2009年11月28日

10月24日。埼玉県東松山市にある大東文化大学に、第3回アジア芸能の夕べ「光と影が織りなす神々の祭り」ジャワの影絵芝居とガムラン(インドネシア)&サムルノリ(韓国)、そして、インド古典音楽を聴きに行きました。東武東上線で高坂駅まで行きスクールバスで…山々に囲まれた空気の澄んだ大学。とてもいい環境だな~。

影絵芝居。ガムラン演奏はランバンサリ。ダラン(人形遣い)はローフィット・イブラヒムさん。はじめてインドネシアのジャワ島ソロにガムランの勉強で行った時に、車で闇のなかをひたすら走り続け、田んぼの真中に突然多くの人が現れるとそこは影絵芝居の会場だった。いまもあの時の匂い立つ空気感をしっかり覚えている。イブラヒムさんは派手さがなくシンプルな語りで好印象。今回は「アルジュノの饗宴~マハーバーラタより」を1時間バージョンで公演したが、もっとじっくり体感したいな…と思いました。ジャワでは夜の21時頃から明け方まで5時頃まで延々と8時間にわたり公演されます。あぁまたあの場に行きたいです。樋口さんのクンダン(太鼓)も最高でした。

休憩時間。ロビーにてさとうじゅんこがtaikuh jikangでご一緒に活動している新井ごうさんがインドのシタールを演奏。新井さんの集中力に魅了されながら楽しみました。また、新井さんのアナログのタンブーラマシンに感動しました。タンブーラはシタールやタブラなどの演奏の後ろでドローンを奏でる伴奏楽器で、主奏者のために基本となる音を繰り返し奏で、その音の響きとうねりによって空間をつつみこみます。それを小さな箱が奏でているのです。現在ではほぼデジタルになってアナログは少ないとのこと。いい音でした。

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最後は韓国の打楽器アンサンブル・サムノルリ。アンデミ ノルムセの演奏。そのスピードにも魅了されましたが、魅せるっといったパフォーマンスを大いに楽しみました。何度も何度もリハーサルを繰り返しているのだろうな…。学ばされました。舞台の美術(神様?)も美しかったです。

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とてもいい休日でした。遠くまで来てよかったです。

at 01:09│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

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