2007年09月14日

9日。上野にある東京藝術大学に、さとうじゅんこがシンデン(歌)で出演する、ジャワガムランクラブのコンサートを聴きに行きました。台風でどうなるかと思いましたが、とってもいいお天気で暑くガムラン日和になりました。今日は芸祭です。私も芸大のジャワガムランクラブにはずいぶん通いましたが、最近では芸祭にも行けず、何年かぶりに演奏を聴くことができて嬉しかったです。

芸大のガムラン(楽器)は約130年もの歴史があり、その響きは特別の輝きを放ちます。ガムランの素材は青銅で、きちんと演奏する(叩く)ことで空気が抜け、音程が安定し美しい音色を奏でるようになります。100年ほど経って、はじめていい音になると言われるほど奥の深い楽器です。project suaraにも5年ほどのガムラン(ガドン=小編成の楽器)がありますが、まだまだ子供です。今後、どんな音に生まれ変わるか楽しみです。

演奏は屋根付きのピロティ(野外)で行われました。ゲロン(男性の歌い手)が元気があってとても楽しかったです。さとうじゅんこもゲロンと絡んでほんとうに楽しげでした。また、ジャワガムランクラブに顔を出したいと思いました。

演奏会には知人でライターの近藤瑠漫さん(ペンネーム)と待ち合わせました。9月11日に単行本「ネット右翼とサブカル民主主義」が出版されました。ご興味ある方はぜひ読んで下さい。また、三宅流さんのドキュメンタリー映画作品「面打」で描かれていた能面打ち・新井達矢さんもいらっしゃっていて、次回、私の舞台作品でご一緒できたらと秘かに思っていたところだったので…これはやはり、お会いできてよかったです。近日中にアトリエにお伺いすることになりました。とても楽しみです。

at 02:04│コメント(1)トラックバック(0)go taneda │

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この記事へのコメント

1. Posted by ぴこりん   2007年09月20日 23:02
近藤瑠漫を求めてたどり着きました。
友達の友達は赤の他人ですが足跡のこします。失礼!

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