2013年04月11日

1月31日~2月2日。我が妹と妹の山パートナーの河原さんと3人で、南八ヶ岳の硫黄岳(2,760m)から北八ヶ岳の東天狗岳-西天狗岳(2,646m)まで縦走しました。赤岳鉱泉に泊まり夕焼けに染まる赤岳を眺め、天の川と流れ星を堪能。

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美濃戸口からスタートし美濃戸山荘の近くでお尻がハートの鹿に出会う。

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真っ白な雪がまぶしいぐらいに深く深くなっていく。

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アイスクライミングで有名なアイスキャンディー(氷柱)のある赤岳鉱泉に着く。ご飯が最高でした。

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赤岳が夕焼けに染まる。来年かな…。

翌朝、この日しかないというアタック日和のなか硫黄岳を目指す。稜線にはいると積もった雪も吹き飛ばす強風を身体で感じて最高でした。

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赤岳と阿弥陀が朝日に輝く。

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風紋。風が語る。硫黄岳の稜線。

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山頂に向かう前にザックを置いて空身で赤岩の頭に寄り道。

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硫黄岳山頂にアタックする妹。

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岩場へ。パーティーだと歩いている姿を撮ってもらえるので嬉しい。

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我が妹と青空。

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硫黄岳山頂で妹とツーショット。

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次にアタックするのは写真の左に小さく見える真っ白な双耳峰の天狗岳。

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大きく深い硫黄岳の噴火口。どれほどの爆発があったのか想像もつかない。

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根石岳に向かう森の登山道に寝転がるカモシカ。横を通るとハッと立ち上がり威嚇するように突っ込んできたが、習慣で構えるとサッと森に逃げていった。お休み中にごめんなさい。

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河原さんは身体も大きく荷物も重いので腰まで埋まる。埋まりながらワカンをつけて生還。

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東天狗岳への厳しい道。

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大好きな西天狗岳。ただいま。

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西天狗岳とわたし。雪山登山らしい空気感。写真撮ってくれてありがとう。

風が雲を運んでくるが東天狗岳から大好きな西天狗岳に登頂。3人だけの静かな山行でした。

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ピークで「僕ちん飛べちゃうかも~」いつものポーズを楽しむ妹。

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河原さんとツーショット。彼はマタギのように目が良くて、いつも動物を見つけてくれる。

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先ほど歩いた硫黄岳と、来年アタックする阿弥陀、赤岳、横岳。

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黒百合ヒュッテに向かう天狗の奥庭で、太陽のまわりをぐるりと一周つつみこむ虹があらわれる。3人に言葉はいりませんでした。一緒に体感できて嬉しかったです。

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東天狗岳と西天狗岳。

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黒百合ヒュッテが見えてくる。

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黒百合ヒュッテではモンベルカードを提出すると、珈琲豆をぐるぐる挽いて、美味しい珈琲をご馳走してくれます。

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山小屋では1年越しに黒百合ヒュッテの看板娘(?)の坪井さんに会え4人で楽しくお話しをする。彼女がデザインした素敵な手ぬぐい(山の音を感じる)をおみやげに…次にお会いする時はわたしの音を持ってくると約束。
 
翌朝はうってかわって吹雪。小屋にあたる風の山のエネルギー感を静かに感じる。天狗岳に登る予定の方はみな山は逃げないよと撤退。我々は森のなかを歩く。気温があがり、途中、みぞれから雨に変わり厳しいお天気になるが、夜に降り積もった深い雪を、アイゼンとワカン(かんじき)をつけて、雪の上を浮くようにして楽しく歩く。ワカンはすごい。ふたりがもう1泊する高見石小屋で食事とカフェでまったり。風が強いのでふたりはそのまま1日小屋でポケポケするとのこと。わたしは4つの山を縦走しながら下山の予定でしたが、雪が深く風も強いので、無理をしないで中山からサイの河原経由で下山することに…吹雪のなかを身体の静けさを感じながら渋の湯へ無事下山しました。

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昨夜の吹雪でふかふかの登山道。

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アイゼンとワカンをつけて歩きます。

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少しルートを外れると腰まで埋まります。ストックをクロスさせそこに体重をかけて生還します。

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コケ丸。

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深く豊かな森の北八ヶ岳。

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ワカンで急斜面を下ると雪の上を浮かんでいる感覚。あまりにも楽しくてついはしゃぎます。

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縞枯れ地帯。わたしはこの淋しげな景色になぜか惹かれます。

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高見石小屋の暖炉で心と身体をあたためる。ここで妹と河原さんとわかれる。また山で会おう。

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サイの河原は吹雪。真っ白ななかに挑む楽しみ。

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無事、渋の湯に下山しホッとすると同時にさみしくなる。

今回、はじめて雪山で4回もカモシカに出会えました。静かで豊かな森の八ヶ岳を3人で満喫できました。妹と河原さん、そして、山に感謝します。次はいつ来れるのかな…。

 


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