2008年11月07日

3日。大塚にあるマスミアートスペースMUROに舞の岡佐和香さんと光の松尾宇人さん、そして笛の雲龍さんの響楽舎 うたまひもののひびきあひ 【初の段】 Kyokyo Rairai / 虚去蕾来を観に行く。

MUROのスペースに和がいっぱい…心地いい。オープニングの笛の倍音に感銘を受ける。能管のようなスピードとエネルギー感があり波動波のようでした。松尾さんの照明は今回もフェーダーをリアルタイムで繊細にコントロール。このスペースでは人のぬくもりを感じさせる明かりがいい。岡さんは舞はシンプルに徹していて好きでした。時間を感じさせないいい作品でしたが、聴く観る感じる側に何かをイメージさせるというのが少なかったと思いました。わかりやすいというのは決して悪いとは思いませんが…もう少し隙間を魅せることで個々の強さや調和が生まれさらに面白くなると感じました。

MUROはほんとうにいいスペースです。梁と漆の質感が素晴らしい。ここでいつか音を奏でたいと思っています。

at 23:40│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

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