2014年01月07日
7日。雪が豊富な群馬県水上の谷川岳を歩いてきました。11月にも登りましたが、ホワイトアウトで展望はなし。今回は登山口から下山まで雲ひとつない晴れ!でした。写真は双三耳峰のトマの耳(1,963m)からオキの耳(1,977m)に向かう途中で山頂を望む。雪庇が張り出し慎重に攻める。
あこがれの厳冬期の谷川岳。お天気に恵まれました。11月とはまるで異なる山の道。雪山は自身で道をつくり歩けるのです。登りはワカンを使いました。出会った8人の方はスノーシューやアイゼンを使っていましたが、ワカンは軽くて斜面のある深い雪とは相性がいいようです。下山はしっかりトレースもついたのでアイゼンでキュッキュッと雪を掴む心地いい音を奏でながら楽しむ。
厳冬期でこんなにいいコンディションの谷川岳はめったにないでしょう。下山時にすれ違うたび「最高ですね!」と喜びを分かち合う。皆とてもとてもいい笑顔でした。
雪たっぷりの谷川岳と晴天。
スタートはゆっくり歩む。
雪たっぷりの谷川岳と晴天。
スタートはゆっくり歩む。
オキの耳を振りかえる。山頂と節目の間の手前側を空身の3人(青・黄・緑)が登っているのが見える。ドキドキする。
下山。肩の小屋の外にある椅子に座わり、万太郎山の尾根道を眺めながらカップラーメンのお食事。
余力があったので田尻尾根から下山を試みるが、あまりの深い雪でのラッセル。たどり着かないと判断し途中で撤退。ずいぶん下ったので登りがいいトレーニングに・・・。