2009年05月26日

23日。上野の東京文化会館小ホールに新国立劇場でご一緒した作曲家の笠松泰洋さんの『音楽×空間』Vol.1 朗読と室内楽による「銀河鉄道の夜」を聴きに行きました。

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フルートにはやはり新国立劇場でご一緒した木ノ脇道元さん、ヴァイオリンに太田雅音さん、チェロに安田謙一郎さん、ハープに早川りさこさんが出演。ほんとうに超一流の演奏家ばかり…東京文化会館の素晴らしい残響に音色が美しく調和していました。朗読には安寿ミラさん。この残響のなか演奏とのバランスはなかなか難しいようでしたが、新国立劇場でいつもお世話になっている音響家の河田さんがシステムを持ち込んで音響プラニング。当日、会場入りとのことで限られた時間のなかでの音つくりだったようです。

笠松さんは90分の作品を作曲。大作です。公演後に笠松さんに新国立劇場でご一緒したダンサーの加賀谷香さんと会いに行きましたが、朝からリハーサル、昼の部、夜の部と3回も通してすべて抜けきった様子。心ここにあらずといった感じ…やり遂げた空気が漂っていました。素敵でした。

来年の6月19日に続編「怪談」(仮題)があるのですが、私も電子音響音楽で参加させていただく予定です。他にフルートの木ノ脇道元さん、チェロの安田謙一郎さん、ピアノの阿部篤志さん、ダンサーに加賀谷香さん、そして、朗読には俳優の篠井英介さんの参加が予定されています。楽しみにしていてください。

以前、笠松さんは東京文化会館で公演することは大切だと言っていました。天井が高く残響が素晴らしいほんとうに魅力的なホールですが、私は会場に着くまでの回廊が特に面白いと感じました。ここからプラングできればと思います。ご一緒する皆さんと作品のお話しをするのが待ち遠しいです。

また会場で東京芸大のジャワガムランクラブでご一緒していた河内さんに久しぶりにお会いしましたが、現在、HAKUJU HALLの広報をしているとのこと。私がはじめてproject suaraでイベントを開催した時に、河内さんにフロントをお願いしたのですが、自身の夢を実現されていてとても嬉しかったです。いつかご一緒できる日を楽しみにしています。

at 00:11│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

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