2009年04月

2009年04月28日

本日(28日)。清澄庭園の茶屋でヘッドフォンコンサートを開催します。今回はTaguchiが開発したポータブル太陽光発電システムを使用いたします。ソーラー電源による出音はノイズがのりませんのでクリーンで太くて芯のある音を奏でられます。

すでに前売チケットは完売で、キャンセル待ちだけで追加公演ができそうなのですが…またの機会をつくろうと話しています。今回、残念ながらご来場いただけない方は、次の機会を楽しみにしていてください。

<--Headphones concert for 35 people at the Kyosumi garden tea pavillon 、tuesday 28th April 2009-->

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「サウンドガーダニング」 ヘッドフォーンコンセット 現代電子音楽 限定35名

私たちは東京の中で最も静かで穏やかな場所、清澄庭園内の茶室でのユニークな音楽体験にご招待いたします。3名の作曲家/サウンドアーティストが、それぞれ30分ずつコンサートを行います。公演ではヌーベルキュイジーヌの時代に ローラン・ペリエによって開発された特別なシャンペン「ウルトラ・ブリュット」をご賞味いただきます。このコンサートに必要な電力は、田口製作所が開発した移動式発電機によって供給される自然のエネルギー資源を使用いたします。

日時:2009年4月28日(火) 開場18時/開演18時25分/終演20時15時
会場:清澄庭園
地下鉄大江戸線・半蔵門線「清澄白河」(E14・Z11)駅下車 徒歩3分
料金:2500円(シャンパン・飲み物・拝観料込み)

Power solar system by Taguchi-Craft
Supported by the French Embassy, CulturesFrance, Pioneer
Champagne tasting by Laurent Perrier(Ultra Brut)

PROGRAMME:
go taneda “instrument shelter”
Philippe Chatelain “55”
Olivier Pasquet “perforations I”


種子田郷 http://suara.jp
音楽家・プロデューサー。歌い手のさとうじゅんことproject suaraを主宰。主体性を帯びた不可視の身体として存在する独自の音響表現を確立し、リアルでジオグラフィカルなサウンドプロジェクションを実現。「存在感のある音」(Nytimes紙)、「水墨画のような濃淡を描く電子音」(舞踊評論家・石井達朗)と評される。公演シリーズ「sound+dance+visual」主催。グローバリズムの抱える問題とも向き合いながらアートネットワークの構築を目指す。ON-COO Project、laptop orchestraの活動に参加。CD「vision in black」「sketch 2006」等を発表。

フィリップ・シャトラン http://www.philippechatelain.com http://laptoporchestra.net
ビジュアル&サウンドアーティスト。1971年フランス生まれ。現在は東京を拠点に活動。フランス人アーティストとして、ビデオ・インスタレーション、デジタル・ドローイング、そしてサウンド・アートなどの分野で活躍。海外の国際的なアートフェスティバル、ギャラリーや美術館に出品。2002年にラップトップ・オーケストラとしての活動を開始。海外の数々のサウンド・アーティストやミュージシャンとコラボレーション。日本、フランス、オランダ、韓国、アメリカなどでパフォーマンスを行っている。

オリビエ・パスケ www.opasquet.fr
プロデューサー、電子音楽作曲家。ダンス、オペラ、演劇、インスタレーション、IDMのための作曲を行っている。IRCAMなどにおける作曲家たちとのコラボレーション。プロジェクトで電子音響を担当している。関心のある研究テーマの1つは、テキストのための作曲です。現在、彼は音楽と建築デザインとの深いつながりを確信し、その方向へと掘り下げている。

会場でお会いできるのを楽しみにしております。

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2009年04月24日

14日。雨が激しく降るなか両国のフィリップ・シャトランさん宅に伺う。今月28日に清澄庭園の茶屋でヘッドフォンコンサートの打合せ。3人の作曲家/サウンドアーティストが参加します。もう一人はオリビエ・パスケさん。今日はZbiegniew Karkowskyさんも遊びに来ていた。とても楽しい時間。

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今回はTaguchiが開発したポータブル太陽光発電システムを使用いたします。ソーラー電源による出音はノイズがのりませんのでクリーンで太くて芯のある音を奏でられます。限定35名です。すでにチケットは完売のようですがキャンセル待ちも受けつけています。ご興味ある方はご連絡ください。

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2009年04月20日

10日。渋谷のUPLINK Xにて三宅流さんのドキュメンタリー作品『面打/men-uchi』の上映後のトークイベントに参加させていただきました。私の自己紹介なども考え公演の写真や映像なども準備していましたが、作品を観た後ではせっかくの余韻がなくなると思い、『面打/men-uchi』の音つくりついてのみお話しさせていただきました。

この作品は音がとても大切です。【※金子遊(映画批評家)さんの「試写室だより ハンディカム・ドキュメンタリー宣言」】。音つくりにあたってコンプレッサーやリミッターのようなプラグインエフェクトを使用せず、面打の新井達矢さんの迷いのない確かな技術と、それを静かに追い続け見つめる監督の三宅流さんの絶妙な距離感、そして、この小さな仕事場…ふたりを包む込む音の空気感の3点に絞り、その場を体感(共有)するリアルな音つくりに徹したことを語らせていただきました。三宅さんとのトークはとても楽しかったです。このような機会を与えていただき感謝しています。

またこの作品をDVD化しリリースしたUPLINKはとてもいい仕事をしているな…と思います。ぜひ皆さんにも観ていただきたいです。【※『面打/men-uchi』予告

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2009年04月08日

4月10日(金)。渋谷のUPLINK Xにて三宅流さんのドキュメンタリー作品『面打/men-uchi』の上映後のトークイベントに三宅さんと共に参加させていただきます。私はこの作品で“整音”を担当しています。この作品での“整音”に対するコンセプト(姿勢)などをお話しできればと思います。ご来場を心よりお持ちしております。

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◎『面打/men-uchi』 DVD発売記念ロードショー上映開催!
4月4日(土)から17日(金)まで、渋谷 UPLINK X にて『面打/men-uchi』のDVD発売記念ロードショー上映が行われます。

映画『面打/men-uchi』は、弱冠22歳の若手面打師・新井達矢が木片からひとつの能面を彫り出し、観世流能楽師・中所宜夫による舞で命吹き込まれるまでを追ったドキュメンタリー作品。一つの木塊が割られ打たれ削られ擦られてゆっくりと輪郭を現し命が吹き込まれる瞬間の音。円環する動作から生まれる身体の音は心地よいリズムとなり会場を包む。

『面打/men-uchi』(2006年/DV/60分)
監督:三宅流
整音:種子田郷
出演:新井達矢(面打)、中所宜夫(観世流能楽師)、津村禮次郎(観世流能楽師)

日時:4/4(土)~4/17(金) レイトショー 連日20:50~
会場:UPLINK X
東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル2階
tel.03-6821-6821 fax.03-3485-8785
当日:¥1,500/学生:¥1,300/シニア:¥1,000/毎週水曜:¥1,000一律
詳細

●●上映後、関係者、豪華ゲストによるトークイベント開催●●

4/4(土)新井達矢(面打)×中所宜夫(能楽師)
4/5(日)石田尚志(映像作家) ※石田作品も上映予定
4/6(月)金子雅和(映像作家)
特別併映ドキュメンタリー『石川九楊 源氏物語五十五帖展』
4/9(木)新井達矢(面打)×津村禮次郎(能楽師)
4/10(金)種子田郷(音楽家)
4/14(火)猿山修(デザイナー)
4/16(木)新井達矢(面打)×林望(作家・書誌学者)
4/17(金)高橋世織(東工大教授・文芸評論家)

各回、三宅監督も参加いたします。

◎4/3より『面打 men-uchi』 DVD発売開始!
定価¥3990 (本体価格¥3800)  DV/ 60min/ カラー
販売元:UPLINK(アップリンク)
問い合せ:UPLINK tel.03-6821-6821 fax.03-3485-8785
mail:info@uplink.co.jp

皆さまと会場でお会いできるのを楽しみにしております。

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