2008年06月05日

5月31日。東中野にある梅若能楽学院会館に、名取事務所公演『ふたりのノーラ~「人形の家」による現代能~』を観に行く。音と能のパフォーマンスでご一緒したことのある能楽師の津村禮次郎さんがノーラ役のシテ、中所宣夫さんが地謡で出演。この作品は2005年に東京で初演されたもので、ヘンリック・イプセン没後100年の2006年に、オスロで開催されたイプセンフェスティバルに招待された作品でもあります。他にも北欧、イギリスでも公演され作品としてほぼ完成されたものです。

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舞台には能のシテとしてのノーラと俳優によるノーラが登場しました。能の様式を基本に現代の物語が展開されシンプルで心に響きました。とても楽しめました。

はじめて津村さんとご一緒したのは、2003年9月に新国立劇場で公演した森山開次さんの『弱法師』でしたので、この作品(初演)はその後に公演されたものです。公演後に津村さんの楽屋に伺ったのですが、今後、短期間に古典能、創作能と多くの公演があるとのことでした。相変わらず精力的で新しいことに挑戦されています。津村さんの探究心にはいつも学ばされます。

津村さんとは、今年の11月に森山開次さんの『OKINA』(初演は2004年の新国立劇場)のヨーロッパツアーと、来年の2月に新国立劇場でご一緒します。再演ですが、新しく構成しようと話しています。ほんとうに楽しみです。ご一緒するまでにさらに音を高め、私も新しいことに挑戦したいと思います。

at 03:32│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

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