2012年03月20日
津村禮次郎×森山開次「石橋+Shakkyou」は、去年の8月17,18日 佐渡島で薪能、10月15日 仙台 能BOXで上演しました。このたびロシアで公演することになりました。
津村禮次郎×森山開次「石橋+Shakkyou」ロシアツアー
第一部 能「石橋」
出演:津村禮次郎
第二部 ダンス「Shakkyou」
出演:森山開次、津村禮次郎
和太鼓:佐藤健作
電子音響音楽:種子田郷
森山開次衣装:大脇幹裕
テクニカルディレクター:川口眞人(レイヨンヴェール)
照明:櫛田晃代
制作:橋爪南海子(オフィスルゥ)
主催:国際交流基金
TEL:626-55-83, 626-55-85
3月20日(火) 19時開演
会場:サンクトペテルブルク 俳優の家 大ホール
3月22日(木),23日(金) 両日とも19時半開演
会場:モスクワ マールイ劇場小ホール
森山開次さんのメッセージです。
2012/03/17 ロシアに出発
【いよいよ明日ロシアに発ちます。上演する演目は、『Shakkyou』能石橋から着想を得た作品です。佐渡、仙台とそれぞれのバージョンで上演してきましたこの作品。今回もまた、ロシアバージョン。音楽は、佐渡版の佐藤健作さんの和太鼓の音楽と、仙台版の種子田郷さんの音楽とが、融合します。モスクワとサンクトペテルブルグ。どんな所だろうか。心が高鳴る。】
2011/10/17 仙台 Shakkyou
【10月15日、仙台に新しく開館した、能BOXで、津村禮次郎×森山開次「石橋+Shakkyou」が上演されました。 この公演は、開館記念公演として、上演されましたが、この公演も、東日本大震災の影響で、延期しておりましたが、皆様の尽力があり、このたび無事に上演する事ができました。 ご来場くださいました皆様、そして、関係者の皆様、本当にありがとうございました。
能の「石橋」と創作ダンスの「Shakkyou」 今年の夏の佐渡の薪能でも上演いたしましたが、今回の仙台版、Shakkyouは、音楽と衣装を変えて、全く違う作品となりました。
佐渡版のShakkyouでは、和太鼓奏者の佐藤健作さんと、能管の松田弘之さんに音楽を奏でて頂き、 自然の風や薪の音、虫の声の中、打ちて響き、吹いて響く… 生で人が奏でる音の魅力、極限にシンプルでありながら、力強い音、この世と異界をつなぐ、その音は、 自然と対峙する圧倒的な演奏者の磨かれた体幹と精神があってこそ、 幽玄を現させる事ができるのだと感じました。
今回の仙台版の音楽は、電子音響音楽の奇才、種子田郷さん。彼との出会いは、2002年頃。 自然に対しての畏怖の念と敬愛の心から生まれる彼の音楽は、 極限にまで繊細な感受性が感知する音を、最先端音響システムで、空間に実在させる。 ラップトップ生演奏で紡ぎ出される音楽もやはり、楽器演奏としての強く繊細な体幹ががあって初めてできることであるのは言うまでもありません。 音と向き合うことは、世界と向き合うことでもある。 耳を澄ますことは、世界を見ること。 彼の音はそれを教えてくれました。
この二つの「Shakkyou」は、弐にして壱の、 私にとって、合掌する右手と左手 胎蔵界と金剛界、 二つで一つの「Shakkyou」となりました。
この能舞台に描かれた松の木は、津村禮次郎さんが、30年前に描いた松の木です。 その舞台が、こうして、復興され、守られ、新しい創作、発表の場として生まれ変わりました。 その舞台の開館記念公演で、津村先生と踊れたことは、本当に光栄なことです。 心から感謝致します。】
◎「石橋+Shakkyou」@ 佐渡島
初日 椎崎諏訪神社
二日目 相川春日神社能舞台
◎「石橋+Shakkyou」@ 仙台 能BOX
公演情報
前日
本番
津村禮次郎×森山開次「石橋+Shakkyou」ロシアツアー
第一部 能「石橋」
出演:津村禮次郎
第二部 ダンス「Shakkyou」
出演:森山開次、津村禮次郎
和太鼓:佐藤健作
電子音響音楽:種子田郷
森山開次衣装:大脇幹裕
テクニカルディレクター:川口眞人(レイヨンヴェール)
照明:櫛田晃代
制作:橋爪南海子(オフィスルゥ)
主催:国際交流基金
TEL:626-55-83, 626-55-85
3月20日(火) 19時開演
会場:サンクトペテルブルク 俳優の家 大ホール
3月22日(木),23日(金) 両日とも19時半開演
会場:モスクワ マールイ劇場小ホール
森山開次さんのメッセージです。
2012/03/17 ロシアに出発
【いよいよ明日ロシアに発ちます。上演する演目は、『Shakkyou』能石橋から着想を得た作品です。佐渡、仙台とそれぞれのバージョンで上演してきましたこの作品。今回もまた、ロシアバージョン。音楽は、佐渡版の佐藤健作さんの和太鼓の音楽と、仙台版の種子田郷さんの音楽とが、融合します。モスクワとサンクトペテルブルグ。どんな所だろうか。心が高鳴る。】
2011/10/17 仙台 Shakkyou
【10月15日、仙台に新しく開館した、能BOXで、津村禮次郎×森山開次「石橋+Shakkyou」が上演されました。 この公演は、開館記念公演として、上演されましたが、この公演も、東日本大震災の影響で、延期しておりましたが、皆様の尽力があり、このたび無事に上演する事ができました。 ご来場くださいました皆様、そして、関係者の皆様、本当にありがとうございました。
能の「石橋」と創作ダンスの「Shakkyou」 今年の夏の佐渡の薪能でも上演いたしましたが、今回の仙台版、Shakkyouは、音楽と衣装を変えて、全く違う作品となりました。
佐渡版のShakkyouでは、和太鼓奏者の佐藤健作さんと、能管の松田弘之さんに音楽を奏でて頂き、 自然の風や薪の音、虫の声の中、打ちて響き、吹いて響く… 生で人が奏でる音の魅力、極限にシンプルでありながら、力強い音、この世と異界をつなぐ、その音は、 自然と対峙する圧倒的な演奏者の磨かれた体幹と精神があってこそ、 幽玄を現させる事ができるのだと感じました。
今回の仙台版の音楽は、電子音響音楽の奇才、種子田郷さん。彼との出会いは、2002年頃。 自然に対しての畏怖の念と敬愛の心から生まれる彼の音楽は、 極限にまで繊細な感受性が感知する音を、最先端音響システムで、空間に実在させる。 ラップトップ生演奏で紡ぎ出される音楽もやはり、楽器演奏としての強く繊細な体幹ががあって初めてできることであるのは言うまでもありません。 音と向き合うことは、世界と向き合うことでもある。 耳を澄ますことは、世界を見ること。 彼の音はそれを教えてくれました。
この二つの「Shakkyou」は、弐にして壱の、 私にとって、合掌する右手と左手 胎蔵界と金剛界、 二つで一つの「Shakkyou」となりました。
この能舞台に描かれた松の木は、津村禮次郎さんが、30年前に描いた松の木です。 その舞台が、こうして、復興され、守られ、新しい創作、発表の場として生まれ変わりました。 その舞台の開館記念公演で、津村先生と踊れたことは、本当に光栄なことです。 心から感謝致します。】
◎「石橋+Shakkyou」@ 佐渡島
初日 椎崎諏訪神社
二日目 相川春日神社能舞台
◎「石橋+Shakkyou」@ 仙台 能BOX
公演情報
前日
本番