2011年10月08日

4日。能楽師の津村禮次郎さんのご自宅の能舞台で、15日。仙台の能BOXで公演する「Shakkyo」のリハーサル。ダンサーの森山開次さん、プロデューサーの橋爪さん、わたしのアシスタントの岸本さん、そして、津村さんのドキュメンタリー映画を制作している三宅流さんが参加。

Taguchiの田口和典さんにデザイン制作していただいた、フラット(平面波)ユニットのスピーカーを持参。アンプはp41audioで入手した掌に乗る小さなデジタルアンプ。低域は聴こえませんが、充分、その空気感が体感できる。田口さん、真木さんに感謝いたします。

「Shakkyo」は、森山さんが能の「石橋」に触発されて制作した作品。先日、佐渡島で薪能版として公演した際、音楽は能管の松田弘之さんと和太鼓の佐藤健作さんでした。また、蝉、小さな虫たち、風、雨、薪の音の恩恵を受けた素晴らしい作品でした。今回は、倉庫にすっぽり能舞台がたたずむ能BOXで、音楽はわたしの音だけで勝負です。とてもやりがいがあります。

森山さんを中心に作品について話す。そして、オープニングを通す。わたしの音と津村さんの存在感で「石橋」の情景を描く。ふっとそこに深い深い谷を感じた。

能舞台とわたしの音はとても相性がいいかも…と、何年も前からさとうじゅんこに言われていたことを思い出した。このような機会を与えていただきほんとうに感謝いたします。

仙台のみなさま楽しみにしていてください。



go tanedaprojectsuara at 00:26│コメント(0)トラックバック(0)go taneda │

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字