2009年03月29日

19日。渋谷のBunlamura ザ・ミュージアムに「20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代」を観に行く。毎年、父と母がパウル・クレーのカレンダーを贈ってくれるのですが、今回はチケットをプレゼントしてくれました。感謝です。展示はドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館所蔵のもので、クレーの他にカンディンスキーやシャガール、マティスやピカソなどの展示がありました。21時まで開館していて夜の美術館は落ち着いていていいなと思いました。

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カンディンスキーの即興シリーズは好きでしたがほんものを観れて嬉しかったです。ピカソは大作の「鏡の前の女」や「二人の座る裸婦」など大きなキャンバスを目の前にするとピカソのエネルギー感を肌で感じることができました。シャガールの「バイオリン弾き」の鮮やかな色彩に目を奪われる。他にマグリットやカッラの作品も印象に残りました。

クレー。小さな作品が多かったのですが、小さなキャンバスにはやさしく包むような音に満ち溢れていました。クレーの生きた時代を感じると厳しい作品ばかりを想像したくなりますが、どこかユーモラスな空気感がクレーの人柄を感じさせ、人生を大いに謳歌していたのだと思われる。今回、はじめて作品ひとつひとつの解説を丁寧に読みましたがなかなか面白かったです。解説で「通奏低音」という言葉があった色彩豊かな作品たちとは異なる白と黒の陰影のみで描かれた「毛皮を着た少年」や「明暗の研究(画架・ランプ)」も強く印象に残りました。私のなかでは新しいクレーの発見でした。いい絵画はその人の生きてきた背景を感じることができる。そんな音楽をつくり残していきたいです。

at 03:20│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

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