2020年04月
2020年04月15日
コーヒーを淹れる時間、コーヒーを飲む時間を楽しんでいます。
サーバーは美しいフォルムのCHEMEXで、ドリッパーはHARIOのV60(02)を主に愛用しています。
V60は円錐型で内部にスパイラルリブがあり、お湯が中心に向かって流れ、コーヒー豆全体を通過します。また、お湯が溜まらず流れる大きな穴があり、ゆっくり注ぐと濃厚な味に、手早く注ぐとスッキリした味になり、自在に調整できます。
ORIGAMIのドリッパーも使っています。縦溝とひとつの大きな穴で、速度を自由にコントロールできます。このところ出番が多いです。
このドリッパーは、V60の円錐状のペーパーと、カリタのウェーヴフィルターが使えます。ずっとウェーヴフィルターで淹れていましたが、V60のフィルターもよりクリアに淹れられることに気づきました。
ミルはカリタの「ナイスカットG」です。富士ローヤルの「みるっこ」と悩みましたが、よりクリアな味を追求するにはカット式のナイスカットGです。みるっこは臼式で断面が複雑に切り刻まれるので、柔らかく深みがでます。わたしは甘みと酸味を引き立たせ、後味をスッキリさせたいのでカット式を選びました。
これまでドリッパーにカリタのコーヒーポット用温度計サーモを利用してきましたが、すぐに冷めてしまうため、なかなか安定した水温を保てませんでした。
いまは水温を1度単位で設定できる山善のコーヒードリップケトルを使っています。保温機能もあり、水温が1度でも下がると、再度、設定した温度に沸かしてくれます。
スペシャリティコーヒー豆は、そこまで細く落とす必要はありませんが、注ぎ口も細くドリップを調整できます。
ドリップ スケールはハリオです。毎回、安定した美味しいコーヒーを淹れるためにスケールは必須です。コーヒーの分量、抽出時間、お湯の量など、測れるものはすべて正確に測ります。コーヒー豆の焙煎具合や湿度など、同じ条件にはなりませんが、自分好みのレシピがわかるようになります。