2007年03月
2007年03月28日
21日。横浜界隈のZAIMにて、sound+dance+visual vol.9『蛹』chrysalis公演の本番。前日はZAIMから徒歩数分のホテルに泊まり、朝は大阪から観に来てくれた父母と優雅に朝食と珈琲を楽しむ。もうここまで来たらジタバタしない…が、昼前に会場入りして、サウンドチェックの前に、さとうじゅんことマノハラの久保田さんと会場つくりに追われる。今回は直前まで能美健志さんの『ビオトープ』公演に参加していたので、会場つくりなどを手伝っていただくスタッフに声をかける時間がなかった。前回は横浜美術館のグランドギャラリーでの公演だったので、規模も大きくスタッフは必須でした。今回は2回公演にして1回の規模を小さくしたので大丈夫だと思っていたが、公演前に集中する時間がほとんどなく、やはりスタッフは必要と痛感しました。一人何役もできない。今回は打合せから参加していただいた久保田さんに感謝です。また当日に無理を言って手伝っていただいたパパタラフマラの制作の山本さんにも感謝しています。我々の活動に賛同していただき、制作のお仕事に興味のある方はぜひご連絡ください。ご一緒に活動していきましょう。
サウンドチャック後に通しリハーサル。シンフォキャンパスと4.1chスーパーマルチのデュアルサウンドシステムのバランスがとてもいい(ほんとうに贅沢だ)!これまでON-COOで積み上げてきた成果を、公演として発揮できるのです。宮本さんと重信さんのモチベーションの高さに刺激される。歌も踊りもリハーサルを重ねるたびに良くなっていく。それぞれで音、声、美術、明かり、踊りを感じられると作品はさらに高まってくる。本番が待ち遠しい。
16時。昼の公演。当初、私は宮本さんと重信さんのPA(卓)の間で演奏する予定でしたが、本番前日のリハーサル時にまったく音場を感じることができず、舞台の真中で奏でることになりました。前半の細かい質感を味わう具象音も、肌に触れるように感じられる。この天井が低く難しい音場でも残響が心地いい。宮本さんと重信さんと一緒に演奏しているのを感じる。歌い手の四人に投げかけるように気配音を奏でると、さかいさんの囁くような声がさとうと岡山さんの祈りを呼ぶ。岡山さんのどこまでも深い歌声は大地と会話していうようだ。私が青銅の音色を奏でると、さとうのたゆたうような歌声が心に届く。美しい時。そこに質の異なる麻耶さんの歌が存在感を示す。さかいさんは顔を出しては引く小さな波のよう。シンフォキャンパスで描かれる音は、すべてをやさしく静かに包み込む。宮本さんの音つくりは最高です。さとうがクンダン(太鼓)を奏でる。岡山さんの口琴で空気が震える。麻耶さんの胡弓は歌心。さかいさんの鈴が鳴く。私は特等席で大いに楽しみながら音を奏でている。
さとうの太鼓が激しく掛け声が強くなり、室伏さんを呼び覚ます。室伏さんは小林さんと甲斐さんがつくった産道をゆっくりゆっくりと歩む。私は低域から徐々に中域へと這わせて室伏さんにぶつける。そして、あっという間に終演を迎える。まだまだ続きがあるような…。この会には、音楽家のYAS-KAZさんや、音楽学士の吉田寛さん、舞踏研究・評論家の國吉和子さん、堤広志さん、桜井圭介さんなどなどが観に来てくれました。感想が楽しみです。國吉さんに「なぜ、この場を選んだのか?」とたずねられましたが、公演10日前に窓が塞がれ、壁を新しく真っ白に塗られたことなどを話す。歴史的建造物の文脈がまったくなくなってしまった場。加藤さんの明かりがなかったらどうなっていただろう。演奏しながら加藤さんのじわじわと移り変わる明かりに魅せられていました。夜の公演はさらに深めたい。なお、この会はポートサイドステーションでリアルタイム配信が行われました。観られた(聴かれた)方はいるのかな?
皆で次の会まで集中力を切らすことなく静かに過ごす。夜の会。昼の会の教訓から、オープニングの音を奏でるまでの時間を短くする。歌い手の四人の集中力はますます研ぎ澄まされていく。パフォーマンスを重ねるたびに作品が深まるのを感じた。特に四人の歌い手とは大きな可能性を感じることができた。室伏さんも音を感じてとうとう弾け、音と声、そして、歌によって生贄となった。「すぐそこに在るのに手で触れことができない空気感」少しでも感じていただけましたら嬉しいです。夜の会にはCD『sketch 2006』を取り扱っていただいているウィ・ディストリビューションの山崎さん、昼の会にも顔を出してくれたYAS-KASさん、日本近代美術思想史研究の宮田徹也さん、舞踊評論家の志賀信夫さん、ダンサーの奥田純子さんなどが観に来てくれた。こちらも感想が楽しみです。そして、嬉しかったのは、作品『ビオトープ』のメンバー(能美さん、軽部さん、川口知美さん、michiさん、川口真人さん)が全員駆けつけてくれたことでした。また、sound+dance+visualのvol.1、2、3で共演した新堀孝明さん(お話しはできませんでしたが…)、sound+dance+visualのvol.4、5で共演した田中孝さんなども観に来てくれました。また、ご一緒したいです。
一瞬にして過ぎ去った一日でしたが、確かな手ごたえを感じて『蛹』公演を終えることができました。このような機会を与えてくれた横浜市、ZAIM、ON-COO-PROTOCOL、そして、Taguchiに感謝します。また、楽しみながら素晴らしい歌声を聴かせてくれたさかいさん、麻耶さん、岡山さん、衣装で苦しみながら戦った小林さんと甲斐さん、耳を傾け感じてくれた室伏さん、作品を客観的に見つめ空間を切り取ってくれた加藤さん、妥協のない音つくりをしてくれた宮本さんと重信さん、静かに見守ってくれていた三浦秀彦さん、大きく包み込んでくれた田口さん、そして、さとうじゅんこに心から感謝いたします。また、たくさんのご来場をありがとうございました。今後、作品『蛹』を多くの方に感じていただくためにも、私たち自身が楽しむためにも、さらに音を作品を磨き、あらたに公演していきたいと思います。また、私の音と歌い手の四人とのライブ活動も同時に進めていきたいと思っています。今後の新しい展開を楽しみにしていて下さい。そして、厳しく見守ってください。
今回はイタリア公演から帰国後に動きはじめたので、広報など課題がたくさん残りました。今後の活動に生かしていきたいと思います。なお、夜の会は、テレビ神奈川(tvk)に収録をしていただきました。公演後には私とさとうじゅんこ、そして、室伏鴻さんのインタビュー(一人ずつ)もやっていただきました。今後、放映(配信)していただけるそうなのでお知らせさせていただきます。
今後もproject suaraをよろしくお願いいたします。
サウンドチャック後に通しリハーサル。シンフォキャンパスと4.1chスーパーマルチのデュアルサウンドシステムのバランスがとてもいい(ほんとうに贅沢だ)!これまでON-COOで積み上げてきた成果を、公演として発揮できるのです。宮本さんと重信さんのモチベーションの高さに刺激される。歌も踊りもリハーサルを重ねるたびに良くなっていく。それぞれで音、声、美術、明かり、踊りを感じられると作品はさらに高まってくる。本番が待ち遠しい。
16時。昼の公演。当初、私は宮本さんと重信さんのPA(卓)の間で演奏する予定でしたが、本番前日のリハーサル時にまったく音場を感じることができず、舞台の真中で奏でることになりました。前半の細かい質感を味わう具象音も、肌に触れるように感じられる。この天井が低く難しい音場でも残響が心地いい。宮本さんと重信さんと一緒に演奏しているのを感じる。歌い手の四人に投げかけるように気配音を奏でると、さかいさんの囁くような声がさとうと岡山さんの祈りを呼ぶ。岡山さんのどこまでも深い歌声は大地と会話していうようだ。私が青銅の音色を奏でると、さとうのたゆたうような歌声が心に届く。美しい時。そこに質の異なる麻耶さんの歌が存在感を示す。さかいさんは顔を出しては引く小さな波のよう。シンフォキャンパスで描かれる音は、すべてをやさしく静かに包み込む。宮本さんの音つくりは最高です。さとうがクンダン(太鼓)を奏でる。岡山さんの口琴で空気が震える。麻耶さんの胡弓は歌心。さかいさんの鈴が鳴く。私は特等席で大いに楽しみながら音を奏でている。
さとうの太鼓が激しく掛け声が強くなり、室伏さんを呼び覚ます。室伏さんは小林さんと甲斐さんがつくった産道をゆっくりゆっくりと歩む。私は低域から徐々に中域へと這わせて室伏さんにぶつける。そして、あっという間に終演を迎える。まだまだ続きがあるような…。この会には、音楽家のYAS-KAZさんや、音楽学士の吉田寛さん、舞踏研究・評論家の國吉和子さん、堤広志さん、桜井圭介さんなどなどが観に来てくれました。感想が楽しみです。國吉さんに「なぜ、この場を選んだのか?」とたずねられましたが、公演10日前に窓が塞がれ、壁を新しく真っ白に塗られたことなどを話す。歴史的建造物の文脈がまったくなくなってしまった場。加藤さんの明かりがなかったらどうなっていただろう。演奏しながら加藤さんのじわじわと移り変わる明かりに魅せられていました。夜の公演はさらに深めたい。なお、この会はポートサイドステーションでリアルタイム配信が行われました。観られた(聴かれた)方はいるのかな?
皆で次の会まで集中力を切らすことなく静かに過ごす。夜の会。昼の会の教訓から、オープニングの音を奏でるまでの時間を短くする。歌い手の四人の集中力はますます研ぎ澄まされていく。パフォーマンスを重ねるたびに作品が深まるのを感じた。特に四人の歌い手とは大きな可能性を感じることができた。室伏さんも音を感じてとうとう弾け、音と声、そして、歌によって生贄となった。「すぐそこに在るのに手で触れことができない空気感」少しでも感じていただけましたら嬉しいです。夜の会にはCD『sketch 2006』を取り扱っていただいているウィ・ディストリビューションの山崎さん、昼の会にも顔を出してくれたYAS-KASさん、日本近代美術思想史研究の宮田徹也さん、舞踊評論家の志賀信夫さん、ダンサーの奥田純子さんなどが観に来てくれた。こちらも感想が楽しみです。そして、嬉しかったのは、作品『ビオトープ』のメンバー(能美さん、軽部さん、川口知美さん、michiさん、川口真人さん)が全員駆けつけてくれたことでした。また、sound+dance+visualのvol.1、2、3で共演した新堀孝明さん(お話しはできませんでしたが…)、sound+dance+visualのvol.4、5で共演した田中孝さんなども観に来てくれました。また、ご一緒したいです。
一瞬にして過ぎ去った一日でしたが、確かな手ごたえを感じて『蛹』公演を終えることができました。このような機会を与えてくれた横浜市、ZAIM、ON-COO-PROTOCOL、そして、Taguchiに感謝します。また、楽しみながら素晴らしい歌声を聴かせてくれたさかいさん、麻耶さん、岡山さん、衣装で苦しみながら戦った小林さんと甲斐さん、耳を傾け感じてくれた室伏さん、作品を客観的に見つめ空間を切り取ってくれた加藤さん、妥協のない音つくりをしてくれた宮本さんと重信さん、静かに見守ってくれていた三浦秀彦さん、大きく包み込んでくれた田口さん、そして、さとうじゅんこに心から感謝いたします。また、たくさんのご来場をありがとうございました。今後、作品『蛹』を多くの方に感じていただくためにも、私たち自身が楽しむためにも、さらに音を作品を磨き、あらたに公演していきたいと思います。また、私の音と歌い手の四人とのライブ活動も同時に進めていきたいと思っています。今後の新しい展開を楽しみにしていて下さい。そして、厳しく見守ってください。
今回はイタリア公演から帰国後に動きはじめたので、広報など課題がたくさん残りました。今後の活動に生かしていきたいと思います。なお、夜の会は、テレビ神奈川(tvk)に収録をしていただきました。公演後には私とさとうじゅんこ、そして、室伏鴻さんのインタビュー(一人ずつ)もやっていただきました。今後、放映(配信)していただけるそうなのでお知らせさせていただきます。
今後もproject suaraをよろしくお願いいたします。
2007年03月21日
20日。sound+dance+visual vol.9『蛹』 chrysalis公演の会場であるZAIMに入る。宮本さんのシンフォキャンパス(音の森)と重信さんの4.1chスーパーマルチのデュアルサウンドシステムはいい感じで仕上がりつつあります。4人の歌い手の声は自然な空気感でそこに存在しています。本作品ではさとうじゅんこと岡山さん、そして、摩耶さんの3人は、歌だけではなく、楽器も演奏します。また、その演奏に絡むさかいさんの声がいい。お楽しみに…。私の音は久しぶりにシンプルな強度感を持って音を奏でます。
通しリハーサルでの室伏さんは、私の音でスイッチが入ったような感触があった。嬉しい。とてもいいパフォーマンスで、リハーサルなのが惜しい感じだ。美術・衣裳の小林さんと甲斐さんは、音を聴いてしっかり作品を感じてくれたようだ。今日は寝ないで再調整。そして、加藤さんの明かりがいい。この文脈のない空間を見事に切り取ってくれている。能美健志さんの「ビオトープ」でご一緒した時にも感じましたが、加藤さんは全体を客観的に観れる力に秀でている。また、無限大のイメージを感じることができる。ご一緒できて幸せだ。
明日の本公演をテレビ神奈川(TVK)とポートサイドステーションに撮影していただきます。ポートサイドステーションではリアルタイム配信をしていただけます。また、サウンドクリエーターの総合情報誌PROSOUNDの取材もあります。確実に次に繋げる公演にしていきたいと思います。
「蛹」とてもいい作品になりました。明日(21日16時と19時の2回公演)当日券も取り扱っていますので、ぜひ、みなとみらいまで足を運んで下さい。皆さんと体感できるのを楽しみにしています。
通しリハーサルでの室伏さんは、私の音でスイッチが入ったような感触があった。嬉しい。とてもいいパフォーマンスで、リハーサルなのが惜しい感じだ。美術・衣裳の小林さんと甲斐さんは、音を聴いてしっかり作品を感じてくれたようだ。今日は寝ないで再調整。そして、加藤さんの明かりがいい。この文脈のない空間を見事に切り取ってくれている。能美健志さんの「ビオトープ」でご一緒した時にも感じましたが、加藤さんは全体を客観的に観れる力に秀でている。また、無限大のイメージを感じることができる。ご一緒できて幸せだ。
明日の本公演をテレビ神奈川(TVK)とポートサイドステーションに撮影していただきます。ポートサイドステーションではリアルタイム配信をしていただけます。また、サウンドクリエーターの総合情報誌PROSOUNDの取材もあります。確実に次に繋げる公演にしていきたいと思います。
「蛹」とてもいい作品になりました。明日(21日16時と19時の2回公演)当日券も取り扱っていますので、ぜひ、みなとみらいまで足を運んで下さい。皆さんと体感できるのを楽しみにしています。
2007年03月20日
16~18日、能美健志さんのソロパフォーマンス「ビオトープ」公演が終りました。たくさんのご来場ありがとうございました。さとうじゅんこが構成・演出で参加して、能美さんの身体を解体・構築しました。これまでとはまったく異なる能美さんを見出せたと感じています。私もフィールドレコーディングのみで構成し、新しいことに挑戦できました。そして、磯野さんがフィールドレコーディング用のコンデンサーマイクと、集音用のパノラマを持って来てくれた。もっともっといい音に触れたいと思います。磯野さんありがとうございました。今後、このメンバー(michiさん、川口知美さん、加藤いづみさんなど)で地方の美術館で公演できればと思っています。
3月21日(水・祝日 16:00 / 19:00 2回公演)横浜界隈のZAIMで開催する、project suara主催公演 sound+dance+visual vol.9 『蛹』 chrysalis のご案内です。
本作品は、私の音。さとうじゅんこ、ヴォイスパフォーマーのさかいれいしう、長唄の麻耶、元倍音S・倍音楽家の岡山守治による4人の歌声が、宮本宰氏のシンフォキャンパス(音の森=円柱状のスピーカー20本)と、重信芳光氏の4.1chスーパーマルチのデュアルサウンドシステムから奏でられ、重層で立体的な空気感を体感できます。また、元イッセイミヤケデザインのパリコレクションデザイナー小林和史と、甲斐さやかの美術・衣装、照明に加藤いづみ、そして、踊り手に舞踏を世界のBUTHOにした室伏鴻という豪華な顔ぶれです。ぜひ、会場に足を運んで下さい。お待ちしております。
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平成18年度 横浜市創造的芸術文化活動支援事業
project suara
sound+dance+visual vol.9 『蛹』 chrysalis
声とサウンド・美術・ダンスによるステージドコンサート
Sympho CanvasRと4.1スーパーマルチシステムとの
デュアルサウンドシステムによる驚異のジオグラフィックサウンド!!
その音場のただなかで声・サウンド・踊り・美術・ひかりによる波動の融合を体感せよ。
-------------------------------
繭のなかで異形の産霊がゆらめいている
新しい太陽と月は天空で動かず
人々は雨に溶けてしまった
世界は四度滅び、今ふたたび創世の神話が始まる
豊穣のメカニズムは星によって受け継がれ
温かな臨界のときを夢見ている
-------------------------------
構成・演出: project suara
音楽: 種子田郷、さとうじゅんこ
踊り: 室伏鴻
声: さとうじゅんこ、さかいれいしう、麻耶、岡山守治
音響デザイン: 宮本宰 [Sympho Canvas]
音響デザイン: 重信芳光 [4.1スーパーマルチ]
美術・衣装: 小林和史、甲斐さやか
照明: 加藤いづみ
グラフィックデザイン: 三浦秀彦
音響システム: Taguchi
▼日時: 2007年3月21日(水・祝) 16:00 / 19:00
(開場は開演の15分前となります)
▼会場: ZAIM 別館 2Fホール
みなとみらい線「日本大通り駅」徒歩2分
JR根岸線・横浜市営地下鉄「関内駅」徒歩5分
▼入場料: 前売\3,000 / 当日\3,500(全席自由・70席限定)
▼主催: project suara
▼共催: 横浜市、ZAIM
▼協賛: Taguchi、ON-COO-PROTOCOL
▼協力: マノハラ、NPO法人 魁文舎、ポートサイドステーション、UPLINK
▼助成: 横浜市創造的芸術文化活動支援事業
▼お問合せ: project suara
▼お申込み受付:project suara , ON-COO-PROTOCOL
ご予約は、メールにて「お名前・人数・公演時間・ご連絡先電話番号」をお知らせください。
▼最新情報: project suara
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会場でお会いできるのを楽しみにしています。
よろしくお願いいたします。
3月21日(水・祝日 16:00 / 19:00 2回公演)横浜界隈のZAIMで開催する、project suara主催公演 sound+dance+visual vol.9 『蛹』 chrysalis のご案内です。
本作品は、私の音。さとうじゅんこ、ヴォイスパフォーマーのさかいれいしう、長唄の麻耶、元倍音S・倍音楽家の岡山守治による4人の歌声が、宮本宰氏のシンフォキャンパス(音の森=円柱状のスピーカー20本)と、重信芳光氏の4.1chスーパーマルチのデュアルサウンドシステムから奏でられ、重層で立体的な空気感を体感できます。また、元イッセイミヤケデザインのパリコレクションデザイナー小林和史と、甲斐さやかの美術・衣装、照明に加藤いづみ、そして、踊り手に舞踏を世界のBUTHOにした室伏鴻という豪華な顔ぶれです。ぜひ、会場に足を運んで下さい。お待ちしております。
Sympho Canvas(音の森)
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平成18年度 横浜市創造的芸術文化活動支援事業
project suara
sound+dance+visual vol.9 『蛹』 chrysalis
声とサウンド・美術・ダンスによるステージドコンサート
Sympho CanvasRと4.1スーパーマルチシステムとの
デュアルサウンドシステムによる驚異のジオグラフィックサウンド!!
その音場のただなかで声・サウンド・踊り・美術・ひかりによる波動の融合を体感せよ。
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繭のなかで異形の産霊がゆらめいている
新しい太陽と月は天空で動かず
人々は雨に溶けてしまった
世界は四度滅び、今ふたたび創世の神話が始まる
豊穣のメカニズムは星によって受け継がれ
温かな臨界のときを夢見ている
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構成・演出: project suara
音楽: 種子田郷、さとうじゅんこ
踊り: 室伏鴻
声: さとうじゅんこ、さかいれいしう、麻耶、岡山守治
音響デザイン: 宮本宰 [Sympho Canvas]
音響デザイン: 重信芳光 [4.1スーパーマルチ]
美術・衣装: 小林和史、甲斐さやか
照明: 加藤いづみ
グラフィックデザイン: 三浦秀彦
音響システム: Taguchi
▼日時: 2007年3月21日(水・祝) 16:00 / 19:00
(開場は開演の15分前となります)
▼会場: ZAIM 別館 2Fホール
みなとみらい線「日本大通り駅」徒歩2分
JR根岸線・横浜市営地下鉄「関内駅」徒歩5分
▼入場料: 前売\3,000 / 当日\3,500(全席自由・70席限定)
▼主催: project suara
▼共催: 横浜市、ZAIM
▼協賛: Taguchi、ON-COO-PROTOCOL
▼協力: マノハラ、NPO法人 魁文舎、ポートサイドステーション、UPLINK
▼助成: 横浜市創造的芸術文化活動支援事業
▼お問合せ: project suara
▼お申込み受付:project suara , ON-COO-PROTOCOL
ご予約は、メールにて「お名前・人数・公演時間・ご連絡先電話番号」をお知らせください。
▼最新情報: project suara
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会場でお会いできるのを楽しみにしています。
よろしくお願いいたします。
2007年03月16日
14日。能美健志さんのソロパフォーマンス「ビオトープ」の会場である、月島のTAMADA PROJECTS ART SPACEに入る。朝から音響システム、照明、映像、客席などのセッティングが行われていた。私が会場に到着した時には、去年の3月、横浜美術館のグランドギャラリーで公演したart live - sound+dance+visual vol.7 『セクエンツィア~さひづる庭』以来、久しぶりにご一緒する音響家の磯野順一さんの姿はすでになく、Taguchiの中原さんとサウンドデザイナーの畠山さんがいた。中原さんに卓に入っていただき音を奏でる。昨日、Taguchiの田口さんが完成させた、120cmの細長いボディの上下に、平面波スピーカーと反射板がついた、新開発のスピーカーが天井から吊り下がっている(田口さんに感謝です)。いろいろ試してみるが、音を奏でるたびに、真新しいスピーカーの音色が変化していき、だんだん音がよくなっていくのを実感する。まだまだこれから音つくりですが、とても楽しみです。
15日。磯野さんと会場のTAMADA PROJECTS ART SPACEで音を奏でる。この一年間で磯野さんとの距離感はどうなったのか…。私にはお互いで高め合いさらに深くなったと感じられた。磯野さんとの音つくりはいつまでたっても新鮮で、今回は特にフィールドレコーディングをした音で全体を構成しているので、ふたりで新しいことにチャレンジしているのを実感できる。ほんとうに楽しい。さとうじゅんこの演出のもと、能美さんの踊り、michiさんの映像、川口知美さんの衣装、加藤いづみさんの照明の構成はいい感じだ。私の音はまだまだといった感じなので、明日は本番までに磯野さんと徹底した音つくりと構成をしたい。「ビオトープ」とてもいい作品になった。皆に観ていただきたいです。
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このたび、ダンサーで振付家の能美健志さんの初ソロ作品で、さとうじゅんこが構成・演出で参加し、能美さんの身体を解体/再構築しています。また、私は音楽・ラップトップによるライブ演奏で参加。本作品ではフィールドレコーディングで構成した音を、Taguchiの磯野順一さんと奏でます。新たなる一面を感じてください。
構成・振付・出演: 能美健志
構成・演出: さとうじゅんこ
音楽・ライヴ演奏: 種子田郷
音響デザイン: 磯野順一(Taguchi)
衣装: 川口知美(costume80+)
映像: michi
照明: 加藤いづみ
音響システム: Taguchi
会場: TAMADA PROJECTS ART SPACE
◎日時:2007年3月16日(金)19:30 完売
3月17日(土)15:00 申込可 / 19:30 申込可
3月18日(日)15:00 残りわずか
* 開場は開演の15分前
* 16日終演後にポストパフォーマンストークあり
◎料金: 前売 3,500円 当日4,000円(全席自由・税込)
ダンステアトロ21 03-6760-7009 / info_dt21@yahoo.co.jp
皆さまと会場でお会いできるのを楽しみにしています。
15日。磯野さんと会場のTAMADA PROJECTS ART SPACEで音を奏でる。この一年間で磯野さんとの距離感はどうなったのか…。私にはお互いで高め合いさらに深くなったと感じられた。磯野さんとの音つくりはいつまでたっても新鮮で、今回は特にフィールドレコーディングをした音で全体を構成しているので、ふたりで新しいことにチャレンジしているのを実感できる。ほんとうに楽しい。さとうじゅんこの演出のもと、能美さんの踊り、michiさんの映像、川口知美さんの衣装、加藤いづみさんの照明の構成はいい感じだ。私の音はまだまだといった感じなので、明日は本番までに磯野さんと徹底した音つくりと構成をしたい。「ビオトープ」とてもいい作品になった。皆に観ていただきたいです。
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このたび、ダンサーで振付家の能美健志さんの初ソロ作品で、さとうじゅんこが構成・演出で参加し、能美さんの身体を解体/再構築しています。また、私は音楽・ラップトップによるライブ演奏で参加。本作品ではフィールドレコーディングで構成した音を、Taguchiの磯野順一さんと奏でます。新たなる一面を感じてください。
能美健志ソロパフォーマンス「ビオトープ」
三浦秀彦
構成・振付・出演: 能美健志
構成・演出: さとうじゅんこ
音楽・ライヴ演奏: 種子田郷
音響デザイン: 磯野順一(Taguchi)
衣装: 川口知美(costume80+)
映像: michi
照明: 加藤いづみ
音響システム: Taguchi
会場: TAMADA PROJECTS ART SPACE
◎日時:2007年3月16日(金)19:30 完売
3月17日(土)15:00 申込可 / 19:30 申込可
3月18日(日)15:00 残りわずか
* 開場は開演の15分前
* 16日終演後にポストパフォーマンストークあり
◎料金: 前売 3,500円 当日4,000円(全席自由・税込)
ダンステアトロ21 03-6760-7009 / info_dt21@yahoo.co.jp
皆さまと会場でお会いできるのを楽しみにしています。
2007年03月15日
13日。高田馬場で、3月21日に横浜界隈のZAIMで公演する、sound+dance+visual vol.9 「蛹」の打合せ。美術・衣装の小林和史さんと甲斐さやかさん、踊り手の室伏鴻さん、そして、さとうじゅんこが参加。美術はシンプルで力強いもの。室伏さんには皮膜のような衣装を纏っていただくことになりました。楽しみにしていて下さい。
室伏さんにあらためて作品、声、音楽、美術の最終構成を、構成図や会場(音響)プランなどを見せながら伝える。舞台上での音の在り方にとても興味を持ってくれました。室伏さんの耳を澄まして聞く姿勢にはいつも学ばされる。ご一緒するのがほんとうに楽しみです。本番が待ち遠しい。
三浦秀彦さんにデザインしていただきました「蛹」のチラシデザイン(表裏)です。
ご予約お待ちしております。
室伏さんにあらためて作品、声、音楽、美術の最終構成を、構成図や会場(音響)プランなどを見せながら伝える。舞台上での音の在り方にとても興味を持ってくれました。室伏さんの耳を澄まして聞く姿勢にはいつも学ばされる。ご一緒するのがほんとうに楽しみです。本番が待ち遠しい。
三浦秀彦さんにデザインしていただきました「蛹」のチラシデザイン(表裏)です。
ご予約お待ちしております。