2007年10月08日

5日。神奈川県立青少年センターホールに、カロリン・カールソンの「DOUBLE VISION」を観に行く。桜木町駅から大雨のなか会場に向かう。私は最後の30分しか観られませんでしたが(さとうじゅんこも少し遅れたらしい)、カロリンさんの踊り、力の入った美術、洗礼された映像を堪能しました。カロリンさんが静かにただ回っているシーンが印象的で美しかったです。はじめから観たかったな…。

公演後に、BankART1929の溝端さんにカロリンさんを紹介していただきましたが、明るく元気でとても気さくな方で、この感覚が新しいものを追求するのだと思いました。舞踊評論家の石井達朗さんがいらっしゃていて、カロリンさんはアメリカ人でフランスに渡り、パリオペラ座の振付家となり、クラシックバレエ全盛の時代に、コンテンポラリーダンスの新たな潮流を作り出した重要な人だと教えてくれました。今回の作品で、なかなか面白い音もあったので、私のCD「sketch 2006」も楽しんでいただけるかと思いお渡ししました。

今夜は、映像作家のmichiさん夫妻。ダンサーの能美健志さんや軽部裕美さん、伊藤虹さん、神村恵さん、山田せつ子さん、丸山暁子さん。ライターの志賀宣夫さんなどなどたくさん知人が来ていて、久しぶりにお話しができて楽しかったです。伊藤さんは来週末に、八ヶ岳でパフォーマンスをされるそうで…私もいつか野外で、緑あふれる地で音を奏でたいと思っています。

他に、ラップトップ・オーケストラ主宰のフィリップ・シャトランさんと、The Khronos Projectorというインターフェースを開発したアルバロ・カシネリさんも来ていて話しが盛り上がりました。アルバロさんは64chマルチトラック作品にとても興味があるようで、いつかご一緒できたら面白いと思いました。また、来年の2月にワシントンDCで、ラップトップ・オーケストラのライブが予定されているのですが私も参加します。いまからとても楽しみです。

6日。カロリンさんのワークショップに、ランバンサリの樋口文子さんが太鼓で参加。私は行けなかったのですが、樋口さんは動きを感じて音色を変えたりととても楽しめたとのこと。レイヨンヴェールの川口さんからは、樋口さんの踊りを見ながら可変してゆく太鼓は絶妙で、今回の体験はワークショップの考え方を大きく変えることでしょうという嬉しいお言葉が…。私もワークショップに参加したかったです。今後、樋口さんの太鼓が、ガムラン以外の場で触れる機会が増えればと思います。

8日は上野公園水上音楽堂で「十六夜コンサート」。さとうじゅんこのシンデン(歌)と樋口さんの太鼓の共演も聴けます。とても楽しみです。

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at 02:18│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

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