2015年05月
2015年05月29日
27-28日。雪山の空気感を求めて、北アルプスの涸沢にソロテント泊で、奥穂高岳(3,190m)を歩いてきました。
深夜バスに乗り早朝の上高地へ。初日。緑あふれる上高地をトレッキング。明神池(穂高神社奥宮)で安全登山祈願。本谷橋から雪。12時に涸沢に着いて、テントを張り、雪に包まれたカールに抱かれのんびり過ごす。2日目は4時半から奥穂高岳にアタック。前日、雪の壁に見えたザイデングラードに沿った小豆沢をリズム感よく登り、白出乗越からは大好きな岩場をテンポよく登る。素晴らしい展望に魅せられる。
涸沢は多い時で200張りにもなるテントが、わたしのテントを含めて7張のみ。静かな涸沢カールはとても素敵でした。いい出会いもありました。今度こそ今シーズンの雪山を締めて、体感した身体の静けさを音にしていきたいと思います。
早朝の上高地。
涸沢。我が家。
涸沢にテント張ってのんびりしていたら、13時過ぎに年配の方(お爺さん)が、これから小豆沢を登って穂高岳山荘に行くと…心配でずっとテントで見守っていました。
約3時間。小豆沢の最後の急登を越え、白出乗越に立つお爺さんの姿を捉えました。確実に一歩一歩、自身のペースでゆっくり歩む姿。とても感動しました。
2日目。小豆沢から望む前穂高岳。いつかはロープワークを学び北尾根をクライミングしてみたいですが、来年はGW明けの空いている時に、雪の重太郎新道で前穂高岳〜奥穂高岳を歩きたいです。
小豆沢を登り切った白出乗越から望む奥穂高岳と穂高山荘。
山頂にて…。
涸沢岳〜北穂高岳〜槍ヶ岳を望む。
西穂高岳に続くジャンダルム。
下山。昼間の上高地。
上高地はニリンソウが満開でした。
蝦夷紫(エゾムラサキ) / ツツジ科ツツジ属。
雉筵(キジムシロ) / バラ科キジムシロ属。
山旗竿(ヤマハタザオ) / アブラナ科ヤマハタザオ属。
深夜バスに乗り早朝の上高地へ。初日。緑あふれる上高地をトレッキング。明神池(穂高神社奥宮)で安全登山祈願。本谷橋から雪。12時に涸沢に着いて、テントを張り、雪に包まれたカールに抱かれのんびり過ごす。2日目は4時半から奥穂高岳にアタック。前日、雪の壁に見えたザイデングラードに沿った小豆沢をリズム感よく登り、白出乗越からは大好きな岩場をテンポよく登る。素晴らしい展望に魅せられる。
涸沢は多い時で200張りにもなるテントが、わたしのテントを含めて7張のみ。静かな涸沢カールはとても素敵でした。いい出会いもありました。今度こそ今シーズンの雪山を締めて、体感した身体の静けさを音にしていきたいと思います。
早朝の上高地。
涸沢。我が家。
涸沢にテント張ってのんびりしていたら、13時過ぎに年配の方(お爺さん)が、これから小豆沢を登って穂高岳山荘に行くと…心配でずっとテントで見守っていました。
約3時間。小豆沢の最後の急登を越え、白出乗越に立つお爺さんの姿を捉えました。確実に一歩一歩、自身のペースでゆっくり歩む姿。とても感動しました。
2日目。小豆沢から望む前穂高岳。いつかはロープワークを学び北尾根をクライミングしてみたいですが、来年はGW明けの空いている時に、雪の重太郎新道で前穂高岳〜奥穂高岳を歩きたいです。
小豆沢を登り切った白出乗越から望む奥穂高岳と穂高山荘。
山頂にて…。
涸沢岳〜北穂高岳〜槍ヶ岳を望む。
西穂高岳に続くジャンダルム。
下山。昼間の上高地。
上高地はニリンソウが満開でした。
蝦夷紫(エゾムラサキ) / ツツジ科ツツジ属。
雉筵(キジムシロ) / バラ科キジムシロ属。
山旗竿(ヤマハタザオ) / アブラナ科ヤマハタザオ属。
2015年05月09日
7-8日。雪を求めて新潟県の越後駒ヶ岳(2,003m)を歩いてきました。先日、尾瀬の至仏山と燧ヶ岳から見た越後駒ヶ岳の真っ白な美しい姿に魅せられました。雪は大湯から小倉山(1,378m)までは所々にしかありませんでしたが、カタクリの花に触れることができました。
山頂直下にある無人の駒の小屋(1,890m)に泊まる。貸切りでした。2階の屋根裏っぽいところを寝床にする。窓からは信じられないくらい美しい残雪の山々を見ることができました。山の風が舞う音を静かに感じながら眠る。
快適な山小屋を後に下山。登山口にある秘湯の駒の湯山荘で源泉33℃の温泉に入り、河鹿蛙の鳴き声を聴く。これで雪山も締めかな…今季も充実した雪山歩きができました。ありがとうございました。
カタクリ。
小倉山からの越後駒ヶ岳です。
駒の小屋。山小屋は基本無人でとても綺麗に利用されています。登山シーズンの土日は管理人がいるようです。1泊協力費で2,000円。1Fと2Fがあり、積雪量が多い季節は2Fの窓から入れるようになっています。水場はとても豊富に水が出ていました。雪解け水のようです。夏は枯れるかもしれません。おトイレもバイオ処理で清潔でした。
寝床。耐熱シートやシーツも置いていて使えます。
窓からの風景。
山頂より日の入り。
登山口の駒の湯からは標高差1,700m弱で、山頂まではゆっくり歩いて15分です。素晴らしい山小屋です。また、泊まってみたいと思っています。
朝4時半に目覚めて…。
タムシバの白い花。
白と緑。
残雪期だけの景色。
駒の湯。最後は温泉から大湯まで林道を1時間歩くところを、駒の湯山荘のご主人が車でバス停まで送ってくれました。ありがとうございました!
山頂直下にある無人の駒の小屋(1,890m)に泊まる。貸切りでした。2階の屋根裏っぽいところを寝床にする。窓からは信じられないくらい美しい残雪の山々を見ることができました。山の風が舞う音を静かに感じながら眠る。
快適な山小屋を後に下山。登山口にある秘湯の駒の湯山荘で源泉33℃の温泉に入り、河鹿蛙の鳴き声を聴く。これで雪山も締めかな…今季も充実した雪山歩きができました。ありがとうございました。
カタクリ。
小倉山からの越後駒ヶ岳です。
駒の小屋。山小屋は基本無人でとても綺麗に利用されています。登山シーズンの土日は管理人がいるようです。1泊協力費で2,000円。1Fと2Fがあり、積雪量が多い季節は2Fの窓から入れるようになっています。水場はとても豊富に水が出ていました。雪解け水のようです。夏は枯れるかもしれません。おトイレもバイオ処理で清潔でした。
寝床。耐熱シートやシーツも置いていて使えます。
窓からの風景。
山頂より日の入り。
登山口の駒の湯からは標高差1,700m弱で、山頂まではゆっくり歩いて15分です。素晴らしい山小屋です。また、泊まってみたいと思っています。
朝4時半に目覚めて…。
タムシバの白い花。
白と緑。
残雪期だけの景色。
駒の湯。最後は温泉から大湯まで林道を1時間歩くところを、駒の湯山荘のご主人が車でバス停まで送ってくれました。ありがとうございました!
2015年05月01日
27〜29日。尾瀬の至仏山(2,228m)〜尾瀬ヶ原〜燧ヶ岳(2,356m)を歩いてきました。初日。鳩待峠から尾瀬に入り、山の鼻でテントを張って至仏山登頂。2日目は尾瀬ヶ原を横断し尾瀬沼にテントを張る。3日目は陽が昇る前に歩きはじめ燧ヶ岳登頂。テントを畳み大清水に下山しました。
至仏山からは雪に包まれた尾瀬ヶ原と燧ヶ岳を望む。尾瀬ヶ原の木道はまだ雪のなかで、この時期だけ自由に歩くことができる。所々、池塘が顔を出していて、水芭蕉のつぼみを見ることができた。燧ヶ岳からは尾瀬ヶ原と至仏山を望む。ご一緒した久保さんもここを歩いてきたんだな…と感慨深い顔。上州の山々に残るたっぷりの雪に心躍る。
今回、陽が昇る前に尾瀬沼湖畔を歩いていると、天の川に触れることができ感動しました。尾瀬はとても雪深いところ。長い時間この雪に包まれて、あの豊かな尾瀬があるのですね。
至仏山から望む尾瀬ヶ原と燧ヶ岳。
至仏山山頂から望む山々。ひときわ越後駒ヶ岳が雪たっぷりで輝いていました。
至仏山から下山。ほとんどの池塘はまだ雪のなか。
テントから顔を出し至仏山の裾野を眺める。
2日目。燧ヶ岳の肩からの日の出を尾瀬ヶ原から触れる。
尾瀬ヶ原のヨッピ川は鏡のように…。
まだ尾瀬ヶ原は深い雪に包まれている。
3日目。陽が昇る前から燧ヶ岳山頂を目指し、前日につけたトレースを辿って尾瀬沼を歩く。樹林帯に入るとルートはほとんど確認できず、GPSで確認しながら進みました。
山が目覚める空気感を体感できて幸せでした。
燧ヶ岳の俎嵓(まないたぐら)直下は、アイゼン歩行のトレーニングのために岩場を登る。
燧ヶ岳から望む尾瀬ヶ原と至仏山。
燧ヶ岳山頂から望む、雪深い上越の山々。
下山。俎嵓(まないたぐら)からは気持ちいいトラバース。3日間お天気に恵まれました。
尾瀬沼に無事下山して燧ヶ岳を望む。
至仏山からは雪に包まれた尾瀬ヶ原と燧ヶ岳を望む。尾瀬ヶ原の木道はまだ雪のなかで、この時期だけ自由に歩くことができる。所々、池塘が顔を出していて、水芭蕉のつぼみを見ることができた。燧ヶ岳からは尾瀬ヶ原と至仏山を望む。ご一緒した久保さんもここを歩いてきたんだな…と感慨深い顔。上州の山々に残るたっぷりの雪に心躍る。
今回、陽が昇る前に尾瀬沼湖畔を歩いていると、天の川に触れることができ感動しました。尾瀬はとても雪深いところ。長い時間この雪に包まれて、あの豊かな尾瀬があるのですね。
至仏山から望む尾瀬ヶ原と燧ヶ岳。
至仏山山頂から望む山々。ひときわ越後駒ヶ岳が雪たっぷりで輝いていました。
至仏山から下山。ほとんどの池塘はまだ雪のなか。
テントから顔を出し至仏山の裾野を眺める。
2日目。燧ヶ岳の肩からの日の出を尾瀬ヶ原から触れる。
尾瀬ヶ原のヨッピ川は鏡のように…。
まだ尾瀬ヶ原は深い雪に包まれている。
3日目。陽が昇る前から燧ヶ岳山頂を目指し、前日につけたトレースを辿って尾瀬沼を歩く。樹林帯に入るとルートはほとんど確認できず、GPSで確認しながら進みました。
山が目覚める空気感を体感できて幸せでした。
燧ヶ岳の俎嵓(まないたぐら)直下は、アイゼン歩行のトレーニングのために岩場を登る。
燧ヶ岳から望む尾瀬ヶ原と至仏山。
燧ヶ岳山頂から望む、雪深い上越の山々。
下山。俎嵓(まないたぐら)からは気持ちいいトラバース。3日間お天気に恵まれました。
尾瀬沼に無事下山して燧ヶ岳を望む。