2008年11月24日

18日。新国立劇場で森山開次作品集「OKINA」「弱法師 花想観」「狂ひそうろふ」の三部作の通しリハーサル。本日はスタッフも参加して総見になりました。さとうじゅんこにも参加してもらう。前回のリハーサルは散々でしたが、今回はメイヤースピーカーをプラニングしていただきましので何とか勝負できます。これでも思い描いた音を奏でられないので体感というにはいきませんがありがたいです。

通しは本番と同じ「OKINA」から。この作品で本公演全体の空気感をつくることになります。出演者もスタッフもお客さまもいかにこの舞台に集中できるか。はじめの一音、明かり、そして踊り…すべての“気”が一体となって成り立ちます。大切に奏でたい。通しは攻めたところもありましたが、なかなか攻め切れないところもありムーブメントを音であげるところまでは持っていけませんでした。森山さんと津村さんは四年間の成長を感じることができました。この作品は私の音で決まりそうです。本番までに仕上げたいと思います。

次に笠松泰洋さんが音楽を担当し木之脇道元さんがフルートを奏でる「弱法師 花想観」。今日はパリ・ローマ公演と同じ録音でした。前回の通しリハーサルと比べると音の要素が大幅に削られほとんどフルートで奏でられるメロディだけで構成。個人的にはシンプルなこちらのほうが好きです。津村さんの唄いとのバランスは難しそうですが花の香りを感じさせた。踊りは森山さんと加賀谷さんの関係性がまだまだこれからといった感じでしょうか。今後の展開がさらに楽しみです。

最後にYAS-KAZさんが音楽を担当している「狂ひそうろふ」。こちらもパリ・ローマ公演と同じ録音で行われる。衣装は小林さんと甲斐さん。まだ森山さんが踊りに徹していない感じですが太鼓は生演奏と録音ではまったく異なる。なかなか難しいと思う。地面を踏む所作が三宅流さんがドキュメンタリー映画で取り上げた岩手県の伝統芸能・鬼剣舞を思い起こさせる。

今日はパリ・ローマ公演でご一緒する音響家の原嶋さんに少しは音のテクスチャを感じていただけてよかった。また2月の新国立劇場でご一緒する音響家の河田さんにも聴いていただけて嬉しかったです。河田さんは音を聴いて何か面白いプラニングを考えてくれたそうです。河田さんとの音つくり楽しみです。また河田さんはローマ公演を観に来てくれるそうで心強いです。

まず2月の新国立劇場の前にパリ・ローマ公演です。次に繋がる海外公演にしたいと思います。とても楽しみです。

at 23:55│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字