根岸さん、ワルシャワの宮坂さん、さとうじゅんこにも心から感謝します。

アフタートークは石井達郎さんが司会進行をして、神村さん、甲斐さん、そして、私が参加しました。調子の悪かった喉もいい感じだったので、お話しすることができました。石井さんが、この企画に推薦するにあたっての過程や、私と神村さんとの出会いを語ってくれました。私は、私にとって音響システムは豊かな表現の楽器であること、時空間をつくることで、作品を構成し、構築していったことを話した。神村さんは音に惑わされないで、自身の踊りの空気感を大切に踊ったこと。甲斐さんは音、踊りを感じながら、空間全体を考えて美術衣裳を制作したことなどを話す。3人でせめぎ合うことができて、力のある作品ができたと思います。今後、3人でじっくり作品を構築していきます。私は「来年のトヨタアワードはいただきましょう」と軽口をたたきましたが、このような作品が受賞されれば、舞台芸術の世界ももっとよくなるのではと感じています。

本日は美加理さん、青山のプロデュサー小野さん、ダンサーの能美健志さん、ARICAなどで活躍しているコントラバスの猿山修さん、尹明希さんや黒田育世さんと共演しているギタリストの松本じろさん、舞踊評論家の志賀信夫さん、堤広志さん、清水永子さんなど多くの方が観に来てくれました。楽しんでいただけたようで嬉しいです。志賀さんはとても喜んでくれて、乾杯の飲み物をプレゼントしてくれました。あたたかく見守っていただき感謝しています。

CD「sketch 2006」も入稿を済ませたので、次は森山開次さんと作品『KATANA』に集中です。美加理さんとの作品、甲斐さんとの映像作品も頭のなかでイメージしていきたい。楽しみたいと思います。

at 01:23│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

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