2008年12月
2008年12月30日
22日。六本木のスーパー・デラックスで吉田アミさんとのライブが無事終わりましたが…パフォーマンスはなかなか厳しいものでした。スーパー・デラックスのシステムはパワーはあるのですがドンシャリ系で中域が豊かではなく、私の音とはあまり相性がよくありませんでした。1時間という短いリハーサルのなかで何とかいい音を奏でようと音つくりをするが、ペラペラで平面的な音になり、あらためてスピーカーを含め音響システムは楽器なのだと痛感しました。よりリアリティのある音を奏でるには中域の音つくりが大切です。中域の音つくりがしっかりできればエネルギー感のある音の空気感を感じさせることができます。
今回、吉田さんとはじめてご一緒するということで作品自体は厳しいものになると思っていましたが、吉田アミさんというヴォイスパフォーマーとの出会を大切にしました。ライブの後に、次回はしっかりシステムを構築してご一緒に作品つくりをしましょうと話す。今後の展開を楽しみにしていてください。
今年度はまだ手応えのあるライヴパフォーマンスができていませんが、2月に新国立劇場で森山開次さんと津村禮次郎さんとの作品「OKINA」公演、また3月にはON-COO Projectのインスタレーションとコンサートを予定していますので何とか高めていきたいと思います。現在、ON-COOの代表である田口和典さんが構想しているシステムと同じ環境を自宅スタジオにもプラニングしようと模索しています。どちらもとても楽しみです。
今回、吉田さんとはじめてご一緒するということで作品自体は厳しいものになると思っていましたが、吉田アミさんというヴォイスパフォーマーとの出会を大切にしました。ライブの後に、次回はしっかりシステムを構築してご一緒に作品つくりをしましょうと話す。今後の展開を楽しみにしていてください。
今年度はまだ手応えのあるライヴパフォーマンスができていませんが、2月に新国立劇場で森山開次さんと津村禮次郎さんとの作品「OKINA」公演、また3月にはON-COO Projectのインスタレーションとコンサートを予定していますので何とか高めていきたいと思います。現在、ON-COOの代表である田口和典さんが構想しているシステムと同じ環境を自宅スタジオにもプラニングしようと模索しています。どちらもとても楽しみです。
2008年12月22日
19日。渋谷で22日のスーパー・デラックスでご一緒する吉田アミさんと打合せ。お互いの作品(CD)を交換する。ふたりで何を描くことができるのか…。今回、吉田さんの声を自宅スタジオで使わせていただいているTaguchiの代表・田口和典さんのデザインした平面波モニタースピーカーや、シンフォキャンパスシステムで採用しているREXスピーカーを使って、身体から奏でられるようなリアリティのある音つくりができればと思っていたのですが…残念ながら導入できませんでした。いつか実現させたいと思いますが、今回はスーパー・デラックスの音響家との音つくりを楽しみたいと思います。
今年、最後のライヴパフォーマンスです。吉田アミさんの声とご一緒させていただきます。他にも山川冬樹さんなどのヴォイスパフォーマーを中心としたソロ演奏があります。ぜひ遊びに来て下さい。
日時: 12月22日(月) 開場19時 / 開演19時半
企画名: ぷりぷりの直感
「吉田アミ×種子田郷」
他の出演者: ガルペプシ、DOKAKA、山川冬樹、辺口芳典、
足立智美、ツポールヌ、川染喜弘
会場: 六本木スーパー・デラックス
チケット: 前売2500円 / 当日3000円 / 学割2000円
( 共にドリンク代別 )
チケット申込: ぷりぷりの直感
( こちらのメールでも取り扱いさせていただきます )
皆さまと会場でお会いできるのを楽しみにしています。
今年、最後のライヴパフォーマンスです。吉田アミさんの声とご一緒させていただきます。他にも山川冬樹さんなどのヴォイスパフォーマーを中心としたソロ演奏があります。ぜひ遊びに来て下さい。
日時: 12月22日(月) 開場19時 / 開演19時半
企画名: ぷりぷりの直感
「吉田アミ×種子田郷」
他の出演者: ガルペプシ、DOKAKA、山川冬樹、辺口芳典、
足立智美、ツポールヌ、川染喜弘
会場: 六本木スーパー・デラックス
チケット: 前売2500円 / 当日3000円 / 学割2000円
( 共にドリンク代別 )
チケット申込: ぷりぷりの直感
( こちらのメールでも取り扱いさせていただきます )
皆さまと会場でお会いできるのを楽しみにしています。
2008年12月21日
2008年12月20日
4日。ローマを旅立つ日。また、あたたかい陽射しに包まれる。ローマの街並みやバチカンの壁を眺めつつバスで空港に向かう。
空港に着いて少し時間があったので最後のカフェ。
飛行機はとても空いていたのでみなリラックスできた。イタリアの雪山を望む。
無事、日本に着く。少し寂しいですが、また次があると思えば楽しい。森山さんは一週間後に坂本美雨さんと「ラブレター」という2時間半もある朗読の舞台に立つという。森山さんのつねに新しいことに挑戦する姿を見習いたいと思う。私は22日に六本木のスーパー・デラックスで吉田アミさんの声とご一緒にライヴパフォーマンスをします。私も新しいことに挑戦していきたいです。
空港に着いて少し時間があったので最後のカフェ。
飛行機はとても空いていたのでみなリラックスできた。イタリアの雪山を望む。
無事、日本に着く。少し寂しいですが、また次があると思えば楽しい。森山さんは一週間後に坂本美雨さんと「ラブレター」という2時間半もある朗読の舞台に立つという。森山さんのつねに新しいことに挑戦する姿を見習いたいと思う。私は22日に六本木のスーパー・デラックスで吉田アミさんの声とご一緒にライヴパフォーマンスをします。私も新しいことに挑戦していきたいです。
2008年12月19日
本番日。朝から会場入り。そこには新国立劇場でお世話になっている音響家の河田さんのお姿が…わざわざ日本から駆けつけてくれました。感激です。本人は遊びに来ただけなんて言っていますが…とても心強いです。原嶋と三人でサウンドチェック。
しかし、劇場の電源ノイズが絶えず鳴っている。照明を変えるとノイズの音も変化するので音と明かりの電源は別れていないようです。無音を聴かすことができなければ…ノイズが乗ると難しい。原嶋さんと河田さんでいろいろ試していただきましたが消えませんでした。劇場の舞台責任者は我々はずっとこれでやっている。日本人は細かいと言う。これがお国柄なのか。でもこの責任者はやすみなく働き手伝ってくれている。感謝です。いまできるベストの音つくりをしたいと思う。照明も劇場の決まりで暗転がつくれないとのこと。舞台監督の柴崎さんが掛け合ったが駄目だったそうです。まぁこの状況を皆で楽しみたい。
パリではなかなかサウンドチェックの時間が取れなかったのですが、ローマではたくさん時間を取っていただきました。このシステムでは演奏が限られてきますが、森山さんと津村さんの空気感をより感じることができるのでこれはこれで面白い。皆のがんばりで舞台美術も照明もほぼできあがり「OKINA」「YOROBOSHI KASOKAN」「KURUI」と三作品を軽くチェックして本番までの時間を過ごす。本番は21時からなので集中力を保つのは難しいですがイタリアの大きなお弁当をいただきつつリラックス。
開場になり本番を迎える。森山さんと「SW」を交わして先に舞台に行く。「SW」と言い聞かせてはじめの一音を奏でる。集中して演奏できたのであっという間に終演。公演後に河田さんから「OKINA」は完成の域に達してきたと言っていただけるが、来年2月の新国立劇場では音響システムも劇場の響きも変わります。また六回も公演がありすべてライブパフォーマンスで奏でるので毎回毎回新しい挑戦ができる。2月までは時間もありますのでもう一度壊したいという気持ちもある。このまま安心しないでもう一歩先を追究していきたいと思います。そして、河田さんとの音つくりがとても楽しみです。
「YOROBOSHI KASOKAN」「KURUI」と森山さん、津村さんの集中力に魅せられながら作品がどんどん良くなっていくのを感じる。新国立劇場では「KURUI」は木之脇道元のフルートが生演奏。「KURUI」はYAS-KAZさんとセネガルドラマー隊が太鼓の生演奏とまったく異なることになりそうですが「KURUI」に関しては方向性が見えてきたのではないでしょうか?公演後は本場のブラボーを聞きましたがすごかったです。森山さんの力が正当に評価されたのだと思います。またご一緒できるのが楽しみです。2月が待ち遠しいです。またローマではCDを販売していただきましたがたくさん求めていただきました。イタリアの方は反応が早いので嬉しいです。ぜひ感想を聴いてみたいです。またイタリアのジャーナリストの方が「sketch 2006」「vision in black」をそれぞれ買ってくださったのですがCDのコンセプトは何かと質問してくれました。連絡を取って感想を聞こうと思います。楽しみです。
公演後はホテルに戻り皆で近くのバーで乾杯。森山さんも皆もいい顔をしている。あぁ…これで終わりなのかと思うと寂しいですがまだ2月公演があります。皆でさらに高めていきたいと思う。ローマ最後の夜は心地よかった。
しかし、劇場の電源ノイズが絶えず鳴っている。照明を変えるとノイズの音も変化するので音と明かりの電源は別れていないようです。無音を聴かすことができなければ…ノイズが乗ると難しい。原嶋さんと河田さんでいろいろ試していただきましたが消えませんでした。劇場の舞台責任者は我々はずっとこれでやっている。日本人は細かいと言う。これがお国柄なのか。でもこの責任者はやすみなく働き手伝ってくれている。感謝です。いまできるベストの音つくりをしたいと思う。照明も劇場の決まりで暗転がつくれないとのこと。舞台監督の柴崎さんが掛け合ったが駄目だったそうです。まぁこの状況を皆で楽しみたい。
パリではなかなかサウンドチェックの時間が取れなかったのですが、ローマではたくさん時間を取っていただきました。このシステムでは演奏が限られてきますが、森山さんと津村さんの空気感をより感じることができるのでこれはこれで面白い。皆のがんばりで舞台美術も照明もほぼできあがり「OKINA」「YOROBOSHI KASOKAN」「KURUI」と三作品を軽くチェックして本番までの時間を過ごす。本番は21時からなので集中力を保つのは難しいですがイタリアの大きなお弁当をいただきつつリラックス。
開場になり本番を迎える。森山さんと「SW」を交わして先に舞台に行く。「SW」と言い聞かせてはじめの一音を奏でる。集中して演奏できたのであっという間に終演。公演後に河田さんから「OKINA」は完成の域に達してきたと言っていただけるが、来年2月の新国立劇場では音響システムも劇場の響きも変わります。また六回も公演がありすべてライブパフォーマンスで奏でるので毎回毎回新しい挑戦ができる。2月までは時間もありますのでもう一度壊したいという気持ちもある。このまま安心しないでもう一歩先を追究していきたいと思います。そして、河田さんとの音つくりがとても楽しみです。
「YOROBOSHI KASOKAN」「KURUI」と森山さん、津村さんの集中力に魅せられながら作品がどんどん良くなっていくのを感じる。新国立劇場では「KURUI」は木之脇道元のフルートが生演奏。「KURUI」はYAS-KAZさんとセネガルドラマー隊が太鼓の生演奏とまったく異なることになりそうですが「KURUI」に関しては方向性が見えてきたのではないでしょうか?公演後は本場のブラボーを聞きましたがすごかったです。森山さんの力が正当に評価されたのだと思います。またご一緒できるのが楽しみです。2月が待ち遠しいです。またローマではCDを販売していただきましたがたくさん求めていただきました。イタリアの方は反応が早いので嬉しいです。ぜひ感想を聴いてみたいです。またイタリアのジャーナリストの方が「sketch 2006」「vision in black」をそれぞれ買ってくださったのですがCDのコンセプトは何かと質問してくれました。連絡を取って感想を聞こうと思います。楽しみです。
公演後はホテルに戻り皆で近くのバーで乾杯。森山さんも皆もいい顔をしている。あぁ…これで終わりなのかと思うと寂しいですがまだ2月公演があります。皆でさらに高めていきたいと思う。ローマ最後の夜は心地よかった。