2006年12月19日

17日。フランス帰り(軽部裕美さんが1年間のパリ留学から帰国)の能美健志さん、川口知美さん、そして、さとうじゅんこで、3月の『ビオトープ』の打合せ。作品をつくるうえで、皆で話し合うのは何よりも大切だ。

19日。『ビオトープ』の会場となるALTANATIVE SPACE TEMPORARY CONTEMPORARYに、3月の横浜美術館・グランドギャラーでのart live - sound+dance+visual vol.7『セクエンツィア~さひづる庭』以来の共演となるTaguchiの磯野順一さんと、制作の川口眞人さんと視察。迷路のような小さな部屋がたくさんある。磯野さんが全日程に参加してくれることになりほんとうに嬉しい。

コンクリートの壁はバウンドする残響が3秒。音つくりは難しい…が、磯野さんが乗り乗りになってきて、どんどんアイデアが浮かんでくる。とても楽しい。スピーカーや音響システムを感じさせないで、音がどこから聴こえてくるかわからないようにプラニングすることになりました。

バックヤードの高い窓にパノラママイクを仕込み、お客さんの導線にアンビエントスピーカーから外の空気感を流し込む。バックヤードにパイプライン(平面波)スピーカーを仕込み、会場の壁に反射させて中に音を奏でる。会場にはアンビエントスピーカーの五重の塔を高めにセッティングして、上の方に残響がたゆたうような音つくり。卓は会場から見えないようにセッティングして、磯野さんは姿を消して…っと、想像しただけで興奮してきます。磯野さんはとにかく最高。私は月島のギャラリーという文脈から、またまた新しいことにチェレンジしていきたいと思う。

at 20:15│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

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