2010年10月18日

10月20日。ポレポレ東中野で、三宅流監督作品『究竟の地−岩崎鬼剣舞の一年』が『ドキュメンタリー・ドリー ム・ショー 山形in東京 2010』にてプログラム上映されます。私はこの作品で整音を担当させていただきました。

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監督:三宅流
ナレーション:豊川潤
整音:種子田郷

日時:10月20日(水)19時〜
会場:ポレポレ東中野

※上映後に監督の三宅流によるトークがあります

昨年、山形国際ドキュメンタリー映画祭にて上映された『究竟の地 −岩崎鬼剣舞の一年』が、東京ポレポレ東中野で10月9日から行われているドリームショーにて上映されます。 このプログラムは山形国際ドキュメンタリー映画祭で公開された作品を東京で行う上映で、非常にユニークで多彩な作品群が公開されます。

『究竟の地−岩崎鬼剣舞の一年』(2008/DVCAM/161分)
岩手県北上市の岩崎という農村地域に古くから伝わる郷土芸能「岩崎鬼剣舞」。岩崎に生きる人々の一年を追い続けたドキュメンタリー。鬼剣舞の人々の多くは兼業農家で、大工や職人が多く、日々の労働をこなしながら、公演活動や、後進の指導にあたっている。岩崎では、鬼剣舞の人のみならず、地域の人たちは保育園や小学校から鬼剣舞を習うので、ここに住む人たちは皆鬼剣舞を体験しており、踊ることができる。生活と密接に繋がっている芸能と、地域の人々全体で共有される芸能の姿は、現代社会に生き、共同体、身体性を失いつつある私たちに普遍的な問題提起を投げかける。

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三宅さんは1年間を通して鬼剣舞にたずさわる人々、その地域に生きる人々の姿を追い続け、ドキュメンタリー映画として完成させた力強い作品です。真夏の盆供養をはじめ岩崎の四季の空気感、そして抜けるような太鼓の音を磨かせていただきました。豊川さんの静かで力強いナレーションも素晴らしいです。東京で体感できる一日です。ぜひお時間つくって足を運んでください。




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