2007年12月14日

14日。武蔵野美術大学・映像学科の講義終わり(後日、詳細を書きたいと思います)、明日(15日)愛知芸術文化センターで上映される三宅流さんのドキュメンタリー映画作品『朱鷺島-創作能「トキ」の誕生』(2007 ビデオ 94分 出演:津村禮次郎)の整音の最終仕上げにかかる。

前回の三宅流さんの作品『面打』(2006 ビデオ 60分 出演:新井達矢)でも整音を担当させていただきましたが、『面打』はナレーションもなく、面打の新井さんの木を削る音だけが響く力強くシンプルな作品で、新井さんの迷いのない確かな意志が伝わればと思い音つくりをしました。

今回の『朱鷺島-創作能「トキ」の誕生』は、新国立劇場で森山開次さんとの作品「弱法師」「OKINA」、またUPLINKで一対一でライブパフォーマンスさせていただきました、能楽師の津村禮次郎さんが、毎年、夏に新潟県の佐渡でつくる創作能「トキ」を追ったものです。ナレーション、インタビュー、リハーサル風景、薪能、外の音風景と…盛り沢山の音たちでしたが、夏の匂い、夏の空気感が伝わるように大切に音を磨き上げました。とても素晴らしい作品です。そして、日も暮れましたが、何とか間に合う時間に、三宅さんにサウンドファイルを手渡すことができました。

ぜひ、名古屋周辺にお住まいの方は、この一年間、三宅さんが岩手の花巻に拠点を置いて、撮り続けてきた渾身の作品『究竟の地-岩崎鬼剣舞の一年』(2007年)を観に行ってください。他に三宅流さんの作品『面打』『朱鷺島-創作能「トキ」の誕生』が上映されます。お楽しみに…。

第12回アートフィルム・フェスティバル

12/15(土)

14:00
関連企画:イベントークPart16「ドキュメンタリー映画上映&能舞公演」
オリジナル映像作品最新第16弾 三宅流『究竟の地-岩崎鬼剣舞の一年』(2007 ビデオ 120分)のプレミエ上映とともに、能舞公演とトークショーを行います。

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出演:中所宜夫(能楽師)、三宅流(映画監督)
主催:愛知芸術文化センター企画事業実行委員会
入場料:1,000円(当日のみ)

18:00
『面打』(2006、ビデオ、60分、出演:新井達矢)

19:10
『朱鷺島-創作能「トキ」の誕生』(2007 ビデオ 94分 出演:津村禮次郎)

20:44
終映予定


12/16(日)

19:10
『朱鷺島-創作能「トキ」の誕生』(2007 ビデオ 94分 出演:津村禮次郎)

20:44
終映予定

at 23:55│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

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