2017年04月
2017年04月20日
16-17日。北アルプス後立山連峰の爺ヶ岳(2,670m)〜鹿島槍ヶ岳(2,889m)を、西穂高岳で出会った外山さんとテント泊で歩いてきました。
夜行バスで扇沢に着き、冬期限定 南尾根の柏原新道登山口(1,339m)からスタート。ジャンクションピーク(2,330m)にテントを張り身軽になって爺ヶ岳を目指す。お天気はよかったが、鹿島槍ヶ岳までずっと17mの強風に耐えながらの山行。1日の行動時間が13時間強。強風でテントが飛ばされていないか不安だったが、しっかり立っているのを確認し心底ホッとしました。
風が強いと歩くことに集中でき、身体の静けさを感じることができます。この尊い時間を過ごせた外山さんと山に感謝します。
日の出の時間に扇沢に着く。
樹林帯から望む針ノ木山の美しい姿。いつか歩いてみたい。
外山さん大きなザックを担いで急登を笑顔。
ジャンクションピークに到着。爺ヶ岳の南峰と中峰が見える。
大きな雪庇にテントを張る。風が強いので、しっかりペグを雪のなかに埋め、風よけ用に雪のブロックを築く。左が外山さん、右がわたしのテント。
橙色の屋根の種池山荘と剱岳。
爺ヶ岳南峰に着く。途中、下山してきた方に風が強いので気をつけてくださいと声をかけていただく。
これから向かう鹿島槍ヶ岳。
爺ヶ岳中峰へ向かう。
外山さん。雪山をはじめて2年目ですが経験は豊富。先日も五竜岳を日帰りされました。とても美しい歩き方。
爺ヶ岳中峰で記念撮影。わたしは一年前に東尾根から登りました。
爺ヶ岳北峰の凄まじい雪庇。北峰はトラバースする。
鹿島槍ヶ岳が近づいてきました。ここは風が強く雪が吹き飛ばされている。
雪庇を歩いていて首まで埋まる。ピッケルとアイゼンで踏ん張る。足はまったくつかず、どこまでも深かった。
冷池山荘。冬期は避難小屋を開放してくれているのですが、雪が深く入り口は見つからなかった。
雪山の時期に白い産毛になる雷鳥に出会えました。
立山と雲。
春の霞の剱岳。
遠くに槍ヶ岳。
雲が風に乗って…。
青空と雲。一瞬、雪が降りましたが、予報通り晴れ。しかし、風は強い。
布引岳(2,683m)を越え、鹿島槍ヶ岳山頂へと続く道。
風はさらに強くなる。
風に耐えながら確実に一歩一歩進む外山さん。
最後の登り。
鹿島槍ヶ岳山頂。
長い行程で喜びもひとしおの外山さん。
わたしも撮っていただきました。
先日、歩いた五竜岳への尾根道。
鹿島槍ヶ岳北峰は真っ白。
山頂はまともに立ってられないほどの強風。
風のなか下山です。
立山に天使の梯子。
これから待ち受ける爺ヶ岳の登り返し。
振り返って鹿島槍ヶ岳。
外山さんに引っ張ってもらいます。
剱岳が夕焼けに染まる。
シャリバテと低体温、長い登り返しに(一瞬)倒れ込む外山さん。その後は行動食を食べて、ダウンジャケットを着て元気に歩く。
爺ヶ岳南峰から望む夜景。危険箇所はなく、最後は暗くなるのも計画内でしたが、強風で少し予定より遅くなる。ライトでトレースを照らしながらより慎重に歩く。
朝の目覚め。テントから太陽の輪を眺める。午後からは天気が荒れる予報。
爺ヶ岳も朝日に照らされる。外山さんが朝のお散歩から戻る。
ゆったり朝の食事をする。
テントを撤収。
今日は下山のみ。のんびり歩く。
大きな雪庇を歩いていると急斜面。クライムダウンの練習をする外山さん。
無事に下山。
薬師の湯でのんびり温泉に入り、黒部ダムカレーを美味しくいただきました。
夜行バスで扇沢に着き、冬期限定 南尾根の柏原新道登山口(1,339m)からスタート。ジャンクションピーク(2,330m)にテントを張り身軽になって爺ヶ岳を目指す。お天気はよかったが、鹿島槍ヶ岳までずっと17mの強風に耐えながらの山行。1日の行動時間が13時間強。強風でテントが飛ばされていないか不安だったが、しっかり立っているのを確認し心底ホッとしました。
風が強いと歩くことに集中でき、身体の静けさを感じることができます。この尊い時間を過ごせた外山さんと山に感謝します。
日の出の時間に扇沢に着く。
樹林帯から望む針ノ木山の美しい姿。いつか歩いてみたい。
外山さん大きなザックを担いで急登を笑顔。
ジャンクションピークに到着。爺ヶ岳の南峰と中峰が見える。
大きな雪庇にテントを張る。風が強いので、しっかりペグを雪のなかに埋め、風よけ用に雪のブロックを築く。左が外山さん、右がわたしのテント。
橙色の屋根の種池山荘と剱岳。
爺ヶ岳南峰に着く。途中、下山してきた方に風が強いので気をつけてくださいと声をかけていただく。
これから向かう鹿島槍ヶ岳。
爺ヶ岳中峰へ向かう。
外山さん。雪山をはじめて2年目ですが経験は豊富。先日も五竜岳を日帰りされました。とても美しい歩き方。
爺ヶ岳中峰で記念撮影。わたしは一年前に東尾根から登りました。
爺ヶ岳北峰の凄まじい雪庇。北峰はトラバースする。
鹿島槍ヶ岳が近づいてきました。ここは風が強く雪が吹き飛ばされている。
雪庇を歩いていて首まで埋まる。ピッケルとアイゼンで踏ん張る。足はまったくつかず、どこまでも深かった。
冷池山荘。冬期は避難小屋を開放してくれているのですが、雪が深く入り口は見つからなかった。
雪山の時期に白い産毛になる雷鳥に出会えました。
立山と雲。
春の霞の剱岳。
遠くに槍ヶ岳。
雲が風に乗って…。
青空と雲。一瞬、雪が降りましたが、予報通り晴れ。しかし、風は強い。
布引岳(2,683m)を越え、鹿島槍ヶ岳山頂へと続く道。
風はさらに強くなる。
風に耐えながら確実に一歩一歩進む外山さん。
最後の登り。
鹿島槍ヶ岳山頂。
長い行程で喜びもひとしおの外山さん。
わたしも撮っていただきました。
先日、歩いた五竜岳への尾根道。
鹿島槍ヶ岳北峰は真っ白。
山頂はまともに立ってられないほどの強風。
風のなか下山です。
立山に天使の梯子。
これから待ち受ける爺ヶ岳の登り返し。
振り返って鹿島槍ヶ岳。
外山さんに引っ張ってもらいます。
剱岳が夕焼けに染まる。
シャリバテと低体温、長い登り返しに(一瞬)倒れ込む外山さん。その後は行動食を食べて、ダウンジャケットを着て元気に歩く。
爺ヶ岳南峰から望む夜景。危険箇所はなく、最後は暗くなるのも計画内でしたが、強風で少し予定より遅くなる。ライトでトレースを照らしながらより慎重に歩く。
朝の目覚め。テントから太陽の輪を眺める。午後からは天気が荒れる予報。
爺ヶ岳も朝日に照らされる。外山さんが朝のお散歩から戻る。
ゆったり朝の食事をする。
テントを撤収。
今日は下山のみ。のんびり歩く。
大きな雪庇を歩いていると急斜面。クライムダウンの練習をする外山さん。
無事に下山。
薬師の湯でのんびり温泉に入り、黒部ダムカレーを美味しくいただきました。
2017年04月06日
4日。新潟県の平標山(1,984m)〜仙ノ倉山(2,026m)をソロで歩いてきました。
3〜5日に南アルプスの仙丈ヶ岳に行く予定でしたが、戸台口から川の譲渡の時間帯に雷を伴う雨の予報で中止。上越の山々は3日の夕方から雪が降り続いて、4日の9時頃から晴れの予報。新雪を踏めると越後湯沢へ。
BCの方がひとり先行されていましたが、1,555mのところでルートを変えて、ノートレースをスノーシューで軽快に歩く。新雪は深いところで30cm。平標山から仙ノ倉山の広大な稜線はひとりきりで、心と身体は深く解放されました。
山頂は-2℃とあたたかく、いよいよ山にも春が来ました。
冬季限定のヤカイ沢沿いを歩く。BCの方のトレースがある。
稜線が見えるところに出て、先行されているBCの方の姿を見つける。
なだらかな稜線。
1,555mのところで、BCの方とは違うルートを進む。雪山の醍醐味。
スノーシューの利点を生かして、稜線直下の急斜面を直登し、BCの方の前に出る。
稜線に出ました。
青と白の世界。
平標山山頂。この時、雲に包まれる。
平標山から夏道のルート。
仙ノ倉山は雲の中。
まるで山のよう…。
雲が抜けるまでゆっくり進んでいると1つ目のピークが浮かび上がる。
吸い込まれそう。
1つ目のピークから。2つ目、3つ目、4つ目のピークが仙ノ倉山山頂。
2つ目のピークを登る。
3つ目ピークを登る。
広大な稜線。4つ目ピークを越えると仙ノ倉山山頂。
山頂はモンスターたちに囲まれていた。
自撮りで記念撮影。
万太郎山に続く稜線にエビス大黒ノ頭が見える。なかなか厳しそうですが、縦走してみたい。
万太郎山と谷川岳方面が雲に包まれる。圧巻の空気感。
山頂の先にある5つ目ピークと雲と青空。
モンスター。風の彫刻。
仙ノ倉山山頂から歩いてきた平標山までの広大な稜線を望む。
下山します。美しい。
平標山に戻ってきました。雪のモンスターが標識を持ってくれている?
夏道ルート。
稜線の雪庇から雪が流れる。
下山中に右手を見上げると、雪の斜面に大きなクラック(亀裂)。さらに気温が上がると雪崩れる。山も春です。
3〜5日に南アルプスの仙丈ヶ岳に行く予定でしたが、戸台口から川の譲渡の時間帯に雷を伴う雨の予報で中止。上越の山々は3日の夕方から雪が降り続いて、4日の9時頃から晴れの予報。新雪を踏めると越後湯沢へ。
BCの方がひとり先行されていましたが、1,555mのところでルートを変えて、ノートレースをスノーシューで軽快に歩く。新雪は深いところで30cm。平標山から仙ノ倉山の広大な稜線はひとりきりで、心と身体は深く解放されました。
山頂は-2℃とあたたかく、いよいよ山にも春が来ました。
冬季限定のヤカイ沢沿いを歩く。BCの方のトレースがある。
稜線が見えるところに出て、先行されているBCの方の姿を見つける。
なだらかな稜線。
1,555mのところで、BCの方とは違うルートを進む。雪山の醍醐味。
スノーシューの利点を生かして、稜線直下の急斜面を直登し、BCの方の前に出る。
稜線に出ました。
青と白の世界。
平標山山頂。この時、雲に包まれる。
平標山から夏道のルート。
仙ノ倉山は雲の中。
まるで山のよう…。
雲が抜けるまでゆっくり進んでいると1つ目のピークが浮かび上がる。
吸い込まれそう。
1つ目のピークから。2つ目、3つ目、4つ目のピークが仙ノ倉山山頂。
2つ目のピークを登る。
3つ目ピークを登る。
広大な稜線。4つ目ピークを越えると仙ノ倉山山頂。
山頂はモンスターたちに囲まれていた。
自撮りで記念撮影。
万太郎山に続く稜線にエビス大黒ノ頭が見える。なかなか厳しそうですが、縦走してみたい。
万太郎山と谷川岳方面が雲に包まれる。圧巻の空気感。
山頂の先にある5つ目ピークと雲と青空。
モンスター。風の彫刻。
仙ノ倉山山頂から歩いてきた平標山までの広大な稜線を望む。
下山します。美しい。
平標山に戻ってきました。雪のモンスターが標識を持ってくれている?
夏道ルート。
稜線の雪庇から雪が流れる。
下山中に右手を見上げると、雪の斜面に大きなクラック(亀裂)。さらに気温が上がると雪崩れる。山も春です。