2013年12月
2013年12月27日
去年と同じ12月27日に群馬県と栃木県の境界にある白根山(2,578m)を歩いて来ました。
はじめからピーク(山頂)を目指さない雪山遊び。前回は真っ暗なスキー場をアイゼンを利かして駆け下りましたが、今回はスキーバスツアーを利用して暗くなる前に下山しました。ピークを目指さないと山とゆっくり語り合える。前夜と早朝の新雪が真っ白いパウダースノーで迎えてくれました。ワカン(かんじき)を使って雲の上を歩く感覚を満喫。そして、静けさを共有する幸せ。写真は下山時に立ち寄った七色平で、雪に埋まった小さな木と動物のトレース(踏み跡)がかがやいていた。
登山口には神社。無事に下山できますように…。
スノーシューのトレース。
白根山山頂のロックガーデンは雲に包まれる。
大日如来の小さな石像が見守ってくれている。
下山はワカンで雪の上を舞う。
ニョロニョロ。
七色平の避難小屋。
白根山山頂のロックガーデンが少し顔を出す。
無事に下山できました。ありがとうございました。
下山後に白根山の「山」が浮かびあがる。
2013年12月18日
12月18日。この冬も雪で縞模様の浅間山に触れたくて、群馬県嬬恋村と長野県小諸市にある浅間山の第一外輪山の最高峰である黒斑山(2,404m)を歩いて来ました。
登山口から雪が舞う。山頂近くのトーミーの頭から風が強くなり雪も激しくなってきました。山頂から目の前にどーんと迫る浅間山はホワイトアウトでまったく見えず。なんとか少しでもその姿を拝みたいと先の蛇骨岳〜仙人岳へと進む。山頂からはラッセルと凍りついた岩の繰り返しで雪山らしい楽しい厳しさ。その先の鋸岳には進まず仙人岳で姿が見えるまで待つこと20分…「ボッフュン」という噴火口の音を感じた瞬間に浅間山が浮かびあがりました。うん。この空気感です。待っていてよかった。お天気の影響か登りも下りも誰にも会わずひとり旅で静かな静かな山行でした。また、お天気のいい日に遊びに行きたいと思います。
トーミーの頭にあるはずの浅間山の姿は雲のなか。
かまぼこ。
黒斑山。
トーミーの頭。
トーミーの頭からのぞむ黒斑山山頂。
目の前にあるはずの浅間山がない…。
小さなモンスター。
黒斑山の先の蛇骨岳~仙人岳~鋸岳が微かに見える。
マシュマロ。
黒斑山を振り返る。
膝までのラッセル。
やさしい太陽のあかり。
ここで浅間山が顔を出すまで20分待つ。
仙人岳からのぞむ黒斑山。
あっ…。
縞模様。
三角点にタッチ。
中コースは雪がたっぷり。
無事に下山できました。