2007年12月30日

なかなかblogを更新できませんでしたが、今年も最後に素敵な出会いがあったので書こうと思います。14日。小平市にある武蔵野美術大学に行く。音楽家で作曲家のクリストフ・シャルルさんが教えている、映像学科の大学院生に講義をしてきました。去年、やらせていただいた時には、学生さんたちは授業がはじまってから徐々に集まって来ていたので、今日はゆっくり自分のペースで進めることにしました。また、シャルルさんもいないので、なるべく学生さんと会話できればと思っていました。なお、今日は3月のON-COO主催 Sympho Canvas concert 「森のサカナ」でご一緒する映像作家のmichiさんにも来ていただきました。武蔵野美術大学はmichiさんの母校でもあります。作品「森のサカナ」に、学生さんたちにも映像の演出で参加して欲しくて同行していただきました。

授業ですが、先日、早稲田大学でやらせていただいた時に、より多くの音に触れてもらって手応えを感じたので、今日もたくさん音に触れていただこうと思っていました。ただ、今回は音響システムを持参できなかったので、去年と同じ大学にあるシステムを使わせていただくことになりました。去年のようにシステムはセッティングされているものと思っていましたが、スピーカーもセッティングされていない状態で、助手の長井さんが一所懸命セッティングをしてくれましたが、残念ながら音つくりができなかった。授業の時間も短いので、今日は音を体感していただくことを諦めて、お話し中心でいくことにしました。まぁ今回は、音響システムを持って来なかったので、いつか導入して、リアルでジオグラフィカルな音の空気感を体感してもらおうと思う。

学生さんたちに、それぞれどのような表現をしているのかを聞いたところ、写真を撮っている方もいましたが、アニメーションで映像をつくっている方が圧倒的に多かった。一枚一枚、時間をかけて描き映像にするのである。コンピュータの普及によって、どのような表現もできるようになったと錯覚に陥りがちなのですが、それらを構築する行為と表現とは別物だと思っている。自身の表現を追及するとどこかアナログに戻っていくのかもしれない…が、両方とも大切な要素である。それぞれの作品に触れてみたい。私はフィールドレコーディングを例にして、一つのものに焦点を当てることで、全体の空気感を表現できるなどの話しをした。

最後の方でmichiを紹介して、2004年に、3月の会場になるBankART1929 Yokohamaの1Fホールで公演した、project suara主催「sound+dance+visual vol.4」での、michiさんの映像を写真で観てもらい、ぜひ、この空間でご一緒しましょうと話しました。何人かの学生さんが興味を持ってくれたようで嬉しい。学生さんの感性もとても貴重です。

授業後に、michiさんの学んだ空間演出デザイン学科の教授である椎名純子さんを紹介していただく。環境対応型狭小空間(環具=ハット)の研究などをされている方で、授業の一環で、バリ島のコテージに学生を連れて行き、それぞれの作品をつくらせ発表などもしているとのこと。とても素敵な方で、ついついお話しが盛り上がり時間があっという間に過ぎていきました。そして、何度か作品でご一緒したダンサーの能美健志さんが、昨日まで授業で来ていたとのこと。繋がっているんだと実感。今後、ぜひ空間演出の授業にも参加させていただきたいです。

椎名さんから3月にバリ島に行くのでご一緒しましょうと言われて本気モードに…。ジャワ島には何度かジャワガムランの勉強で行きましたが、まだ、バリには行ったことがありませんでした。バリのガムランや、写真家の藤原新也さんの作品に触れずっと憧れていた地です。これはほんとうにいい機会だと感じています。バリ島には、今年の1月に共演したバリガムランのデワ・アリットさんもいます。michiさんありがとう。この出会いに感謝したいと思います。

at 22:58│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

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