2010年06月16日

14日。6月19日に東京文化会館で公演する「四谷怪談」のリハーサルが東京文化会館のリハーサル室でありました。今日は音楽のみのリハーサル。作曲の笠松泰洋さん、フルートの木ノ脇道元さん、チェロの安田謙一郎さん、ピアノの阿部篤志さん、そして私が参加。ダンサーの加賀谷香さんも音を感じに来る。

バスフルートを奏でる木ノ脇さんと笑顔の阿部さん。

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1幕1〜4場、2幕1〜4場、3幕、4幕を一気に進める。こういったリハーサルはみな一流の演奏家なので実現する。全体の音楽を感じながら構成した音たちを静かに奏でる。さらに磨く音、再構成する必要のある音を見極める。

リハーサルを終えてホッと表情が緩む笠松さんと安田さん、…と後ろ姿の加賀谷さん。

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今日は大きな反射板があるTaguchiのフラット(平面波)スピーカーで奏でました。船の帆を感じさせるまさに田口和典さんのデザイン。私はあひると呼んでいますが…。

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本公演でご一緒する音響デザイナーの小林高治さんが800人程のキャパの劇場で、女優の宮沢りえさんの朗読に使用したと言っていましたが、フラットのスピードのエネルギー感と木の温もりが音をリアルに奏でます。もちろん私が構築する低域は出ませんが、空気感として手に取るように感じることができるので素晴らしいです。自宅スタジオに持って帰りたくなりました。

次回、リハーサルまで音を再構成します。この次のステップに進まなくてはいけません。




go tanedaprojectsuara at 00:53│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

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