2010年05月
2010年05月31日
笠松さんがそれぞれのパートをシンセサイザーで録音し朗読も担当したCD、楽譜、そして台本をいただく。2時間近い作品。すごいバイタリティーです。作品全体を感じたいと思います。
今回もTaguchiとON-COO Projectの協力を得て、音響デザインの小林高治さんとマルチトラックによる音の空気感、気配をつくります。天井が高く素晴らしい音響空間の東京文化会館での音つくりほんとうに楽しみです。また兵庫は劇場なので音響プラニングも音つくりも異なります。劇場入りしてからが勝負になります。いまからとても楽しみです。ぜひ体感しに来てください。打合せの途中で、登山についてもお話ししました。最近、私は妹の影響で山登りに目覚めました。この春だけで那須岳(栃木県)、剣山(徳島県)、大菩薩嶺(山梨県)に登りました。笠松さんも学生時代には本格的な登山をされていて、山で静かに感じる音や空気感など話しは盛り上がりました。音つくりに深く繋がってるんだな…と感じた。今後、ゆっくり山でのフィールドレコーディングの旅をUPしていきたいと思います。
2010年05月30日
4月16日。映画監督の三宅流さんと7月31日〜8月20日にボレボレ東中野で上映される朱鷺島 創作能「トキ」の誕生の打合せ。
観世流能楽師の津村禮次郎さんは30年来、毎年夏の佐渡に通い、薪能公演を行ってきました。佐渡島には全国の3分の1にあたる30以上の能舞台があります。2006年の佐渡。朱鷺が再び佐渡の空を飛翔してほしいという願いを込めた新作能。佐渡を拠点に活動する鼓童も参加しています。
津村さんとは森山開次さんの作品「弱法師」「OKINA」「KATANA」で、新国立劇場やパリ、ローマなどでご一緒させていただき、三宅流さんの作品「面打」のイベントでも1対1で勝負させていただきましたが、ほんとうに素敵な方です。
本作品で整音を担当させていただきますが、佐渡の夏の空気感、津村さんの人柄、そして三宅さんの距離感を大切に音つくりをしたいと思います。
現在、試写会なども行っているようですが、私のCD「sketch 2006」でコメントを書いていただきました音楽評論家の小沼純一さんがレビューを書いてくれたとのことです。視点が素晴らしいです。
上映を楽しみにしていてください。
観世流能楽師の津村禮次郎さんは30年来、毎年夏の佐渡に通い、薪能公演を行ってきました。佐渡島には全国の3分の1にあたる30以上の能舞台があります。2006年の佐渡。朱鷺が再び佐渡の空を飛翔してほしいという願いを込めた新作能。佐渡を拠点に活動する鼓童も参加しています。
津村さんとは森山開次さんの作品「弱法師」「OKINA」「KATANA」で、新国立劇場やパリ、ローマなどでご一緒させていただき、三宅流さんの作品「面打」のイベントでも1対1で勝負させていただきましたが、ほんとうに素敵な方です。
本作品で整音を担当させていただきますが、佐渡の夏の空気感、津村さんの人柄、そして三宅さんの距離感を大切に音つくりをしたいと思います。
現在、試写会なども行っているようですが、私のCD「sketch 2006」でコメントを書いていただきました音楽評論家の小沼純一さんがレビューを書いてくれたとのことです。視点が素晴らしいです。
上映を楽しみにしていてください。
2010年05月29日
28日。茅場町のレストランFANA〜花〜に舞踏家の岡佐和香さんが出演するDANCE&MUSIC「〜赤薔裸〜 se ki ba ra」に行く。
タンゴの夜でした。天井が高くていい空間。赤い布は身体の一部。鍛錬されているのだな…と感じる。音を感じて身体で奏でる。岡さんが耳を澄まし丁寧に調和する様を感じることができました。いつか戦いながら調和するパフォーマンスができれば嬉しいです。
梅津和時(サックス,クラリネット),丹波博幸(ギター),喜多直毅(ヴァイオリン),北村聡(バンドネオン),タカダアキコ(ダンサー),平手舞(女優,ダンサー),岡佐和香(舞踏家)
タンゴの夜でした。天井が高くていい空間。赤い布は身体の一部。鍛錬されているのだな…と感じる。音を感じて身体で奏でる。岡さんが耳を澄まし丁寧に調和する様を感じることができました。いつか戦いながら調和するパフォーマンスができれば嬉しいです。
2010年05月28日
沖縄3日目。カーテンを開けると晴れ。青空が美しい。
最終日はこの旅メイン。イザイホーで有名な久高島です。フェリーくだかで沖縄本島を離れる。
25分で久高島へ。今日はレンタサイクルで島を一周します。
子猫が迎えてくれる。
たち浜へ。南国らしい果物が色鮮やかに輝く。
珊瑚砂が目の前に…ヤドカリがたくさんいました。
海へ。
いしき浜へ向かう途中、いままで聴いたことがない虫がとても長い周期で鳴く。サイン波をやさしく包み込んだような虫の音。しばし座りピンポイントで録音。
いしき浜へ。朝日が昇る大切な場所。
蟲?
うぱーまで星砂を探す。
はびゃーん(カベール)岬への一本の白い道。左右にクバの木が生い茂る。
琉球の祖神・アマミキヨが降り立った場所。
お祈りの…。静かに力強く打ち寄せる波の音を録音。1時間は波の音を感じていたかな。
立ち入ることのできないクボー御嶽への道。
集落へ。
巫女(シャーマン)のお祈りの場。
あっという間に時間がすぎましたが、なんと素晴らしい時間を過ごすことができたのだろうか。この神聖な久高島の空気に触れられて幸せでした。ここへ来れたこと感謝します。島を一周しましたが、島の人とは数人しかすれ違わなかった。ほんとうに静かな島。いつか久高島に泊まって朝も夜も感じてみたい。
最後も猫に見送られる。
帰りは高速フェリーで15分で沖縄本島へ。エンジンの音が面白く録音。順番が逆になりましたが久高遙拝所のある斎場御嶽へ。
木も葉っぱもエネルギーに満ちあふれる。澄みきった空気を録音。
空港に向かう前に壺屋やちむん通りに立ち寄る。シーサーやお茶碗、コーヒーカップなど大量に買い求める。家に着いて沖縄を感じながらさっそく珈琲をいただく。
はじめての沖縄。いろんな音を空気を感じることができました。いい音もたくさん録音できました。これからどんな作品が生まれるのか。そして、またきっと行きたいと思います。
最終日はこの旅メイン。イザイホーで有名な久高島です。フェリーくだかで沖縄本島を離れる。
25分で久高島へ。今日はレンタサイクルで島を一周します。
子猫が迎えてくれる。
たち浜へ。南国らしい果物が色鮮やかに輝く。
珊瑚砂が目の前に…ヤドカリがたくさんいました。
海へ。
いしき浜へ向かう途中、いままで聴いたことがない虫がとても長い周期で鳴く。サイン波をやさしく包み込んだような虫の音。しばし座りピンポイントで録音。
いしき浜へ。朝日が昇る大切な場所。
蟲?
うぱーまで星砂を探す。
はびゃーん(カベール)岬への一本の白い道。左右にクバの木が生い茂る。
琉球の祖神・アマミキヨが降り立った場所。
お祈りの…。静かに力強く打ち寄せる波の音を録音。1時間は波の音を感じていたかな。
立ち入ることのできないクボー御嶽への道。
集落へ。
巫女(シャーマン)のお祈りの場。
あっという間に時間がすぎましたが、なんと素晴らしい時間を過ごすことができたのだろうか。この神聖な久高島の空気に触れられて幸せでした。ここへ来れたこと感謝します。島を一周しましたが、島の人とは数人しかすれ違わなかった。ほんとうに静かな島。いつか久高島に泊まって朝も夜も感じてみたい。
最後も猫に見送られる。
帰りは高速フェリーで15分で沖縄本島へ。エンジンの音が面白く録音。順番が逆になりましたが久高遙拝所のある斎場御嶽へ。
木も葉っぱもエネルギーに満ちあふれる。澄みきった空気を録音。
空港に向かう前に壺屋やちむん通りに立ち寄る。シーサーやお茶碗、コーヒーカップなど大量に買い求める。家に着いて沖縄を感じながらさっそく珈琲をいただく。
はじめての沖縄。いろんな音を空気を感じることができました。いい音もたくさん録音できました。これからどんな作品が生まれるのか。そして、またきっと行きたいと思います。
2010年05月27日
沖縄2日目。今日は観光の日。朝から雨。車から赤が花が浮かぶ。
商店街のお店の屋根に見事なブーゲンビレア。ずっとこの花が忘れられなかったのですが、先日、やっといい苗を見つけて育てています。沖縄そばのきしもと食堂へ。
とっても美味しかったです。ジューシーもとろけるほど美味しかったです。
まさか来れるとは思っていなかった美ら海水族館に。
水槽に雨粒が…水槽には太陽の光も取り入れています。
上空を大きな壁が…。
黒潮探検で大水槽の上からジンベイザメを望む。
魚たちのお食事タイム。あの大きなジンベイザメが口を開けて水面に…。巨体が真っ直ぐに・・・貴重なものを見られました。
パイナップル園でたらふく食べて世界遺産の中城城跡へ。
私たち以外は誰もいなくて静かな風が吹いていました。南の風を全身で感じて録音。少し雨音も…。
ファーストフードレストラン「A&W」へ。A&Wオリジナルドリンクのルートビアを試す。何種類ものハーブが入っているのか…☆
ホテルに戻る前に地元の(これが楽しみ)大きな大きなスーパーへ。海ぶどうとジーマミー(ピーナッツ)豆腐、さんぴん(ジャスミン)茶などを買う。
夕暮れ時に小さな商店街へ。どこからともなく三線の音色が聴こえる。お店の方が生活のなかでほんとうに自然に三線を奏でる姿。あちらこちらでお店を閉めるシャッターの音が響くが何事もなかったように奏でる。こっそり録音。あぁこういうのが聴きたかったんだな。沖縄に来てよかったな。…と、うるうる。