2008年02月02日

30日。本日はフル回転でした。朝はTWS aoyamaにラップトップオーケストラのリハーサル。シャトランさんとシャルルさんとで、ワシントンDCの公演会場の音響プランを考える。できれば、石川さんを客席の真中に、ラップトップメンバーは、客席を取り囲むようにしたかったのですが、客席はひな壇とのことでプランを変えなくてはいけなくなりました(キャパは400名)。実際に会場入りしてからでないとわかりませんが、事前に、ケネディセンターに聞けることは聞いておかなくはいけない。特に、スピーカー等のアウトプットに不安が残りますが、何とか客席を包み込むような音響空間をつくりたいと思う。その後、それぞれが石川さんの笙の音を素材にして、リアルタイムで5分間の演奏をして録音する。今後、真鍋大度さんのつくる映像のシステムで、どんなビジュアルが生まれるかテストをするとのこと。楽しみです。

昼は、大山にあるサイ・スタジオで美加理さんと「Flowers'」のリハーサル。1日の通しリハーサル、6日の総見に向けて、1時間強の音作品をCDに落とす。まだ、美加理さんのムーブメントとぶつけていないので、今後、構成や質感も変わっていきますが、この段階でとてもいい音構成ができたと感じています。次回、美加理さんの身体を感じてさらに音を磨いていきたいと思う。

夜は、横浜みなとみらいの馬車道にある、BankART 1929 Yokohama ホールに、3月7、8日に公演予定のシンフォキャンパスコンサート「森のサカナ」の打合せ。本日は、本公演に参加していただく、武蔵野美術大学の空間演出デザイン学科の方たちに、会場を観ていただくということで、会場での打合せになりました。ON-COO代表の田口和典さん、音響デザインの宮本宰さん、美術の三浦秀彦さん、映像のmichiさん、そして、さとうじゅんこが参加。武蔵野美術大学の学生さんも、急な打合せにも関わらず、7人も集まって来てくれました。なお、本日、来れなかった人も、参加したいと手を上げている方がいるとのことです。とても嬉しいです。

会場で、本作品の音を奏でましたが、劇場の方が作業中だったので、ボリュームも控えめでしたので、次回、会場を使ったリハーサルで、皆に感じていただこうと思う。会場の視察を終え、日本大通りにあるON-COO事務所に移動する。事務所に多くの音響システムが搬入されていたので、ゆったりスペースではありませんでしたが、学生さんも全員が参加してくれました。シンフォキャンパスのスピーカーREX2本を使用して、本番に使い質感の音を時間軸で奏で、音響プラニングをしていく。宮本さんの見事な進め方…やはり場数が違うな~と感心する。一気に進められたので作品が見えてきました。少し安心する。シンフォキャンパスの空気感を感じて音つくりをしたいと思います。三浦さんのデザインによるチラシも出来上がってきています。時間は限られていますが、広報もしっかりやっていきたい。

ひとつひとつ大切にしたいと思います。


at 01:50│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

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