2009年05月
2009年05月28日
26日(火)~31日(日)の10:00~18:00まで、みなとみらい線の日本大通りにあるZAIMの本館1Fで、ON-COOによるZAIM garally ON-COO展を開催しています。音響システムはREX080平面波スピーカー×4台とサブウーファーによるサラウンド空間の構成です。私の作品「vision in black」を体感することができます。
日時:2009年5月26日(火)~31日(日) 10:00~18:00
ZAIM garally ON-COO展
「やすらぎの音の世界」
作品名
1:横笛の世界 / 鯉沼廣行
2:vision in black / 種子田郷
3:AMAMI / JOE OKUDA
4:NATURAL SOUND ORCHESTRA /JOE OKUDA
5:TOTHE STARS EROM THE BODY / 鈴木泰郎+高松靖
6:RECODE / いろのみ
7:北の果ての物語/ いろのみ
8:BIOMETEOR / hofli
sound system:REX080×4+subwoofer
会場:横浜ZAIM本館1F
入場:無料
ぜひ、お近くにおいでの際は遊びに来て下さいね。
日時:2009年5月26日(火)~31日(日) 10:00~18:00
ZAIM garally ON-COO展
「やすらぎの音の世界」
作品名
1:横笛の世界 / 鯉沼廣行
2:vision in black / 種子田郷
3:AMAMI / JOE OKUDA
4:NATURAL SOUND ORCHESTRA /JOE OKUDA
5:TOTHE STARS EROM THE BODY / 鈴木泰郎+高松靖
6:RECODE / いろのみ
7:北の果ての物語/ いろのみ
8:BIOMETEOR / hofli
sound system:REX080×4+subwoofer
会場:横浜ZAIM本館1F
入場:無料
ぜひ、お近くにおいでの際は遊びに来て下さいね。
2009年05月26日
23日。上野の東京文化会館小ホールに新国立劇場でご一緒した作曲家の笠松泰洋さんの『音楽×空間』Vol.1 朗読と室内楽による「銀河鉄道の夜」を聴きに行きました。
フルートにはやはり新国立劇場でご一緒した木ノ脇道元さん、ヴァイオリンに太田雅音さん、チェロに安田謙一郎さん、ハープに早川りさこさんが出演。ほんとうに超一流の演奏家ばかり…東京文化会館の素晴らしい残響に音色が美しく調和していました。朗読には安寿ミラさん。この残響のなか演奏とのバランスはなかなか難しいようでしたが、新国立劇場でいつもお世話になっている音響家の河田さんがシステムを持ち込んで音響プラニング。当日、会場入りとのことで限られた時間のなかでの音つくりだったようです。
笠松さんは90分の作品を作曲。大作です。公演後に笠松さんに新国立劇場でご一緒したダンサーの加賀谷香さんと会いに行きましたが、朝からリハーサル、昼の部、夜の部と3回も通してすべて抜けきった様子。心ここにあらずといった感じ…やり遂げた空気が漂っていました。素敵でした。
来年の6月19日に続編「怪談」(仮題)があるのですが、私も電子音響音楽で参加させていただく予定です。他にフルートの木ノ脇道元さん、チェロの安田謙一郎さん、ピアノの阿部篤志さん、ダンサーに加賀谷香さん、そして、朗読には俳優の篠井英介さんの参加が予定されています。楽しみにしていてください。
以前、笠松さんは東京文化会館で公演することは大切だと言っていました。天井が高く残響が素晴らしいほんとうに魅力的なホールですが、私は会場に着くまでの回廊が特に面白いと感じました。ここからプラングできればと思います。ご一緒する皆さんと作品のお話しをするのが待ち遠しいです。
また会場で東京芸大のジャワガムランクラブでご一緒していた河内さんに久しぶりにお会いしましたが、現在、HAKUJU HALLの広報をしているとのこと。私がはじめてproject suaraでイベントを開催した時に、河内さんにフロントをお願いしたのですが、自身の夢を実現されていてとても嬉しかったです。いつかご一緒できる日を楽しみにしています。
フルートにはやはり新国立劇場でご一緒した木ノ脇道元さん、ヴァイオリンに太田雅音さん、チェロに安田謙一郎さん、ハープに早川りさこさんが出演。ほんとうに超一流の演奏家ばかり…東京文化会館の素晴らしい残響に音色が美しく調和していました。朗読には安寿ミラさん。この残響のなか演奏とのバランスはなかなか難しいようでしたが、新国立劇場でいつもお世話になっている音響家の河田さんがシステムを持ち込んで音響プラニング。当日、会場入りとのことで限られた時間のなかでの音つくりだったようです。
笠松さんは90分の作品を作曲。大作です。公演後に笠松さんに新国立劇場でご一緒したダンサーの加賀谷香さんと会いに行きましたが、朝からリハーサル、昼の部、夜の部と3回も通してすべて抜けきった様子。心ここにあらずといった感じ…やり遂げた空気が漂っていました。素敵でした。
来年の6月19日に続編「怪談」(仮題)があるのですが、私も電子音響音楽で参加させていただく予定です。他にフルートの木ノ脇道元さん、チェロの安田謙一郎さん、ピアノの阿部篤志さん、ダンサーに加賀谷香さん、そして、朗読には俳優の篠井英介さんの参加が予定されています。楽しみにしていてください。
以前、笠松さんは東京文化会館で公演することは大切だと言っていました。天井が高く残響が素晴らしいほんとうに魅力的なホールですが、私は会場に着くまでの回廊が特に面白いと感じました。ここからプラングできればと思います。ご一緒する皆さんと作品のお話しをするのが待ち遠しいです。
また会場で東京芸大のジャワガムランクラブでご一緒していた河内さんに久しぶりにお会いしましたが、現在、HAKUJU HALLの広報をしているとのこと。私がはじめてproject suaraでイベントを開催した時に、河内さんにフロントをお願いしたのですが、自身の夢を実現されていてとても嬉しかったです。いつかご一緒できる日を楽しみにしています。
2009年05月24日
22日。両国のシアターXに、森山開次さんのパリ・ローマ公演でお世話になった名取事務所プロデュースの「別役実 海外交流シリーズ」の第1弾「病気」を観に行きました。
演劇にはあまり縁がありませんでしたが、名取さんに出会って演劇の舞台に触れる機会を多々与えていただき感謝しています。音楽ではなく会話で時間軸を構成していくさまは見事であり勉強になります。作品は演出の力もあると思うのですが、喜劇を観ているようでしたが徐々に不条理な世界に引き込まれてしまいとても面白かったです。いろんなものから学ぶものはあります。
演劇にはあまり縁がありませんでしたが、名取さんに出会って演劇の舞台に触れる機会を多々与えていただき感謝しています。音楽ではなく会話で時間軸を構成していくさまは見事であり勉強になります。作品は演出の力もあると思うのですが、喜劇を観ているようでしたが徐々に不条理な世界に引き込まれてしまいとても面白かったです。いろんなものから学ぶものはあります。
2009年05月23日
なかなかblogがupできませんが、現在、新作CDの音つくりに集中しております。楽しみにしていてください。
5月3日。青山のライブハウスの月見ル君想フに、さとうじゅんこが参加しているtaikuh jikang&ウロツテノヤ子のライブを聴きに行きました。月見ル君想フは去年、フィンランドのOddarrang来日公演にて「種子田郷×さとうじゅんこ」のデュオで参加させていただきました。店長の朝河さんをはじめ音響家、照明家、スタッフの方々があたたかい雰囲気をつくりだしとてもいいスペースです。音響システムもTaguchiが電源やケーブル類を担当し都内でも一番いい音のライブハウスとして有名です。
taikuh jikang&ウロツテノヤ子のセッティング。月が輝く。
taikuh jikang&ウロツテノヤ子はガムラン/パーカショニスト奏者の川村亘平さんのソロユニットで、インドネシアを中心に西はアフリカ、東は日本と繋がる海のシルクロードを繋ぐ音楽を探す旅…。今回はバリ舞踊を中心にコンテンポラリーダンスで活躍している大西由希子さんが参加。
ヴォイス・パフォーマーに徳久ウィリアムさんとさとうじゅんこのヴォーカル。
ヴァイオリンは新井ごうさん。
バリガムランバンドのウロツテノヤ子が参加。
さとうじゅんこの圧倒的な存在感にも驚きましたが、これからがとても楽しみなバンドです。5月9日は六本木のSuperDeluxeでも公演を終えました。次回は7月上旬にライヴの予定だそうです。また聴きに行きたいと思います。皆さんもぜひ聴きに行きましょう。
5月3日。青山のライブハウスの月見ル君想フに、さとうじゅんこが参加しているtaikuh jikang&ウロツテノヤ子のライブを聴きに行きました。月見ル君想フは去年、フィンランドのOddarrang来日公演にて「種子田郷×さとうじゅんこ」のデュオで参加させていただきました。店長の朝河さんをはじめ音響家、照明家、スタッフの方々があたたかい雰囲気をつくりだしとてもいいスペースです。音響システムもTaguchiが電源やケーブル類を担当し都内でも一番いい音のライブハウスとして有名です。
taikuh jikang&ウロツテノヤ子のセッティング。月が輝く。
taikuh jikang&ウロツテノヤ子はガムラン/パーカショニスト奏者の川村亘平さんのソロユニットで、インドネシアを中心に西はアフリカ、東は日本と繋がる海のシルクロードを繋ぐ音楽を探す旅…。今回はバリ舞踊を中心にコンテンポラリーダンスで活躍している大西由希子さんが参加。
ヴォイス・パフォーマーに徳久ウィリアムさんとさとうじゅんこのヴォーカル。
ヴァイオリンは新井ごうさん。
バリガムランバンドのウロツテノヤ子が参加。
さとうじゅんこの圧倒的な存在感にも驚きましたが、これからがとても楽しみなバンドです。5月9日は六本木のSuperDeluxeでも公演を終えました。次回は7月上旬にライヴの予定だそうです。また聴きに行きたいと思います。皆さんもぜひ聴きに行きましょう。
2009年05月06日
28日。白河清澄駅にある清澄庭園の茶屋で「SOUND GARDENING」ヘッドフォンコンサートを開催しました。池の辺にある静かな茶屋。
庭園が閉館してから公演の準備。準備のスタートが遅れてほんとうに間に合うのか…。映像撮影やら写真撮影、スタッフの方々に手伝っていただく。私はTaguchiの代表・田口さんとポータブル太陽光発電システムをセッティング。
開場が30分近く遅れてお客さまに入場していただく。夜になるとまだまだ寒い…ほんとうに申し訳ありませんでした。
今回はソーラー電源による出音。ノイズがのりませんのでクリーンで太くて芯のある音を奏でられますが、たくさんのヘッドフォンがぶら下がりその効果は?
演奏前にお客さまにヘッドフォンをセットしていただきサウンドチェック。案の定、LRのバランスが崩れている方や、音が小さい方、大き方などさまざまな問題あり。何とか調整するが課題が残る。
私は時間も押していたので30分の構成を22~3分にする。皆を暗転の中から外へ外へと導く。
フィリップ・シャトランさんはフィールドレコーディングした素材の入った無数のCD-Rをコントロールし演奏。
オリビエ・パスケさんはユーモアを交えながらフィールドレコーディングの音源を構成していく。
あっという間に終演。途中、池を望むとカモが真っ暗な中を羽音を奏でながら鳴く声や、普段あまり聴くことができない鳥の声、魚が水を奏でる音たちが届く。ヘッドフォンも面白いと思うが、私は本来、音を空気に触れさせることを大切にしている。この静かな茶屋の空気感を大切にして、外の音を取り込みながら演奏できればさらに面白いと思う。次の機会があればぜひスピーカーの導入を実現したいものです。
すべての写真はKenzaburo Fukuharaさんのものです。
庭園が閉館してから公演の準備。準備のスタートが遅れてほんとうに間に合うのか…。映像撮影やら写真撮影、スタッフの方々に手伝っていただく。私はTaguchiの代表・田口さんとポータブル太陽光発電システムをセッティング。
開場が30分近く遅れてお客さまに入場していただく。夜になるとまだまだ寒い…ほんとうに申し訳ありませんでした。
今回はソーラー電源による出音。ノイズがのりませんのでクリーンで太くて芯のある音を奏でられますが、たくさんのヘッドフォンがぶら下がりその効果は?
演奏前にお客さまにヘッドフォンをセットしていただきサウンドチェック。案の定、LRのバランスが崩れている方や、音が小さい方、大き方などさまざまな問題あり。何とか調整するが課題が残る。
私は時間も押していたので30分の構成を22~3分にする。皆を暗転の中から外へ外へと導く。
フィリップ・シャトランさんはフィールドレコーディングした素材の入った無数のCD-Rをコントロールし演奏。
オリビエ・パスケさんはユーモアを交えながらフィールドレコーディングの音源を構成していく。
あっという間に終演。途中、池を望むとカモが真っ暗な中を羽音を奏でながら鳴く声や、普段あまり聴くことができない鳥の声、魚が水を奏でる音たちが届く。ヘッドフォンも面白いと思うが、私は本来、音を空気に触れさせることを大切にしている。この静かな茶屋の空気感を大切にして、外の音を取り込みながら演奏できればさらに面白いと思う。次の機会があればぜひスピーカーの導入を実現したいものです。
すべての写真はKenzaburo Fukuharaさんのものです。