2021年04月
2021年04月12日
厳冬期のピンっと張り詰めた空気感と美しい雪も好きですが、残雪期はより奥深い静かな山を歩けるのでとても魅力的です。4年前の4月中旬。爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳〝ヒドゥンクレバス〟にはまりました。
爺ヶ岳 南峰から中峰へ。写真はすべてパートナーの外山さんが撮影。
風は常にテントが飛ばされるぐらい強めでしたが、アイゼンで快適に歩ける雪質で、スタスタと歩を進め冷乗越を越えたところで…
突然〝ヒドゥンクレバス(隠されたクレバス)〟にはまりました。咄嗟に脚を広げ、アイゼンの先端で雪を蹴り込み、ピッケルを雪上に引っ掛ける。この動作でほぼ確保。
突然、わたしが消えた…と。外山さんとは残雪期の西穂高岳で出会い、このシーズン、爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳、奥穂高岳、剱岳とご一緒しました。
完全に確保できホッとしたところ。今後のために写真を撮ってもらいました。
降雪や強風で飛ばされた雪で、クレバスの表面が覆われ、見えなくなっていたのです。
まさに「落とし穴」です。
縦というよりも、横に長く永遠と深い切れ目が続いていました。
気を整えて、布引岳を越え鹿島槍ヶ岳山頂を望む。
風はさらに強くなる。
鹿島槍ヶ岳山頂です。
風が強く、飛ばされないように踏ん張っています。
下山。風が強い時や積雪直後は、パートナーがいればロープで繋ぐ。ソロの時は?安全といえるような広いスペースも、心と身体の準備は必要と実感しました。安全を確保しつつ、残雪期を楽しみましょう。
まだまだ雪は降っています。
https://www.mountain-forecast.com/peaks/Kashima-Yarigatake/forecasts/2889
2021年04月09日
板橋区の赤塚公園 大門地区に自生しているニリンソウを観に行きました。
いま見頃です。
https://www.tokyo-park.or.jp/map/akatsukaFlyer_map.pdf
新緑が眩しいです。
今年も観に来ることができました。
武蔵野台地の崖線に沿ってたくさん咲いています。
水が潤う地です。
ニリンソウ。
小さな蜘蛛を発見。
三輪も咲いていました。
辻本珈琲の美味しいコーヒーを淹れました。
田遊びが行われる赤塚諏訪神社の横にある竹林。
夏のような雲で、その後、雷が鳴り響きました。