2006年09月08日

6日。雨の名古屋。昼過ぎに愛知芸術文化センター入り。重信さんのボイスチェックの声がする。すでに舞台は出来上がっている。東京からのスタッフに地元のボランティアの方々が手伝ってくれている。感謝です。suaraHPの英語ページのプロフィールを翻訳してくれた、クロノズ主催の黒野さんもお手伝いしてくれている。トロントに行かれた時のお土産をいただく。グレン・グールドの絵はがき。嬉しい。

サウンドチャック。会場自体の容積はあるが、スパイラルほど舞台に奥行きがない。また音がどうも吸収されている感覚がある。デッドな空間。音つくりはなかなか難しい環境です。重信さんと音を奏でながら音つくり。イメージする音を構築していく。前半は時には痛く感じるような、空間を切り裂くような音つくり。中間部分の低域を徹底的に磨く。この会場の共振周波数をつかみ揺らしてみる。後半はやさしく静かに包み込むような音つくり。前日に重信さんは京都の龍安寺に行っていろいろ感じて来たそうです。耳を澄まして音つくり。謡いは特に難しい空間。時間をかける。これでお客さんが入ったらもっと音は吸収されるだろう。経験が何よりも力になる。サウンドチェック後に、森山さんの踊りと、杉本さんの照明と入念にチェック。森山さんは集中している。杉本さんは少ない時間で確実に明かりをつくっていく。

本番。音を奏でながら音をつくっていく。集中する。今回で5回目の公演。森山さんの動きをさらに深く感じることができてきた。引き出し引き出されせめぎ合う。明かりはぴったり寄り添う。公演を重ねるたびに、作品が進化していくのを実感できる幸せ。しかし、前半はもう少し勝負したい。次の課題が生まれました。森山さんがカーテンコールで舞台上に呼んでくれる。とても嬉しかった。

CDは地元の映像を学んでいる学生さんが販売してくれました。とてもたくさんの方にご購入いただきました。ありがとうございました。ぜひ感想を送って下さい。楽しみにしています。また、彼らに音響の搬入・搬出もやっていただきました。いつか作品で共演できると嬉しい。

撤収後に、地元の関係者やスタッフの方々と乾杯。皆に支えられて『KATANA』公演を実現させていただきました。また、音を奏でることに集中させていただきました。心から感謝しています。とても心地いい名古屋の夜だった。また名古屋で公演をしたいです。

7日。朝。森山さん、杉本さん、橋爪さん、東海林さんと、新幹線で広島に出発。広島はお天気がよくて真夏並みの暑さ。駅からタクシーで会場入り。手を叩き残響時間を探る。とてもいい鳴りぐあい。いい音がつくれそうです。しばらくして、舞台監督の柴崎さん、松田さんが到着。そして、音響の重信さんも到着。皆、車での移動でも疲れを見せず元気な笑顔。とてもいい感じです。会場つくり。

夜は皆でお好み村に行き広島を満喫する。そして、原爆ドームを観に行く。明日はいい公演にしたい。広島の方々、楽しみにしていて下さい。

at 01:31│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

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